レジーナ・チェリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

レジーナ・チェリ (Regina coeli) は、キリスト教聖歌アンティフォナカトリック教会における伝統的な聖母賛歌の一つでもあり、日本のカトリック教会では「天の元后、喜びたまえ」の名で親しまれてきた。

西方教会のうち、カトリック教会における聖務日課の「終課」で歌われる、聖母マリアのための4つのアンティフォナの一つである。プロテスタントや、東方教会正教会東方諸教会)においては用いられない。

テキスト[編集]

ラテン語[編集]

Regina coeli laetare, alleluia:
quia quem meruisti portare, alleluia:
resurrexit, sicut dixit, alleluia:
ora pro nobis deum, alleluia.

日本語訳[編集]

天の元后、喜びたまえ、アレルヤ
あなたにやどられたかたは、アレルヤ。
仰せのように復活された、アレルヤ。
われらのために祈りたまえ、アレルヤ。

聖母マリアのための4つのアンティフォナ[編集]

関連項目[編集]