レイフ・セーゲルスタム

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レイフ・セーゲルスタム
Leif Segerstam
Leif Segerstam.jpg
基本情報
生誕 (1944-03-02) 1944年3月2日(74歳)
出身地  フィンランド
ヴァーサ州 ヴァーサ
学歴 シベリウス音楽院
ジュリアード音楽院
ジャンル クラシック音楽
現代音楽
職業 指揮者
作曲家

レイフ・セーゲルスタムLeif Segerstam, 1944年3月2日 - )は、フィンランドの指揮者[1][2]、作曲家。ヴァーサ出身(母語はスウェーデン語)。

経歴[編集]

シベリウス音楽院ニューヨークジュリアード音楽院で学ぶ。ウィーン国立歌劇場などでヨーロッパ各地で指揮者を務める傍ら、ドイツラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団などの常任指揮者を長く務め、作曲家として数々の作品を発表している。特に交響曲は、委嘱無しで自主的に作曲しているにもかかわらずハイドンを超える超多作ぶりで、300曲以上に達している。委嘱はないものの、彼が客演すると自作の交響曲が演奏されることがある。指揮者のいない空間を作り、コンマスに指揮台に上がらせ、自らオーケストラピアノを弾くための作曲である、とされている。それらの交響曲の上演は多数Youtube他の動画投稿サイトに投稿されている。

シベリウスなど北欧物のほか、マーラーベルクなどの現代音楽ワーグナープッチーニなどのイタリア物のオペラなど幅広いレパートリーを誇り、自作を含む数々のレコーディングも行っている。

故国の往年の指揮の名教授ヨルマ・パヌラを継いでシベリウス音楽院の指揮科の教授でもある。1995年から2007年までヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督も務めた(2013年現在は同管名誉客演指揮者)。

作品[編集]

作風[編集]

多数の交響曲[4]については当初はインク書きですべてのパートは判読可能な程度に記譜されていたものの、近年の作曲はすべて鉛筆の判読困難な書きつけで、自由な不確定性が達成されているオープンスコアである。不確定性があっても、全体の和声や旋律が大きく上演のたびに変わってしまうということはなく、ピアノの前に座っているセーゲルスタム本人あるいはコンマスが指示を出して次のセクションへ移行する。管弦打が自由に打ち鳴らされるものの、通常の奏法が多用されるためたとえ音量が大きくなろうと、騒音主義的ではまったくない。その演奏の実態はYoutubeに投稿されている多数の動画で参照されたい。編成は2222-4331-1 timp. 3 perc. -2hrp-2pno-strが多く用いられている。楽譜の多くはスタンプで一部が隠されたPDFのみフリーダウンロードで、私的な印刷、閲覧および研究のみ可能である。上演には必ずフィンランド音楽情報センターへの許可が必要。

主な門下生[編集]

プライベート[編集]

2回結婚し、5人の子供をもうけた(最後は55歳の時の子供)が、すでに離婚した[5]

脚注[編集]

  1. ^ Hillila, Ruth-Esther; Hong, Barbara Blanchard (1997). Historical Dictionary of the Music and Musicians of Finland. Greenwood Publishing Group. pp. 368–369.
  2. ^ Segerstam, Leif”. www.uppslagsverket.fi. 2018年12月15日閲覧。
  3. ^ Sinfonia piccola No. 327”. core.musicfinland.fi. 2018年12月15日閲覧。
  4. ^ Leif Segerstam: weird and wonderful symphonic master”. www.theguardian.com. 2018年12月15日閲覧。
  5. ^ Leif Segerstam: avioero!”. www.iltasanomat.fi. 2018年12月15日閲覧。

外部リンク[編集]

先代:
ミラン・ホルヴァート
オーストリア放送交響楽団首席指揮者
1975年 - 1982年
次代:
ローター・ツァグロセク
先代:
クリストフ・エッシェンバッハ
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者
1983年 - 1989年
次代:
ベルンハルト・クレー
先代:
オッコ・カム
フィンランド国立歌劇場音楽監督
2000年 - 2003年
次代:
ムハイ・タン