ルビーパーティー

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ルビーパーティーブランド
Ruby Party
種類 ブランド別組織
設立 1990年代[1]
業種 情報・通信業
事業内容 家庭用ゲームソフトの企画・開発・販売
スマートフォンゲームの企画・開発・運営
関連グッズ・音楽CDの制作
イベントの企画・運営
代表者 ブランド長 襟川芽衣
副ブランド長 小川亨[2]
所有者 株式会社コーエーテクモゲームス エンタテインメント事業部
外部リンク http://www.gamecity.ne.jp/neoromance/
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ルビーパーティー (Ruby Party) は、コーエーテクモゲームス(旧光栄)の乙女ゲームネオロマンスシリーズ」の制作チーム。関連書籍でも原作者としてクレジットされている。表記ゆれがあり「ルビー・パーティー」と中黒が入って表記されることもある。

名前の由来は、宝石の女王とされ情熱や純愛を表す「ルビー」を女性の象徴として選び、仲間を意味する「パーティー」を加えたもの[3]

歴史[編集]

1980年代のコンピュータゲームのユーザーには男性が多かったが、当時、光栄の専務だった襟川恵子が女性向けのゲームがあってもいいのではないかと考えたことからこのチームを発足させた[4]。1980年代には戦争を題材にしたゲームや、アクションゲームシューティングゲームが多く女性向けのゲームは皆無だった。しかし、人類の半分は女性なのだから、女性向けのゲームを作ればきっと女性ファンが生まれると襟川は考えた。

当初は女性スタッフは1人しかいなかったが、徐々に女性の採用数を増やしていった。女性の中にゲーム制作者は少なく経験を積むのに時間がかかり、またゲーム制作のスキルを得たスタッフが結婚して退職するなどでチームとして発足するには時間がかかった。しかし、襟川は諦めず10年をかけてルビーパーティーを結成し、1994年に第1作の『アンジェリーク』を完成させた[1]

『アンジェリーク』第1作はスーパーファミコンでの発売だったため、台詞はテキストのみでキャラクターに音声などは入っていなかったものの、ドラマCDもゲームとほぼ同時に発売された。女性向けゲームは男性向けのゲームに比べ市場が小さいことが予想されたため、様々なメディアで展開することで、女性向けのゲームがあることを周知するための企画だった。また、ゲームでは表現しきれない部分を補完する役割もあった。

このほか声優を起用したイベントも企画しており、こうしたメディアミックス展開は女性向けゲームとしては定番となった。 また、続編で声優入れ替えをすることが多い他社と違い、基本的に前作の声優が続投して起用されている。

2000年には『遙かなる時空の中で』、2003年には『金色のコルダ』と作品を発売し、いずれもシリーズ化されている。また『進撃の巨人』といった乙女ゲーム以外のジャンルのゲームも制作している。

その後は『アンジェリーク』が好きでゲーム業界を志望したというファンもスタッフに応募してくるようになった。スタッフには女性が多いが、いつも華やいだ雰囲気というわけではなく、時にはサバサバとした戦場のような雰囲気になることもあるとのこと。

2016年4月1日にメディア事業部がエンタテインメント事業部内のブランド別組織「ルビーパーティーブランド」となり、ブランド長には襟川の長女である襟川芽衣が就任した[5]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]