ルイス・ガースナー
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ルイス・ガースナー | |
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1995年頃 | |
生誕 |
1942年3月1日(82歳) ニューヨーク州ミネオラ |
出身校 | ダートマス大学工学部卒業 |
職業 |
アメリカン・エキスプレス元会長兼CEO RJRナビスコ元会長兼CEO IBM元会長兼CEO カーライル・グループ会長 |
配偶者 | あり |
子供 | あり |
ルイス・ガースナー(Louis V. Gerstner, Jr. 1942年3月1日 - )は、アメリカン・エキスプレス会長兼最高経営責任者(CEO)、RJRナビスコ会長兼最高経営責任者(CEO)、IBM会長兼最高経営責任者(CEO)、カーライル・グループ会長を歴任したアメリカを代表する経営者の1人である。
経歴
[編集]ニューヨーク州ミネオラ出身。1963年、ダートマス大学工学部を卒業後、1965年、ハーバード大学ビジネス・スクールにて経営学修士(MBA)を取得し、米国マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。その後、アメリカン・エキスプレス、RJRナビスコ会長兼最高経営責任者(CEO)を歴任し、1993年4月、IBM初となる外部招請の会長兼最高経営責任者(CEO)に就任した。1991年28億ドルに上る創業初の赤字を計上し、1993年までの3年間で累積赤字総額150億ドルに陥ったIBMを経営再建し、ネットワーク・コンピューティング(1995年)、e-ビジネス(1997年)を提唱した。2002年3月に最高経営責任者(CEO)を退任、同年12月に会長職を退任した。2003年1月からは、カーライル・グループ会長に就任し、2008年9月まで同職を務めた。
略歴
[編集]- 1942年3月 - ニューヨーク州ミネオラに生まれる
- 1956年 - ミネオラにあるシャミネード高等学校に入学
- 1963年9月 - ダートマス大学工学部卒業
- 1965年6月 - ハーバード大学ビジネス・スクールにて経営学修士(MBA)を取得後、米国マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社
- 1985年 - アメリカン・エキスプレス会長兼最高経営責任者(CEO)に就任
- 1989年3月 - アメリカン・エキスプレス会長兼最高経営責任者(CEO)を退任
- 1989年4月 - RJRナビスコ会長兼最高経営責任者(CEO)に就任
- 1993年3月 - RJRナビスコ会長兼最高経営責任者(CEO)を退任
- 1993年4月 - IBM会長兼最高経営責任者(CEO)に就任
- 2002年3月 - IBM最高経営責任者(CEO)を退任
- 2002年11月 - 日本経済新聞「私の履歴書」に連載される(11月1日~30日連載)[1]
- 2002年12月 - IBM会長職を退任
- 2003年1月 - カーライル・グループ会長に就任
- 2008年9月 - カーライル・グループ会長を退任
著作
[編集]- Louis V. Gerstner,Jr. (翻訳:山岡 洋一、高遠 裕子)『巨象も踊る』日本経済新聞社、2002年12月2日。ISBN 4-532-31023-7。
脚注
[編集]- ^ 日本経済新聞. “私の履歴書 since1956”. 2011年11月11日閲覧。
参考文献
[編集]- Louis V. Gerstner,Jr. (翻訳:山岡洋一、高遠裕子)『巨象も踊る』日本経済新聞社、2002年12月2日。ISBN 4-532-31023-7。
- 『日本経済新聞 - 私の履歴書』日本経済新聞社、2002年11月。
- Doug Garr (翻訳:渡会圭子)『IBMガースナーの大変革 - こうして巨象は甦った』徳間書店、2000年6月。ISBN 4-198-61199-8。