リテラル

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リテラル: literal)は、「文字どおり」「字義どおり」を意味する語で、letter と同じくラテン語littera文字)に由来する。数理論理学とコンピュータプログラミングで異なる意味の学術用語として使われる。

数理論理学[編集]

リテラルとは、数理論理学において、原子論理式あるいは原子論理式の否定のこと。

基礎リテラルとは、リテラルのうち、変数を含んでいないものを指す。

共通な変数を持たない2つの節に対して、節のそれぞれのリテラルで使って再汎単一化要素をもち、二次元導出系 (: binary resolvant) を作る場合に導出に使われたリテラル (: literal resolved upon) と呼ぶ。共通の変数を含まない2つの節で、推論した節の二次元等号調整系 (: binary paramodulant) を作ったとき、等号調整に使われたリテラル (: literal paramodulated upon) という。

コンピュータプログラミング[編集]

コンピュータプログラミングにおいてリテラルは、ソースコード内にを直接表記したものをいう。数値文字列関数などさまざまなのものが存在し、それぞれの表記方法も言語によって異なる。即値ともいう。

レキシカルな識別が容易であることが多いので、シンタックスハイライトではたいてい色分けされる。

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下のコードで、7や"hello"がリテラルである。

int x = 7;
string s = "hello";

参考文献[編集]

  • コンピュータ定理の証明、日本コンピュータ協会、Chin-Liang Chang, Richard Char-Tung Lee

関連項目[編集]