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リカルド・ロペス

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はロペス第二姓(母方の)はナバです。
リカルド・ロペス
基本情報
本名 リカルド・ロペス・ナバ[1]
通称 FinitoまたはEl Finto[1][2]
階級 当初ミニマム級、最後の3年間のみライトフライ級[1][3]
身長 170.18cm(5フィート7インチ)[3]
国籍 メキシコの旗 メキシコ
誕生日 (1966-07-25) 1966年7月25日(51歳)[1]
出身地 モレロス州クエルナバカ[1]
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 52[1]
勝ち 51[3]
KO勝ち 37[4]
敗け 0[4]
引き分け 1[1]
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リカルド・ロペスRicardo López1966年7月25日 - )はメキシコ出身の元プロボクサー[1][4]。ニックネームは "Finto"または"El Finto"[1][4]。フルネームはリカルド・ロペス・ナバ (Ricardo López Nava)[1]。2002年に36歳で引退するまでの全キャリアのうち、最後の3年間のみライトフライ級、それまでは全てミニマム級で戦った[3]

功績

WBCWBAWBOの3つのボクシング世界団体のミニマム級世界王座を獲得した[1][4]。また後に階級を移動し、IBF世界ライトフライ級でも世界王者となり2階級を制覇している[1][4][5]。また世界王座を11年間に渡り維持し、合計26回の王座防衛戦を戦った[5]

生涯プロ全戦績52戦のうち、引き分け1戦を除く全戦で不敗のまま引退した[1][4]。これは「36歳時点でプロボクサーキャリア17年のうち50勝1引き分け不敗の戦績」としてギネスブックに登録されている[5]

2002年12月2日発表の引退試合を報じたイギリスBBCニュースでは「完璧な技術を持つファイター (technically perfect fighter)」「ボクシングの天才 (boxing genius)」と絶賛されている[3]

2007年6月7日にはアメリカ合衆国ニューヨークにある国際ボクシング名誉の殿堂博物館にて殿堂入りした[1]

戦績

ロペスのアマチュア戦績は9歳のときに始まり、アマチュア戦績全勝を経て1985年1月18日、20歳のときにプロデビューし、メキシコのモレロス州クエルナバカロヘリオ・ヘルナンデスと戦い3ラウンドでノックアウト勝利した[1]

1990年10月25日、ロペスはWBC世界ミニマム級王者であった日本大橋秀行に挑戦するために来日し、東京都で行われた王座獲得戦の結果、は4ラウンドにロペスが大橋をTKOで勝利[4]し、ロペスが世界王者となった[1]。ロペスはその後この王座を21回防衛した[1][4]

ロペスはこの頃までに両腕の腱と眉の周りを負傷しており、1995年にこれらの治療を行っている[5]

1998年3月7日、全戦績中唯一の引き分け相手であるニカラグアロセンド・アルバレスと戦い、このときはロペスの頭部の負傷によりテクニカル・ドローの判断が下され[3]引き分けとなった[4][5]。アルバレスとはその8か月後に再戦し勝利している[4]。引退に際してロペスはこの戦いを振り返り、「私の全戦績中最も困難な戦いはニカラグアのロセンド・アルバレスとのWBA王座決定戦だった ("One of my hardest fights was against WBA champion Rosendo Alvarez of Nicaragua.")」と語っている[5]

1999年にロペスはライトフライ級に移籍した[1][5]。これによりWBCはロペスのWBC世界ミニマム級王座を剥奪した[1]

1999年10月2日、当時IBFライトフライ級世界王者の座にあったアメリカ合衆国のウィル・グリッグスピーに挑戦し、12ラウンドで勝利しWBC世界ミニマム級に続く2階級での世界王者となった[4]

引退後

ロペスの引退発表はWBC世界ミニマム級王座獲得の12周年となる2002年10月25日に行われた[4][5]。アマチュア時代、プロ時代を合わせたボクシングキャリアは合計で26年に及ぶ[5]。引退時点での年齢は36歳だった[3]

現役引退後は2007年時点ではメキシコに在住しており[4]、メキシコおよびスペイン語圏最大のテレビネットワークであるテレビサにボクシング評論家として勤めている[6]

2005年9月12日発表の、イギリスのBBCニュース集計による読者投票のランキング「あなたのパウンド・フォー・パウンドリスト (Your pound-for-pound lists)」では10位にランクインした[7]

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s Official.
  2. ^ "Finito" López, un ejemplo de vida... y de deportista. pids.com.mx. July 25, 2011
  3. ^ a b c d e f g Farewell to a boxing genius”. BBCニュース (2002年12月2日). 2016年12月14日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n ibhof.
  5. ^ a b c d e f g h i Final year for 'Finito'” ((英語)). BBCニュース (2002年2月23日). 2016年12月14日閲覧。
  6. ^ Por José Rodolfo Castro (2009年2月2日). “Finito López: no todo es salvajismo en el boxeo”. notifight.com. 2016年12月13日閲覧。
  7. ^ Your pound-for-pound lists”. BBCニュース (2005年9月12日). 2016年12月14日閲覧。

参考文献

外部リンク

前王者
大橋秀行
WBC世界ミニマム級王者

1990年10月25日 - 1999年9月29日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
ワンディー・シンワンチャー
前王者
アレックス・サンチェス
WBO世界ミニマム級王者

1997年8月23日 - 1997年3月7日(返上)

空位
次タイトル獲得者
エリック・ハミリ
空位
前タイトル保持者
ロセンド・アルバレス
WBA世界ミニマム級王者

1998年11月13日 - 1998年(返上)

空位
次タイトル獲得者
ノエル・アランブレット
前王者
ウィル・グリッグスピー
IBF世界ライトフライ級王者

1999年10月2日 - 2002年(返上)

空位
次タイトル獲得者
ホセ・ビクトル・ブルゴス