リアデイルの大地にて

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リアデイルの大地にて
ジャンル 異世界ファンタジーなろう系[1]
小説
著者 Ceez
イラスト てんまそ
出版社 KADOKAWA
掲載サイト 小説家になろう
レーベル ファミ通文庫 B6判
連載期間 2010年11月24日 - 2012年12月9日
刊行期間 2019年1月30日 -
巻数 既刊7巻(2021年8月現在)
漫画
原作・原案など Ceez(原作)
てんま(キャラクター原案)
作画 月見だしお
出版社 KADOKAWA
掲載サイト WEBデンプレコミック
レーベル 電撃コミックスNEXT
発表期間 2019年7月26日 -
巻数 既刊3巻(2021年4月現在)
その他 構成:涼風涼
アニメ
原作 Ceez
監督 柳瀬雄之
シリーズ構成 筆安一幸
脚本 筆安一幸
キャラクターデザイン 舛舘俊秀、小島えり、出口花穂
アニメーション制作 MAHO FILM
放送局 未定
発表期間 2022年1月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル ライトノベル漫画アニメ

リアデイルの大地にて』(リアデイルのだいちにて)は、Ceezによる日本ライトノベル小説家になろうにて2010年11月から2012年12月まで連載された。Web版の続編として『砂塵の向こう側にて』(小説家になろうで連載)、『リアデイルの大地より』(カクヨムで連載)の2作品がある。その後、単行本がファミ通文庫KADOKAWA)よりB6判のサイズで2019年1月から刊行された。イラストてんまそが担当している。

メディアミックスとして、月見だしおによる漫画版が『WEBデンプレコミック』にて2019年7月から連載中[2]。また、2021年2月にはアニメ化が発表された[3]

あらすじ[編集]

事故で半身不随となり、病室で寝たきりとなっていた少女各務桂菜は、VRMMORPGリアデイルの中で遊ぶ日々を過ごしていた。しかしある時目を覚ますと、そこは自分が知っているリアデイルから200年が経過した世界で、さらに自身はリアデイルでのアバターであるケーナとなっていた。ログアウトも運営への連絡もできないまま混乱するケーナは、病院が停電になったことによって生命維持装置が停止し、桂菜の肉体が死亡したという事実をサポートAIから知らされる。

登場人物[編集]

声の項はテレビアニメ版の声優。

主人公[編集]

ケーナ(各務桂菜)
声 - 幸村恵理[4]
主人公。元々はVRMMO「リアデイル」の中のキャラクターで、同ゲームの全スキルを習得した「スキルマスター」の一人。ゲーム内のレベルも通常の限界である1000を超え、転生時点で1100に達している(限界突破者)。フェルスケイロ公国の「辺境の村」近くにある、通称「銀の塔」の持ち主。ゲーム内での種族はハイエルフ族(エルフ族の上位種族のため、事実上王族扱いされる)。「銀環の魔女」という二つ名も持つが、悪名なので気に入っていない。上位プレイヤーとしては「くりーむちーず」というギルドに所属していた。
リアルでは過去の事故によって寝たきりな上、生命維持されない状態では生きていけない身体だった。自らが遊んでいたゲームの時代から200年が経過した世界で目覚める(子供たちの認識では「200年間塔に引きこもっていた」ことになっている)。転生したものの特にやることもないため、他のスキルマスター達(ゲーム時代の仲間でもある)の痕跡をたどるべく各地を巡る旅に出るが、その旅先でいろいろな騒動に巻き込まれる。

ケーナの関係者[編集]

キー
ケーナのサポートAI。元々は寝たきりのケーナの周囲のシステム管理を行う目的で用意された。
オプス / オペケッテンシュルトハイマー・クロステットボンバー
魔人族の男性。「リアデイル」におけるケーナの仲間の一人で、ケーナと同じくスキルマスターかつ限界突破者。本来の名前はクソ長いためその名前で呼ばれることはまずない。性格は傲慢勝つ尊大。「リアデイルの孔明」と呼ばれる戦略家だが、あまりにも嫌らしい戦略で泣かされたプレイヤーの多くからは嫌われている。
第6巻で明らかになったことだが、リアルの性別は「女性」でリアデイルのゲーム開発者。
スカルゴ
声 - 小野大輔[4]
エルフ族の男性。ケーナが「リアデイル」内の通称「里子システム」で作り出したサブキャラ。通常はケーナの長男扱い。フェルスケイロ公国の大司祭を務めている。なぜか極度のマザコンに育ってしまい、母親至上主義な発言や行動を連発してはケーナに叱られる展開となる事が多い。ゲーム時代はネタ扱いだった“使い手の心理状態を表現する”というエクストラ・スキル「薔薇は美しく散る(オスカル)」を使いこなしており、演出が過剰気味。
なお名前の由来はカタツムリから(カータツ・マイマイも同様)。
マイマイ
声 - 名塚佳織[4]
エルフ族の女性。同じく「里子システム」で作られたサブキャラの一人で、ケーナの長女扱い。フェルスケイロ公国の王立学院の校長を務める。既婚者だが、現在の夫・ロプスの前にも隣国ヘルシュペルの商人・サカイ氏(故人)と結婚しており、子(ケーナにとっては孫)のケイリックやケイリナ、ケイリックの息子である孫(ケーナにとっては曾孫)のイヅークがいる。
スカルゴほどではないが、ケーナに甘えるのが大好き。スカルゴが暴走した際には実力行使で止めているが、結界を張っているとはいえ遠慮なしに魔法を使う喧嘩をしていたのでケーナに叱られた。
カータツ
声 - 杉田智和[4]
ドワーフ族の男性。同じく「里子システム」で作られたサブキャラの一人で、ケーナの次男扱い。フェルスケイロ公国の王都に工房を構えている。ケーナの3人の子供の中では一番会いに行きやすい立場のため、ケーナが王都を訪れるとまずカータツの下を訪ねる事が多い。また3人の中では一番の常識人。生産特化のスキルもちだが、スキルの習得が困難になった時代に合わせて生産技術体系を構築している。
ロプス・ハーヴェイ
男性。マイマイの夫で王立学院錬金学科の教授。一応貴族で、実家の男爵家はケーナが本拠地とした辺境の村周辺の土地の領主。
ルカ
クー
ロクシリウス、ロクシーヌ
サイレン

リアデイルの住人[編集]

マレール、リット、ルイネ
辺境の村で宿屋を営む女将とその娘たち。
エーリネ
コボルトの男性。キャラバンを率いて各地を巡る商人。辺境の村でケーナと知り合うが、能力の高さに反して常識を知らなすぎるケーナに貨幣の価値や一般的な相場を教える。
アービタ
冒険者の男性。「炎の槍傭兵団」の団長。実は元フェルスケイロ騎士団の団長。
ミミリイ
人魚族の女性。元は海に住んでいたが、ある日目の前に現れた「黒い穴」に吸い込まれて地下水脈に迷い込んだ。辛うじて獲れる魚で食いつないでいたが、寂しさを紛らわそうと歌った歌声が反響して村に不気味な唸り声として響いていた。ケーナによって保護されて村に作った共同浴場と洗濯場の管理をすることとなる。

元プレイヤー[編集]

シャイニングセイバー
竜人族の男性。フェルスケイロ公国騎士団長。性格は朴念仁気味で、さほど意識せずケーナを馬上で膝に乗せたりしたことから、部下たちに「団長にも春が来た?」と誤解されている。
コーラル
冒険者の男性。こちらに来て既に10年ほど経過していて「凱旋の鎧」というパーティに所属している。
エクシズ
竜人族。アバター名が「Xxxxxxxxxxxx」となっており、エックスズを略してエクシズと呼ばれている。ゲーム時代はエルフ族の「タルタロス」というアバターで活動しており、ケーナやオプスとはギルメンだったが「タルタルソース」や「樽タロス」などと呼ばれていた。
クオルケ
冒険者の女性。エクシズと共に行動している。実はリアルの性別は男性であり、アバターの性別が現実になってしまった人。自分の身体にようやく馴れたという状態で、他の女性の裸となると意識してテンパった末に目を回して気絶してしまう。
コイローグ
魔人族の男性。ヘルシュペルで盗賊団の頭目として荒らしまわっていた。見た目は青年だが、実年齢は未成年だったようでゲームの延長として行動していた所をケーナに叩きのめされる。ケーナにステータスを封じられて騎士団に捕らえられる。死刑になって当然の行いをしていたことに落ち込んでいたが、高レベルゆえの基礎HPの高さゆえに処刑することも出来ず鉱山送りになっていた。ケイリナによってヘルシュペル騎士団にスカウトされ、ケーナに嵌められていた「隷属の首輪」を外される。プレイヤースキルは低く、実力の割に身体の使い方が拙すぎるとケイリナからは評されている。

既刊一覧[編集]

小説[編集]

  • Ceez(著)、てんまそ(イラスト) 『リアデイルの大地にて』 KADOKAWAファミ通文庫〉、既刊7巻(2021年8月30日現在)
    1. 2019年1月30日発売[5]ISBN 978-4-04-735469-2
    2. 2019年5月30日発売[6]ISBN 978-4-04-735640-5
    3. 2019年10月30日発売[7]ISBN 978-4-04-735802-7
    4. 2020年3月30日発売[8]ISBN 978-4-04-736050-1
    5. 2020年8月28日発売[9]ISBN 978-4-04-736220-8
    6. 2021年2月27日発売[10]ISBN 978-4-04-736509-4
    7. 2021年8月30日発売[11]ISBN 978-4-04-736702-9

漫画[編集]

評価[編集]

小説家になろう』での連載中は年間ランキングにおいて2年連続トップ5にランクインする評判を獲得した。書籍販売後は、2020年3月に『ラノベ好き書店員大賞2020』の単行本部門で第1位となったほか[15]、同年8月にシリーズ累計発行部数が15万部を突破した[16]

テレビアニメ[編集]

2022年1月から放送予定[4]

スタッフ[編集]

  • 原作 - Ceez[17]
  • 監督 - 柳瀬雄之[17]
  • シリーズ構成・脚本 - 筆安一幸[17]
  • キャラクターデザイン - 舛舘俊秀、小島えり、出口花穂[17]
  • アニメーション制作 - MAHO FILM[17]

出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ “リアデイルの大地にて:“なろう系”ラノベがアニメ化 少女がエルフに転生”. まんたんウェブ. (2021年2月22日). https://mantan-web.jp/article/20210222dog00m200011000c.html 2021年3月12日閲覧。 
  2. ^ FB_twiの2019年7月26日のツイートのツイート2021年2月22日閲覧。
  3. ^ 「リアデイルの大地にて」アニメ化!プレイしていたゲームの200年後に転生”. コミックナタリー (2021年2月22日). 2021年2月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e 「リアデイルの大地にて」放送は来年1月!ケーナ役は幸村恵理、PVと新KV公開”. コミックナタリー (2021年8月8日). 2021年8月8日閲覧。
  5. ^ リアデイルの大地にて Ceez:ライトノベル”. KADOKAWA. 2021年2月22日閲覧。
  6. ^ リアデイルの大地にて2 Ceez:ライトノベル”. KADOKAWA. 2021年2月22日閲覧。
  7. ^ リアデイルの大地にて3 Ceez:ライトノベル”. KADOKAWA. 2021年2月22日閲覧。
  8. ^ リアデイルの大地にて4 Ceez:ライトノベル”. KADOKAWA. 2021年2月22日閲覧。
  9. ^ リアデイルの大地にて5 Ceez:ライトノベル”. KADOKAWA. 2021年2月22日閲覧。
  10. ^ リアデイルの大地にて6 Ceez:ライトノベル”. KADOKAWA. 2021年2月27日閲覧。
  11. ^ リアデイルの大地にて7 Ceez:ライトノベル”. KADOKAWA. 2021年8月30日閲覧。
  12. ^ リアデイルの大地にて 1 月見だしお:コミック”. KADOKAWA. 2021年2月22日閲覧。
  13. ^ リアデイルの大地にて 2 月見だしお:コミック”. KADOKAWA. 2021年2月22日閲覧。
  14. ^ リアデイルの大地にて 3 月見だしお:コミック”. KADOKAWA. 2021年4月26日閲覧。
  15. ^ ラノベ好き書店員大賞2020:文庫部門『探偵はもう、死んでいる。』、単行本部門『リアデイルの大地にて』『Unnamed Memory』が第1位に輝く”. ラノベニュースオンライン (2020年3月14日). 2021年2月22日閲覧。
  16. ^ FB_twiの2020年8月3日のツイートのツイート2021年2月22日閲覧。
  17. ^ a b c d e 「リアデイルの大地にて」監督は柳瀬雄之、アニメーション制作はMAHO FILM”. コミックナタリー (2021年3月5日). 2021年3月5日閲覧。

外部リンク[編集]