ラ・グアイラ
ラ・グアイラ | |||
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座標:北緯10度36分0秒 西経66度55分59秒 / 北緯10.60000度 西経66.93306度 | |||
国 |
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州 |
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建設 | 1555年 | ||
政府 | |||
• 知事 | アレクシス・ホセ・トレド・カストロ | ||
人口 | |||
• 都市圏 | 270,792人 | ||
等時帯 | UTC−4 (VET) | ||
郵便番号 |
1160 | ||
市外局番 | +58 212 | ||
住民の呼称 | Guairno | ||
気候 | BSh |
ラ・グアイラ(La Guaira (スペイン語: [la ˈɣwajɾa] ( 音声ファイル)))は、ベネズエラ中北部、バルガス州バルガス市にある港湾都市で、同州の州都である。スペイン植民地時代からカラカスの外港として発展した。
スペイン人が南アメリカに到達したころ、今のラ・グアイラにはウアイラというインディオの集落があった。1589年にスペイン人のディエゴ・デ・オソリオがサン・ペドロ・デ・ラ・グアイラ (San Pedro de La Guaira) の名で町を建設した。カラカスから約30キロメートルの位置にあり、カラカスの発展とともにラ・グアイラの重要性も増した。
カラカスとの間にはアビラ山が聳え立つ。古くはスペイン人王道という山越えの道が用いられ、後にタカグア沢の谷を回るカラカス=ラ・グアイラ街道がつけられた。高架とトンネルを多用するカラカス=ラ・グアイラ自動車道が現在の幹線道路である。19世紀に鉄道が敷かれたこともあったが、今は廃止されて存在しない。