ランフランコ

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ランフランコ
ランフランコ(左の人物)
生誕 11世紀
コモ
死没 12世紀
国籍 神聖ローマ帝国の旗 神聖ローマ帝国
職業 建築家
建築物 モデナ大聖堂

ランフランコイタリア語: Lanfranco)は、イタリアの建築家11世紀から12世紀にかけて活躍した。

経歴[編集]

ランフランコは1099年から1110年まで、モデナを中心に活動していた。彼の作品として唯一知られているのがモデナ大聖堂である。彼の仕事の記録は、早くて13世紀に編纂されたとみられる手稿に記載された。その手稿の中で、ランフランコは「困難な仕事の中での主要な人物であり最高技師である」と評されている[1]

ランフランコの代表作・モデナ大聖堂の碑文には、ラテン語で「独創的かつ博識の有能な指導者であり、師匠であり親方である」と、彼のことが刻まれている[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b Fossi, Gloria, Italian Art: Painting, Sculpture, Architecture from the Origins to the Present Day, p. 32. Giunti, 2000. ISBN 88-09-01771-4