ランズエンド (企業)

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Lands' End
種類
子会社
業種 小売
設立 イリノイ州シカゴ (1963)
創業者 Gary Comer ウィキデータを編集
本社 ウィスコンシン州ドッジヴィル
拠点数
14 (2010)[1]
製品 衣服、カバン、家具
親会社 シアーズ・ホールディングス
ウェブサイト www.landsend.com

ランズエンド(Lands' End)は、米国最大手のカジュアルウェア通販会社。

概要[編集]

ウィスコンシン州ドッジヴィルを本拠とし、販売の大部分はカタログやインターネットによって行われるが、米国中西部地域北部に直営店も展開している。社名の由来は、コーンウォール州の西端に位置する岬のランズ・エンドアポストロフィの位置が違うのは、創業時のミス・タイプが原因で、すでに宣伝パンフが完成しており、創業者がミス・タイプを正式の社名としたためである。

沿革[編集]

1963年に創業者ゲーリー・コマーがイリノイ州シカゴヨット装備品販売会社として設立、大成功を収めたため、一般衣料にも進出し、ウィスコンシン州に移った。1990年代末にインターネット販売も順調に軌道に乗り、販売も拡大した。2002年5月に米国総合小売業4位のシアーズが19億ドルで買収、シアーズ子会社となり、ランズ・エンドのブランドはシアーズの店舗でも販売されている。なお、イギリスドイツ日本にも海外子会社を設立し、英国と日本では直営店も設置している。

主要商品[編集]

主力商品はワイシャツTシャツポロシャツラガーシャツジーパンフリースセータージャケットブレザーほか婦人・子供向け衣料である。ベーシックなカジュアル中心で流行の変化にはそれほど敏感ではない。日本ユニクロは当初ランズ・エンド製品との類似が多かった。

デルタ航空の制服[編集]

2018年5月よりアメリカのデルタ航空は、制服をランズエンド社の製品に切り替えた。しかし切替直後から客室乗務員の一部より声帯機能不全や呼吸困難皮膚の水ぶくれや発疹、目のかすみ、鼻血、耳鳴り、片頭痛、疲労などの症状を訴える声が相次ぎ、会社側の許可を得て別の制服を着用する者もいる。2019年12月には、客室乗務員ら500人あまりがランズエンドを相手取ってアメリカ連邦裁判所に訴訟を起こした。これについてランズエンド側は、問題とされた制服について「厳格な世界基準通り、あるいは基準を上回っている」と回答して対抗している。なお、同社の制服を着用している整備士や手荷物係などからは苦情が少ないとしている[2]

業績[編集]

2003年の売上は約16億ドル(約1,600億円)で、対前年比2%の増加であった。カタログ、インターネット、直営店、シアーズ店舗などの販売チャンネルのうち、カタログ販売が依然大きな比重を占める。

脚注[編集]

  1. ^ 2010 Form 10-K, Sears Holding Company”. United States Securities and Exchange Commission. 2019年1月3日閲覧。
  2. ^ 「制服のせいで健康被害」、乗務員から苦情続出 デルタ航空が交換表明”. CNN (2020年1月31日). 2020年2月2日閲覧。

外部リンク[編集]