ラルストニア属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラルストニア属
分類
ドメイン : 真正細菌 Bacteria
: プロテオバクテリア門
Proteobacteria
: βプロテオバクテリア綱
Beta Proteobacteria
: バークホルデリア目
Burkholderiales
: ラルストニア科
Ralstoniaceae
: ラルストニア属
Ralstonia

ラルストニア属(ラルストニアぞく、Ralstonia)は真正細菌の一属。アメリカ合衆国の細菌学者E. Ralstonにちなんで名づけられた。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者は、ラルストニア属の1種(Ralstonia eutropha H16)[1]を、太陽電池で作った電気を使い、CO2を原料としてイソブタノールを作れるよう遺伝子組み換えで改変した。このプロジェクトはアメリカ合衆国エネルギー省の資金援助で行われ、既存のインフラで輸送燃料としての石油に代わって使用できる高エネルギー密度の「Electrofuel」を作ることを目的とした。[2]

なお、ラルストニア属は14種が知られていたが、現在その多くは近縁のクプリアウィドゥス属(Cupriavidus)に変更されている。ラルストニア属に残っているのは5種のみとなっている。

ゲノミクス[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]