ラリー・ブッカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ムーンドッグ・スポット
プロフィール
リングネーム ムーンドッグ・スポット
ラリー・レイザム
(ラリー・ラザン)
本名 ラリー・ブッカー
ニックネーム 宇宙魔犬
身長 183cm
体重 120kg - 140kg
誕生日 1952年1月6日
死亡日 (2003-11-29) 2003年11月29日(51歳没)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ルイジアナ州の旗 ルイジアナ州
イーストバトンルージュ郡バトンルージュ[1]
デビュー 1976年[2]
テンプレートを表示

ラリー・ブッカーLarry W. Booker1952年1月6日 - 2003年11月29日)は、アメリカ合衆国プロレスラールイジアナ州バトンルージュ出身[1]

ムーンドッグ・スポットMoondog Spot)およびラリー・レイザムLarry Latham)のリングネームで知られ、ヒールタッグプレイヤーとしてWWFやミッドサウス地区で活動した。

来歴[編集]

デビュー後の1970年代後半は、ラリー・レイザムリングネームジョージアアラバマなどのディープサウスを転戦。1979年テネシー地区にてウェイン・ファリスブロンド・ボンバーズThe Blonde Bombers)を結成[2]メンフィスCWAでは、ジェリー・ローラー&ビル・ダンディーリッキー・モートン&ソニー・キングなどのチームとAWA南部タッグ王座を争った[3]1980年6月にはファリス、1981年6月にはカール・ファジーとのコンビで、ラリー・ラザンの表記で国際プロレスへの来日が予定されていたが、直前に中止になっている[4]

1981年5月、ムーンドッグ・スポットを名乗りWWFに登場[5]。過去の犯罪歴のためアメリカで活動できなくなったムーンドッグ・キングの後任として、ムーンドッグ・レックスの新パートナーとなってザ・ムーンドッグスThe Moondogs)に加入し[6]、キングが保持していたWWFタッグ王座を継承した[7]。6月8日にはニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンにて、新日本プロレス藤波辰巳&谷津嘉章の挑戦も受けている[8]

その後もレックスとのムーンドッグスでの活動を続け、ジョージア・チャンピオンシップ・レスリングプエルトリコWWCなど各地を転戦。1983年4月4日には古巣のCWAにて、スティーブ・カーンスタン・レーンファビュラス・ワンズを破りAWA南部タッグ王座を獲得している[3]1984年より揃ってWWFに復帰し、1987年までジョバーを担当。シングルでは1985年11月7日に開催されたWWF初のPPVザ・レスリング・クラシック』に出場、16人参加のワンナイト・トーナメント1回戦でテリー・ファンクからリングアウト勝ちを収めるも、2回戦の準々決勝でジャンクヤード・ドッグに敗退した[9]

WWF離脱後はレックスとのコンビを解消し、ムーンドッグ・スパイク(ビル・スミスソン)を新パートナーにムーンドッグスを再編[10]。1987年10月にはスパイクと共に全日本プロレスに初来日した[11]。シングル戦線でも活動し、メンフィスでは1987年5月から6月にかけてジェフ・ジャレットを相手にCWAヘビー級王座を争い[12]、アラバマでは1988年1月3日にトム・プリチャードからNWAアラバマ・ヘビー級王座を奪取した[13]

1991年からはCWAの後継団体USWAを主戦場とし、スパイク、クジョー(ラニー・キーン)、スプラット(ロバート・ホワイト)、2代目レックス(ネイサン・ランドルフ)、ローバー(ポール・マックナイト)ら歴代のムーンドッグと組み、1996年にかけてUSWA世界タッグ王座を再三獲得[14]。ムーンドッグスのボス的存在となるが、USWAが活動を停止した1997年、自身もセミリタイアした。

しばらくリングから離れた後、2003年3月19日にジム・ドゥガンとのタッグチームでTNAのPPVに登場[15]。以後、新人のムーンドッグ・パピー・ラブ(マイク・フラワーズ)と新生ムーンドッグスを結成し、同年5月に旗揚げされたインディー団体メンフィス・レスリングへの参戦を開始した[16]

2003年11月29日、ミッドサウス・コロシアムで行われたメンフィス・レスリング主催によるジェリー・ローラーのバースデイ・イベント "Jerry Lawler's Birthday Bash" での試合中に心臓発作を起こして衰弱状態となり、病院に搬送されたが死去した[2][17]。51歳没。

得意技[編集]

獲得タイトル[編集]

NWAミッドアメリカ / コンチネンタル・レスリング・アソシエーション
コンチネンタル・チャンピオンシップ・レスリング
  • NWAアラバマ・ヘビー級王座:1回[13]
ワールド・レスリング・フェデレーション
ワールド・レスリング・カウンシル
  • WWC世界タッグ王座:1回(w / ムーンドッグ・レックス)
  • WWC北米タッグ王座:1回(w / ムーンドッグ・レックス)
  • WWCカリビアン・タッグ王座:1回(w / ムーンドッグ・レックス)
ユナイテッド・ステーツ・レスリング・アソシエーション
  • USWA世界タッグ王座:14回(w / ムーンドッグ・スパイク×3、ムーンドッグ・クジョー×3、ムーンドッグ・スプラット×4、ムーンドッグ・レックス×3、ムーンドッグ・ローバー×1)[14] ※レックスは2代目のネイサン・ランドルフ[19][20]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『全日本プロレス 来日外国人選手 PERFECTカタログ』P84(2002年、日本スポーツ出版社
  2. ^ a b c Moondog Spot dies during match”. SLAM! Sports (November 30, 2003). 2010年5月26日閲覧。
  3. ^ a b c AWA Southern Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2010年5月26日閲覧。
  4. ^ 『忘れじの国際プロレス』P81、P99(2014年、ベースボール・マガジン社ISBN 4583620802
  5. ^ The WWE matches fought by Moondog Spot in 1981”. Wrestlingdata.com. 2016年2月7日閲覧。
  6. ^ Moondog Rex still howling at the moon”. SLAM! Sports (December 7, 2009). 2010年5月26日閲覧。
  7. ^ a b WWWF-WWF-WWE World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月25日閲覧。
  8. ^ WWE Specific Arena Results: MSG 1980-1989”. The History of WWE. 2011年5月26日閲覧。
  9. ^ WWF Wrestling Classic 1985”. pWw-Everything Wrestling. 2011年5月26日閲覧。
  10. ^ The Moondogs”. Online World of Wrestling. 2011年5月25日閲覧。
  11. ^ The AJPW matches fought by Moondog Spot in 1987”. Wrestlingdata.com. 2016年2月7日閲覧。
  12. ^ a b CWA Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月26日閲覧。
  13. ^ a b NWA Alabama Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月26日閲覧。
  14. ^ a b USWA World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月26日閲覧。
  15. ^ NWA Total Nonstop Action #3”. Cagematch.net. 2016年2月7日閲覧。
  16. ^ Larry Latham: Matches”. Cagematch.net. 2016年2月7日閲覧。
  17. ^ Dark side of the Moondogs: Remembering Memphis wrestling’s most fetching tag team”. Kentucky Fried Rasslin. 2016年2月7日閲覧。
  18. ^ NWA Mid-America Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月26日閲覧。
  19. ^ Moondog Nathan”. Online World of Wrestling. 2011年5月26日閲覧。
  20. ^ Moondog Nathan”. Wrestlingdata.com. 2016年2月7日閲覧。

外部リンク[編集]