ラム (アルバム)

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ラム
ポールリンダ・マッカートニースタジオ・アルバム
リリース
録音 1970年10月16日 - 1971年3月1日
ジャンル ロック
時間
レーベル アップル/EMI
プロデュース ポール・マッカートニー
専門評論家によるレビュー
ポールリンダ・マッカートニー 年表
マッカートニー(ポール・マッカートニー)
(1971年)
ラム
(1971年)
ワイルド・ライフ(ポール・マッカートニー&ウイングス)
(1971年)
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ラム』(Ram)は、1971年に発表されたポール・マッカートニーリンダ・マッカートニーの共作アルバム。全英で2週1位、全米2位を記録する。

解説[編集]

ポールとリンダのユニットとされるアルバム。前作同様、多くの楽器をポール自身が演奏しているほか、後にウイングスのメンバーとなるドラマーデニー・シーウェル、セッション・ギタリストデヴィッド・スピノザヒュー・マクラッケンが参加[1]したニューヨーク録音も含み、ニューヨーク・フィルハーモニックによるオーケストラ演奏がアルバムに彩りを加えている。リンダは全編に渡りコーラスを担当し、数曲でポールとデュエットしている。イギリスでは、2週連続第1位、アメリカの「ビルボード」誌では、最高第2位を獲得しているが、トップ10内に24週間もランクされるロング・セラーとなった。1971年度年間ランキングでは第38位。「キャッシュボックス」誌でも、最高第2位を獲得し、1971年度年間ランキングでは第9位を記録している。アメリカでは100万枚以上のセールスも達成した。

後に『パーシー“スリルズ”スリリントン』名義(ポールによる変名プロジェクト)でリリースされたクラシックアルバム『スリリントン』は、本作をオーケストラ演奏でカバーしたもの。

楽曲[編集]

アンクル・アルバート〜ハルセイ提督』は、アメリカでシングル・カットされ1位になり、グラミー賞では最優秀アレンジメント賞を獲得。また、イギリスでは『バック・シート』がシングル・カットされ、最高位39位を記録している。さらに、日本では『出ておいでよ、お嬢さん』が独自のシングルとしてカットされている。このように、各国の特色に合わせるように、それぞれのシングルがカットされている。

尚、ボーナス・トラックには、ポールのソロ・ファースト・シングル『アナザー・デイ』が収録されている。イギリスで2位、アメリカ5位を記録した。

収録曲[編集]

Side 1
  1. トゥ・メニー・ピープル - Too Many People (Paul McCartney)
  2. 3本足 - 3 Legs (Paul McCartney)
  3. ラム・オン - Ram on (Paul McCartney)
  4. ディア・ボーイ - Dear Boy (Paul & Linda McCartney)
  5. アンクル・アルバート〜ハルセイ提督 - Uncle Albert/Admiral Halsey (Paul & Linda McCartney)
  6. スマイル・アウェイ - Smile Away (Paul McCartney)
Side 2
  1. 故郷のこころ - Heart of the Country (Paul & Linda McCartney)
  2. モンクベリー・ムーン・デライト - Monkberry Moon Delight (Paul & Linda McCartney)
  3. 出ておいでよ、お嬢さん - Eat at Home (Paul & Linda McCartney)
  4. ロング・ヘアード・レディ - Long Haired Lady (Paul & Linda McCartney) 
  5. ラム・オン - Ram on (Paul McCartney) 
  6. バック・シート - The Back Seat of My Car (Paul McCartney)

1993年リマスター盤のボーナス・トラック[編集]

  1. アナザー・デイ - Another Day (Paul & Linda McCartney)
  2. オー・ウーマン、オー・ホワイ - Oh Woman, Oh Why (Paul McCartney)

レコーディングメンバー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ スピノザとマクラッケンは後にジョン・レノンのアルバムにも参加している。