ラフム

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ラフム(またはラーム(Lahmu))は、バビロニア神話に登場するで、アプスーティアマトから最初に生まれた。姉妹のラハムとの間に、アンシャールキシャールをもうけた。

ラハムはある時は大蛇として、またある時は赤い帯と6つの巻き髪を持つ男性として描かれる。常にラフムとともに描かれており、海の沈泥(シルト)を表現すると考えられている。シュメール期において、ラフムは「泥」の意であり、都市エリドゥにおいて神エンキを祀るアプスー寺院の門番に与えられる称号を指すこともあった。象徴的な意味においては、ペルシャ湾口における淡水(アプスー)と海水(ティアマト)が混ざり合う部分にあるシルト(泥)質の島をさすこともある。

また、イエス・キリスト生誕の地として有名な「ベツレヘム」の由来は、一般的にはヘブライ語で「パンの家」(House of the Bread)とされているが、カナン語のラフムが一部参照されているとする説もある。

参考文献[編集]

  • Michael Jordon, Encyclopedia of Gods, Kyle Cathie Limited, 2002