ラッキーピエロ

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ラッキーピエロ店舗

ラッキーピエロは、ラッキーピエログループが北海道函館市を中心とした道南地区で展開するハンバーガーショップチェーンである[1]

愛称は「ラッピ」[1]1987年昭和62年)6月創業[1]

概要[編集]

ハンバーガー店チェーンであるが、作り置きをせずに注文を受けてから揚げたり焼いたりして提供する方式を採用しているため、ファーストフードではないと謳っている[1]

「地産地食」という言葉を用いて地産地消を進めており、肉や米は北海道産を用い、野菜類は店舗のある函館近隣で栽培されたものを極力採用するなど地元の食材を使用するようにしている[1]

店舗も道南地区以外への出店依頼を断って地元に集中し、2013年度職業別電話帳「タウンページ函館市・渡島・檜山地方版」掲載の店舗数ではマクドナルドモスバーガーといった国内大手4社合計の店舗数を上回り、道南地区では最大のハンバーガーチェーンとなっている[1]

こうした地元に密着した展開により、函館を中心とする道南地区の人々の「故郷の味」となることを目指している[1]

主力のハンバーガーでは、甘辛いタレを絡めた鶏から揚げとレタス・マヨネーズなどを挟んだ「チャイニーズチキンバーガー」が、当店の一番人気となっているほか、酢豚やエビチリを挟んだハンバーガーといった独自性の強いメニューを展開しており、ボリュームも多いことで知られている[1]

また、「おいしいだけでは記憶に残らない。お客様に驚きと感動を与えて信頼されなくては、口コミで広がらない」として、顧客のアンケート用紙を創業者の王一郎自身が目を通して、その要望やアイデアを取り入れようとしている[1]

そのため、顧客の要望があったとして、ハンバーガーショップながら、カレーライスオムライスかつ丼などのメニューも提供するようになった[1]

さらに、ラーメンやあんかけ焼きそばピザなどを一部の店舗で販売しているほか、店舗ごとに装飾のテーマを変えて一店一店異なる店のつくりにするなど、店にも個性を持たせている[1]

主なメニュー[編集]

ハンバーガー[編集]

ハンバーガー
チャイニーズチキンバーガー
  • チャイニーズチキンバーガー - 人気No.1のハンバーガーで、甘辛いタレを絡めた鶏から揚げ3個をレタスとマヨネーズと一緒にパンで挟んでいる[1]。全国ご当地バーガーNo.1の栄誉も獲得した[2]
  • ラッキーエッグバーガー - 人気No.2[3]
  • トンカツバーガー - 人気No.3[3]
  • テリヤキバーガー - 人気No.4[3]
  • 酢豚バーガー - 酢豚を挟んだハンバーガー[1]
THEフトッチョバーガー
  • THEフトッチョバーガー - 一日20食限定の人気巨大バーガー[4]
  • 函館山バーガー - THEフトッチョバーガーをも超える最高級・巨大バーガー(1100円)
  • 土方歳三ホタテバーガー
  • くじら味噌カツバーガー

ハンバーガー以外[編集]

サイドメニュー

アイデアコンテストなど[編集]

毎年「MYバーガーアイデアコンテスト」を開催しており、食肉会社などの法人を含めたメニュー提案の中から、ファン投票で商品化するものを選んでいる[5]

なお、このコンテストの第8回では「復活!復活!チャイニーズポークバーガー1987」が第3位に入っている[5]

頻繁に新しいメニューや数量限定メニューが登場する。

店舗[編集]

函館市
  • マリーナ末広店(末広町)
  • ベイエリア本店(末広町)
  • 十字街銀座店(末広町)
  • 函館駅前店(若松町)
  • 五稜郭公園店(五稜郭町)
  • 美原店(美原2丁目)
  • 港北大前店(港町)
  • 松陰店(松陰町)
  • 本町店(本町)
  • 人見店(人見町) - 唯一、ラーメン・餃子といったメニューを扱っている。
  • 本通店(本通4丁目)
  • 戸倉店(戸倉町)
  • 昭和店(昭和2丁目)
北斗市
  • 北斗飯生店(旧上磯店)
七飯町
  • 峠下総本店(2012年オープン) - 180席、小型メリーゴーランドや池、ハーブガーデン、羊の飼育スペースなども備えた最大規模の店舗となる。
森町
  • 森町赤井川店(茅部郡森町) - 国道5号線に面しており、観光シーズン中は駐車場待ちの渋滞も発生する。
厚沢部町
その他

特徴[編集]

  • 作り置きはしていないが、テレフォンオーダーシステムがあり、電話で注文すれば指定の時間に合わせて調理され、待つことなく商品を手に入れることができる。
  • 店舗毎にテーマを決めた装飾を施している。メニューのラインナップが店によって異なっているのも特徴で[6]、特定店舗でしか扱っていないメニューがある(人見店のみ扱いのラーメン餃子など)。
  • ハンバーガーのミートパテには冷凍物は使用しないという。野菜無農薬とのこと。
  • 長年、食材を冷凍輸送して味を落としたくないなどの理由から函館地区以外へのデパート等の催事への参加も一切行っていなかったが、2010年平成22年)5月22日23日JR札幌駅にて「みなみ北海道グルメパーク」物産展(函館物産展)が開催され、札幌に初進出した。
  • 長年函館地区以外の出店を行わなかったこと、特定店舗でしか扱わないメニュー、作り置きをしない方針などから経営学における「集中化戦略」の典型として大学授業などでしばしば取り扱われる。

口コミやメディアの活用[編集]

お客様に驚きと感動を与えて信頼されなくては、口コミで広げることを目指している[1]

その後、芸能人・メディアによる製品の紹介により一躍有名となった。また、各メディアの取材を積極的に受けることで宣伝の代わりとしており、CMなどメディアでの自社宣伝は、ほとんど無い。

ラッキーピエロに来店した有名人

GLAY
  • ロックバンドのGLAYのメンバーがインディーズ時代(函館在住時)に通いつめていたことが全国放送の音楽番組で紹介され、一躍店舗が有名となった[7]。また、メニューのスプリングロール「春巻」は、JIROが高校時代に好んで注文していたメニューでもある[8]
  • 函館大谷高等学校の校長が、学生食堂の施設を設営するにあたり、同校の卒業生JIROが愛していたラッキーピエロに出店協力を要請し、2007年8月21日にオープンとなった[7]
SKE48
  • AKB48の姉妹グループで名古屋市中区・を活動拠点とするSKE48。同グループの10thシングル『キスだって左利き』のMVロケ撮影が函館で行われ、ロケ地の一つとしてベイエリア本店で撮影が行われた[9]
チャイニーズチキンバーガー
  • 2007年2月、紀宮(現在の黒田清子)が野鳥観察の際に来店。人気No.1のメニュー「チャイニーズチキンバーガー」などを食された[7]
土方歳三ホタテバーガー
  • 森崎博之TEAM-NACS) - 函館に番組ロケで訪れ、新鮮組の格好に扮し来店。土方歳三ホタテバーガーを食し絶賛。後の番組内で一押しメニューとして紹介した[10]
THEフトッチョバーガー
  • 元祖でぶやテレビ東京)の番組ロケで来店、パパイヤ石塚にハンバーガーが好評価を得た。また、パパイヤ・石塚にTHEフトッチョバーガーの原型が考案され、製品が開発された。その後、人気バーガーとしてメディアにも紹介された。
くじら味噌カツバーガー
  • 発売当時は、動物愛護団体からの抗議が相次いたが、鯨肉を味わえる数少ない機会であることから、今や人気商品の一つとなっている。
その他

受賞[編集]

  • ハンバーガー愛好会金賞受賞」を謳っているが、店によると大学生のグループで、1987年頃の受賞とのこと。他に受賞を謳うハンバーガー店は存在せず、現在この団体が実在するのかは不明である。味噌研究家で知られる新井由己が、この謳い文句をきっかけに「新・ハンバーガー愛好会」を立ち上げ参加者を募っているほか、「ハンバーガー愛好会」関係者からの情報提供を求めている。
  • 2009年(平成21年)、日本経済新聞 日経プラス1 何でもランキング「ご当地バーガーならこの店」でご当地バーガーのNo.1に選出。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 鈴木勝一(2014年2月27日). “北海道・発:函館市 ラッキーピエログループ 「道南一」バーガーチェーン”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ 日本経済新聞日経プラス1 何でもランキング「ご当地バーガーならこの店」
  3. ^ a b c HP内のメニュー一覧より
  4. ^ http://www.luckypierrot.jp/menu/futoccho_bg.html
  5. ^ a b “街角ワイド:函館 トンテキバーガー発売へ”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2014年6月13日)
  6. ^ 同社社長のHPでの発言
  7. ^ a b c 函館電子新聞 抜群の支持を受けるラッキーピエロが、大谷高校内食堂をオープンへ!よく来てくれたGLAYのJIROの母校に一役買う
  8. ^ http://www.luckypierrot.jp/jiman/jiro.html
  9. ^ 『函館市公式観光情報サイト』ニュース・お知らせ2012年9月12日掲載
  10. ^ http://www.luckypierrot.jp/jiman/morisaki.html
  11. ^ http://www.luckypierrot.jp/jiman/tamori.html

参考文献[編集]

  • 王, 一郎 『B級グルメ地域No.1 : パワーブランド戦略』 商業界、2012年6月ISBN 9784785504281

関連項目[編集]

外部リンク[編集]