ラソ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ラソ島ポルトガル語、Ilhéu Raso)とは、アフリカ大陸のすぐ西の大西洋上に存在する、バルラヴェント諸島を構成する、小さなの1つである。古くはラゾ島(Razo)と呼ばれていた。なお、ラソ島はカーボベルデに属していて、かつては流刑者がいたものの、現在は無人島である。

概要[編集]

ラソ島の位置。
ラソ島内の様子。
ラソ島の固有種で絶滅寸前のラザコヒバリ英語版。体長は20cmに満たない。

ラソ島は、長軸約3000m、短軸約2400m程度の、おおよそ楕円形をした島で、その面積は約7km2である。この島は成層火山による火山島として形成されたと考えられていて、おおよそ今から1億2300万年前の海洋地殻も島に含まれている [1] 。 その後、火山活動を停止してからは侵食されて、岩壁の海岸を持つ現在の形になった。ちなみに、現在の島で最も高い場所の標高は、約164m程度に過ぎない。現在の島の気候は乾燥していて、その植生は、島の南西部にわずかな植物が生育している程度である。なお、昔この島と、すぐ近くにあるブランコ島だけに生息していたオオスベトカゲは、ヒトによって乱獲されて絶滅した [2] 。 これに対して、鳥類にとっては、現在でも重要な生息地の1つとなっている。中には、ラザコヒバリ英語版のように、この島の固有種であり、かつ絶滅寸前の種も生息している [3] 。 そのようなこともあり、この島は1990年に保全地域に指定された。

出典[編集]

  1. ^ Muller, R., Sdrolias, M., & Roest, W.: Age, spreading rates and spreading symmetry of the world’s ocean crust. In: Geochemistry Geophysics Geosystems. 9(Q04006), 2008, S. 1525-2027.
  2. ^ Guadalupe Fernández Presas (noviembre de 2004). «Lagarto extinto: Invasão de domicílio» Super.Abril.com.br. Consultado el 10 de noviembre de 2011.
  3. ^ ラザコヒバリ(Alauda razae)