ラスト、コーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ラスト、コーション
タイトル表記
繁体字
簡体字 色,戒
ピン音 sè jiè
英題 Lust, Caution
各種情報
監督 アン・リー
脚本 ワン・ホイリン
ジェームズ・シェイマス
製作 アン・リー
ビル・コン
ジェームズ・シェイマス
製作総指揮 ソン・ダイ
レン・ジョンルン
ダレン・シャオ
出演者 トニー・レオン
タン・ウェイ
ジョアン・チェン
ワン・リーホン
音楽 アレクサンドル・デスプラ
主題歌 日本版公式イメージソング
中孝介 『夜想曲』
撮影 ロドリゴ・プリエト
編集 ティム・スクワイアズ
衣装 パン・ライ
美術 パン・ライ
製作会社 海上影業有限公司
フォーカス・フィーチャーズ
河流道娯楽事業
配給 アメリカ合衆国の旗 フォーカス・フィーチャーズ
日本の旗 ワイズポリシー
公開 イタリアの旗 2007年9月30日VIFF
台湾の旗 2007年9月24日
香港の旗 2007年9月26日
アメリカ合衆国の旗 2007年9月28日
中華人民共和国の旗 2007年11月1日
日本の旗 2008年2月2日
上映時間 158分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中華人民共和国の旗 中国
台湾の旗 台湾
香港の旗 香港
言語 北京官話
広東語
上海語
英語
日本語
テンプレートを表示

ラスト、コーション』(原題: 色・戒)は、2007年公開のアン・リー監督の映画。

概要[編集]

アイリーン・チャン原作の小説『惘然記』に収められた短編小説「色・戒」を映画化[1]第64回ヴェネツィア国際映画祭にて、金獅子賞金オゼッラ賞(撮影賞)を受賞。第44回金馬奨にて最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞(トニー・レオン)を受賞。

激しい性描写が話題となり、アメリカではNC-17指定、日本ではR-18指定、中国では7分間短縮されたバージョンが公開されている。

登場する女スパイのモデルとなった人物は、父親を中国人に母親を日本人にもつ鄭蘋茹(テン・ピンルー、簡体字郑苹如)である[2][3]

ストーリー[編集]

第二次世界大戦中、日本軍による事実上の占領下となっていた香港上海を舞台に、日本の傀儡政権である汪兆銘政権の下で、抗日組織の弾圧を任務とする特務機関員の暗殺計画をめぐって、暗殺を目論む女スパイ(工作員)と、暗殺対象となった特務機関員との間に芽生えた愛情のゆくえを描いた物語。

1938年日中戦争の激化によって混乱する中国本土から香港に逃れていた女子大学生・王佳芝(ワン・チアチー)は、学友・鄺祐民(クァン・ユイミン)の勧誘で抗日運動をかかげる学生劇団に入団。やがて劇団は実戦をともなう抗日活動へと傾斜してゆく。翌1939年、佳芝も抗日地下工作員(スパイ)として活動することを決意し、暗殺の機を窺うため麦(マイ)夫人として特務機関の易(イー)を誘惑したが、工作員としての未熟さと、易の厳しい警戒で暗殺は未遂に終わった。3年後、日中戦争開戦から6年目の1942年、特務機関の中心人物に昇進していた易暗殺計画の工作員として上海の国民党抗日組織から再度抜擢された佳芝は、特訓を受けて易に接触したが、たびたび激しい性愛を交わすうち、特務機関員という職務上、すさまじい孤独の苦悩を抱える易にいつしか魅かれてゆく。工作員として命がけの使命を持ちながら、敵対する易に心を寄せてしまった佳芝は…。

キャスト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日中交流|週刊「心連心」マガジン 中国Vol.002
  2. ^ 日本テレビ 「歴史大河4時間スペシャル 第2部 女たちの中国第二弾」- 2008年7月21日放映
  3. ^ 読売テレビ 「日中戦争秘話 ふたつの祖国をもつ女諜報員〜鄭蘋如(てんぴんるう)の真実〜」 - 2008年8月24日放映

文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]