ラシダ・ジョーンズ

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ラシダ・ジョーンズ
Rashida Jones
Rashida Jones
2007年5月撮影
本名 Rashida Leah Jones
生年月日 (1976-02-25) 1976年2月25日(42歳)
出生地 カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
活動期間 1997年 -
著名な家族 クインシー・ジョーンズ(父・音楽家)、ペギー・リプトン(母・俳優)、Kidada Jones(姉・女優、デザイナー)

ラシダ・リー・ジョーンズ(Rashida Leah Jones, 1976年2月25日 - )[1]は、アメリカ合衆国女優

来歴[編集]

生い立ち[編集]

カリフォルニア州ロサンゼルス出身。父親はミュージシャンのクインシー・ジョーンズ、母親は女優のペギー・リプトン[1]。姉のキダダ・ジョーンズは女優でウォルトディズニー社のデザイナーの。父方からアフリカ系アメリカ人ウェールズ[2][3][4][5][6][7][8]の、母方からリトアニア及びロシアユダヤ人の血を引く[9][10][11][12][13][14]

中学高校はロサンゼルス郡北部のサンフェルナンド・バレーにある進学校バックレースクールに通い、学校から全国優等生番付(ナショナル・オナー・ソサエティー(英語))に推薦され同級生から「もっとも出世しそうな同級生」に選ばれている。在学中に演劇指導をティム・ヒルマンに受けた[15]。14歳のときに両親が離婚すると姉は父の元へ、ラシダは母と家を出てサンタモニカのブレントウッドへ移った。

ハーバード大学に進むと[15][16]、学生寮キャリアハウス(英語)[17]エリオットハウス(英語)[18]で暮らした[19]

ジョーンズは大学入学当時は法曹界を目指していたものの、O・J・シンプソン事件の裁判に失望し[20][21]、専攻を比較宗教学[22]哲学[13]に変えた経緯がある。

学生演劇と社会活動[編集]

クラブ活動は学内の劇場「American Repertory Theater」(A.R.T.)[23]で活動するハーバード・ラドクリフ演劇クラブ(英語)とGilbert + Sullivan Players[24]で演劇のけいこをしており、脚本作りを学んだ文芸クラブ「シグネット・ソサエティー」(英語版)で監査役を務め[24]ヘイスティ・プディング・シアトリカルズ(ヘイズティーズ)では「年間女性賞」実行委員会に加わったのち、アカペラグループの「ハーバード・ラドクリフ・オポチューンズ」の音楽監督でもあったことから[22]、卒業の前年(1996年)の149回ヘイスティーズ定期公演で共同音楽監督の任を果たしている[24][25]

ジョーンズは幼いころから自分の容姿が「黒人らしくない」ことに悩んでおり、大学2年のときに芝居で黒人役を演じたときは癒されたという[26]

学業と演劇・作曲のかたわら、後年のフィランソロピストの基礎となる社会活動にも関心を持ち、黒人学生連盟や少数民族学生同盟で活躍し[24]PRISMに加わり[27]、学生編集長として学報「The Harvard Crimson」の取材と執筆や編集にも当たっている。

1997年にハーバード大学を卒業、同じ年に俳優としてデビューを果たすことになる[28]

キャリア[編集]

1997年にテレビミニシリーズ『The Last Don』で女優デビュー(マリオ・プーゾ脚本)。2000年放送のテレビシリーズ『ボストン・パブリック』の女性秘書ルイーザ・フェン役で注目を集め、2002年まで26話に出演しNAACPイメージ・アワードテレビ助演女優賞英語版にノミネートされた。テレビシリーズや映画に出演している。

ミュージシャンやモデルとしても活躍している。

私生活[編集]

過去に俳優のトビー・マグワイア[29]セス・マイヤーズジョン・クラシンスキーとの交際や、音楽プロデューサーのマーク・ロンソンと婚約した[30]こともある[16]

女優のジェシカ・アルバクレア・デインズナタリー・ポートマン、俳優のレオナルド・ディカプリオと親しい間柄。また、ニコール・リッチーやファッションデザイナーのステラ・マッカートニーとは家族ぐるみの付き合いである。

主な出演作品[編集]

映画[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
2000 ウーマン ラブ ウーマン
If These Walls Could Talk 2
フェミニスト テレビ映画
2003 デス・オブ・ア・ダイナスティ/HIP HOPは死なないぜ!
Death of a Dynasty
Layna Hudson
2004 カレの嘘と彼女のヒミツ
Little Black Book
レイチェル
2007 幸せになるための10のバイブル
The Ten
レベッカ
2009 40男のバージンロード
I Love You, Man
ゾーイ・ライス
2010 コップ・アウト 〜刑事した奴ら〜
Cop Out
デビー
ソーシャル・ネットワーク
The Social Network
マリリン・デルピー
2011 我が家のおバカで愛しいアニキ
Our Idiot Brother
シンディ
ステイ・フレンズ
Friends with Benefits
マディソン クレジットなし
ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して
The Big Year
エリー
ザ・マペッツ
The Muppets
ヴェロニカ
2012 セレステ∞ジェシー
Celeste and Jesse Forever
セレステ 脚本・出演
2014 カムバック!
Cuban Fury
ジュリア
2018 ホンモノの気持ち
Zoe
エマ 地域によりAmazon あるいは Netflixにより配信
TAG タグ
Tag
シェリル・ディーキンス

テレビシリーズ[編集]

放映年 邦題
原題
役名 備考
2000 フリークス学園
Freaks and Geeks
カレン 1エピソード
2000-2002 ボストン・パブリック
Boston Public
ルイーザ・フェン 26エピソード
2005 Wanted カーラ・マーセド刑事 13エピソード
2006-2011 ザ・オフィス
The Office
カレン 26エピソード
2009-2015 Parks and Recreation アン・パーキンス 106エピソード
2016-2017 Angie Tribeca アンジー・トライベッカ 30エピソード

脚注[編集]

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  1. ^ a b “Monitor”. Entertainment Weekly (1248): p. 25. (2013年3月1日) 
  2. ^ Riley, Shay (2010年9月19日). “DID YOU KNOW? The Ancestry Of Quincy Jones” [知ってる? クインシー・ジョーンズの先祖] (英語). Booker Rising. 2013年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。208年8月1日閲覧。
  3. ^ Jon Stewart (30 July 30 2012). Interview with Jon Stewart, The Daily Show with Jon Stewart. 
  4. ^ Quincy Jones Interview -”. Academy of Achievement (2000年10月28日). 2012年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月31日閲覧。
  5. ^ “Quincy Jones on his Welsh roots”. BBC. (2009年7月4日). オリジナル2009年7月7日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090707055959/http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/wales/8132889.stm 2018年8月1日閲覧。 
  6. ^ New DNA test results trace Oprah Winfrey's ancestry to Liberia / Zambia : Zambia News”. Zambia News (2006年2月6日). 2008年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月1日閲覧。
  7. ^ Balfour, Brad (2011年3月11日). “Actors Rashida Jones and Chris Messina Entangle in Monogamy” (英語). ハフポスト. https://www.huffingtonpost.com/brad-balfour/actors-rashida-jones-and_b_834788.html 2018年5月25日閲覧. "Rashida Jones: "I’m proud to be black. I’m proud to be Jewish."" 
  8. ^ Polowy, Kevin (2012年8月2日). “Q&A: RASHIDA JONES ON WRITING, RON SWANSON AND IRRATIONALITY OVER HER RACE”. MTV News. http://www.mtv.com/news/2812592/rashida-jones-celeste-and-jesse-forever-interview/ 2018年5月24日閲覧。 
  9. ^ (英語) (TVドラマ) Who Do You Think You Are?. (2012年5月4日) 
  10. ^ Demist, Robert (1972年3月19日). “‘Bored? Creatively I'm Bored, But... ’”. ニューヨーク・タイムズ. オリジナル2017年5月13日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170513114320/http://www.nytimes.com:80/1972/03/19/archives/-bored-creatively-im-bored-but-.html 2018年8月1日閲覧。 
  11. ^ Fernandez, Maria Elena (2016年1月14日). “Rashida Jones on How Angie Tribeca Is Bringing Back the Silly-Serious Comedy” (英語). Vulture. http://www.vulture.com/2016/01/rashida-jones-angie-tribeca-silly-serious-comedy.html 2018年5月24日閲覧。 
  12. ^ “ラシダ・ジョーンズ、家族とユダヤ人虐殺の秘密を知って” (英語). Newshub ((英語)). (2012年5月6日). オリジナル2018年5月25日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180525204406/https://www.newshub.co.nz/entertainment/rashida-jones-discovers-her-familys-holocaust-secret-2012050712 2018年5月25日閲覧。 
  13. ^ a b Freeman, Hadley (2014年2月14日). “Interview — Rashida Jones: 'There's more than one way to be a woman and be sexy'” (英語). ガーディアン. 2014年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月24日閲覧。
  14. ^ “Rashida Jones Talks Comedy, Parents” (英語). Porter Edit / NET-A-PORTER.COM. (2018年5月18日). https://www.net-a-porter.com/gb/en/porter/article-063c4861a5b3c294/cover-stories/cover-stories/rashida-jones 2018年5月25日閲覧. "Rashida Jones: "I am a product of slaves. I am also a product of Jewish immigrants and Holocaust survivors."" 
  15. ^ a b Keeps, David A. (July–August 2012). “In the Lead”. Arrive Magazine: 58–65. 
  16. ^ a b Rashida Jones: Biography” (英語). TV Guide ((英語)). 2008年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月2日閲覧。
  17. ^ クインシー・ジョーンズの名前を冠した、アフリカ系アメリカ人の音楽学客員教授職を創設” (英語). The Harvard Crimson (1996年3月14日). 2018年8月1日閲覧。
  18. ^ 10 Things You Didn't Know About Eliot”. The Harvard Crimson. 2018年8月1日閲覧。
  19. ^ Zauzmer, Emily B. (2015年4月2日). “Celebrities in Dorms”. The Harvard Crimson. オリジナルの2015-11-17時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151117033053/https://www.thecrimson.com/article/2015/4/2/celebrities-in-dorms/ 2018年8月1日閲覧。. 
  20. ^ (audio webcast) The Bob Rivers Show: Rashida Jones of “The office”. (2007年2月23日). https://bobrivers.com/rashida-jones-of-the-office/ 2007年11月28日閲覧。 クインシー・ジョーンズの自伝出版に関連するインタビュー。
  21. ^ Quine, Oscar (2014年2月8日). “ラシダ・ジョーンズと会話:通学バスでキム・カーダシアンと一緒だったり、O・J・シンプソンのせいで弁護士を諦めたり、バレンタインデーが大嫌いだったり” (英語). The Independent. 2015年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。Auglst 1, 2018閲覧。
  22. ^ a b コメディー番組のスター、ラシダ・ジョーンズ(1997年卒業)、2016年のクラスデーで講演” (英語). The Harvard Crimson (2016年4月2日). 2018年8月1日閲覧。
  23. ^ ポール・ベネディクトほかプロの俳優が出演する舞台で、NPOが運営している。
  24. ^ a b c d 有名人の無名時代 — 卒業アルバムの記述より” (英語). flyby. The Harvard Crimson (2017年8月11日). 2018年8月1日閲覧。
  25. ^ Schaffer, Sarah J. (1997年3月11日). “飲む前に見ないで乾杯は観劇の前に — ヘイスティーズの芝居は何も考えずに受け入れて”. The Harvard Crimson. オリジナル2016年2月4日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160204044523/http://www.thecrimson.com/article/1997/3/11/drinks-before-not-after-pbab-recipe/ 2018年8月1日閲覧。 
  26. ^ Bardin, Brantley (2008年). “対談:ラシダ・ジョーンズを招いて” (英語). Women's Health (Rodale, Inc.) (April): 88. 出演作はエヌトザケ・シャンゲイ英語版エントザケ・シャンゲイ (Q511742))原作en:For Colored Girls Who Have Considered Suicide / When the Rainbow Is Enuf(仮題:「死んでしまいたいと思ったことがある黒人の女の子達へ / レインボウに絶望したら」)
  27. ^ 1997 Candidates for Harvard & Radcliffe Class Marshals”. The Harvard Crimson (1996年10月1日). 2009年5月24日閲覧。
  28. ^ Harvard Alumni website (screenshot)”. 2015年8月19日閲覧。
  29. ^ Miller, Samantha (2002年5月20日). “Web Master” (英語). ピープル. http://www.people.com/people/archive/article/0,,20137084,00.html 2009年9月3日閲覧。 
  30. ^ Abel, Olivia (2003年3月17日). “Passages” (英語). ピープル. オリジナル2017年8月13日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170813145405/http://people.com/archive/passages-vol-59-no-10/ 2018年8月1日閲覧。 

外部リンク[編集]