ライスボウル

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アメリカンフットボール日本選手権
ライスボウル
Tokyo Dome 2007-12.jpg
開始年 1948
主催 日本アメリカンフットボール協会
参加チーム数 2
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 富士通フロンティアーズ(2回目)
最多優勝 オービックシーガルズ(7回)
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ライスボウル(英表記:Rice Bowl)は、アメリカンフットボールの日本一のチームを決定する選手権試合。現在の大会正式名称は「アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第○○回ライスボウル」である。最多優勝はオービックシーガルズ(「リクルートシーガルズ」と「シーガルズ」時代を含む)の7回。

概要[編集]

元々この大会は1948年から学生オールスターの東西対抗戦として1月15日の前後に行われてきたが、1983年度(1984年開催)から日本選手権として位置付けられ、学生代表と社会人代表が直接対決する形となり、併せて毎年1月3日に開催されるように変更された[1]。選出方法は以下の通り。

  • 学生代表
    • 1983 - 2005年度と2009年度以降は甲子園ボウルの勝者。
    • 2006 - 2008年度は甲子園ボウルの勝者・東日本学生王者決定戦(シトロンボウル)の勝者・西日本学生王者決定戦(ウエスタンボウル)の勝者の3チームから学生代表決定委員会が選定する方式であった。
    • 2005年度までは甲子園ボウルが関東と関西の両連盟による対抗戦であったため、関東・関西以外の連盟の所属チームには出場権が無かった。2006年度には北海道・東北・中四国・九州の各学生アメリカンフットボール連盟の所属チームに対しても出場への門戸が開かれる形となり、制度上は全ての学生アメリカンフットボール連盟の所属チームに対してライスボウル出場の可能性が与えられることとなった。ただし、実際には上記3つのボウルゲームの出場資格を満たす北海道・東北・関東・関西・中四国・九州の各学生1部リーグ所属チームに限られていた(北陸及び東海学生1部リーグは関西学生Div.2〔2部〕に相当していたため、両リーグ所属チームは除外されていた)。2009年度から甲子園ボウルが「全日本学生アメリカンフットボール選手権大会」の決勝戦としてリニューアルされたため、これまで出場権が与えられていなかった地域を含めた全国8地区9チーム(関東のみ2チーム、他各地域代表1チームずつ。2016年度より関西のみ2チーム、他各地域代表1チームずつ)のトーナメントで優勝したチームが出場する。
  • 社会人代表
    • 1983 - 86年度は日本実業団リーグの優勝チーム。
    • 1987年度以降は日本社会人選手権(旧称 東京スーパーボウル。これ以降クラブチームの出場が可能となる。1989年度から日本社会人アメリカンフットボールリーグの決勝戦を兼ねる。2003年度からジャパンエックスボウルに名称変更)の優勝チーム。

試合会場は1990年度(1991年開催)までは国立霞ヶ丘陸上競技場だが、1991年度(1992年開催)以降は東京ドームである[2]

ライスボウルの最優秀選手(MVP)には、ポール・ラッシュ杯(清泉寮を興し、アメリカンフットボールを日本に広めたポール・ラッシュにちなむ)が贈られる。

大会名称の「ライス」とは、年末年始にかけて行われるアメリカのカレッジフットボールのボウル・ゲームの名称が開催地の特産品(例:ローズボウル=バラシュガーボウル=砂糖オレンジボウル=オレンジなど)の名が付いているのに倣って、日本の主食であるの英名「ライス」を冠したものである。

1988 - 1990年度の日大3連覇以後、大学チームは1995年度の京大、その後も2001年度の関西学院大まで社会人チームに勝てず、90年代を通じて“学連はライスボウルを獲れない”、“社高学低”といった評価がなされたが、立命館大の台頭などもあり、近年は学生・社会人の力量は以前よりは拮抗する傾向にある。

また、同日には前座試合としてフラッグフットボール日本選手権大会決勝戦が、後座試合として女子タッチ・フットボールの全日本王座決定戦である「さくらボウル」が行われる。2017年は、前座第一試合として「さくらボウル」が、前座第二試合として「関東中学生アメリカンフットボール オールスター戦」が開催されることになっている。

テレビ中継は2010年度(2011年開催)シーズンまでNHK教育テレビ、2011年度(2012年開催)シーズンよりNHK BS1で生中継[3]Xリーグ中継局のスカイ・Aが録画中継を行っている。一時はスカイ・A中継をKBS京都テレビ埼玉がネットしたこともある。なおNHK以外の中継は1990年開催以後、東京ケーブルネットワーク(TCN)製作を受けており、TCNの自主放送チャンネルでも放送されている。

試合方式[編集]

  • 15分4クオーター(計60分) 第2・3クオーター間にハーフタイムを入れる
  • 同点の場合は延長戦コイントスはしないでそのまま試合終了とし双方の優勝とみなす。

大会協賛スポンサー[編集]

過去の成績[編集]

前回の結果[編集]

  • 第70回ライスボウル 2017年1月3日(火曜日) 15:00 東京ドーム
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
関西学院大学ファイターズ 0 0 6 7 13
富士通フロンティアーズ 13 7 10 0 30
  • 富士通は2回目の優勝。

歴代成績[編集]

ライスボウルは第36回大会までは学生オールスターの東西対抗戦(関東24勝・関西12勝)であり、開催回はその時からのものを引き継いでいる。ここでは、現在の「大学代表vs社会人代表」の形式となった第37回大会以降の成績について掲載する。

年度 大学 スコア 社会人
1983年 37 京都大学ギャングスターズ 29-28 レナウンローバーズ
1984年 38 日本大学フェニックス 53-21 レナウンローバーズ
1985年 39 関西学院大学ファイターズ 42-45 レナウンローバーズ
1986年 40 京都大学ギャングスターズ 35-34 レナウンローバーズ
1987年 41 京都大学ギャングスターズ 42-8 レナウンローバーズ
1988年 42 日本大学フェニックス 47-7 レナウンローバーズ
1989年 43 日本大学フェニックス 42-14 アサヒビールシルバースター
1990年 44 日本大学フェニックス 35-13 松下電工インパルス
1991年 45 関西学院大学ファイターズ 6-28 オンワードオークス
1992年 46 京都大学ギャングスターズ 20-29 アサヒビールシルバースター
1993年 47 関西学院大学ファイターズ 23-28 アサヒビールシルバースター
1994年 48 立命館大学パンサーズ 14-16 松下電工インパルス
1995年 49 京都大学ギャングスターズ 35-21 松下電工インパルス
1996年 50 京都大学ギャングスターズ 16-19 リクルートシーガルズ
1997年 51 法政大学トマホークス 0-39 鹿島ディアーズ
1998年 52 立命館大学パンサーズ 16-30 リクルートシーガルズ
1999年 53 関西学院大学ファイターズ 17-33 アサヒビールシルバースター
2000年 54 法政大学トマホークス 13-52 アサヒ飲料チャレンジャーズ
2001年 55 関西学院大学ファイターズ 30-27 アサヒ飲料チャレンジャーズ
2002年 56 立命館大学パンサーズ 36-13 シーガルズ
2003年 57 立命館大学パンサーズ 28-16 オンワードスカイラークス
2004年 58 立命館大学パンサーズ 7-26 松下電工インパルス
2005年 59 法政大学トマホークス 17-47 オービックシーガルズ
2006年 60 法政大学トマホークス 29-30 オンワードスカイラークス
2007年 61 関西学院大学ファイターズ 38-52 松下電工インパルス
2008年 62 立命館大学パンサーズ 17-13 パナソニック電工インパルス
2009年 63 関西大学カイザース 16-19 鹿島ディアーズ
2010年 64 立命館大学パンサーズ 0-24 オービックシーガルズ
2011年 65 関西学院大学ファイターズ 28-38 オービックシーガルズ
2012年 66 関西学院大学ファイターズ 15-21 オービックシーガルズ
2013年 67 関西学院大学ファイターズ 16-34 オービックシーガルズ
2014年 68 関西学院大学ファイターズ 24-33 富士通フロンティアーズ
2015年 69 立命館大学パンサーズ 19-22 パナソニックインパルス
2016年 70 関西学院大学ファイターズ 13-30 富士通フロンティアーズ
  • 通算成績:社会人代表チーム22勝・大学代表チーム12勝

出場チーム毎の戦績[編集]

出場回数順、成績の同じものは出場の古い順。チーム名の表記は全て直近の出場時の名称に統一。

学生代表チーム
チーム名 出場 優勝 準優勝
関西学院大学ファイターズ 11 1 10
立命館大学パンサーズ 8 3 5
京都大学ギャングスターズ 6 4 2
日本大学フェニックス 4 4 0
法政大学トマホークス 4 0 4
関西大学カイザース 1 0 1
社会人代表チーム
チーム名 出場 優勝 準優勝
オービックシーガルズ 8 7 1
パナソニックインパルス 7 4 3
レナウンローバーズ 6 1 5
アサヒビールシルバースター 4 3 1
オンワードスカイラークス 3 2 1
鹿島ディアーズ 2 2 0
富士通フロンティアーズ 2 2 0
アサヒ飲料チャレンジャーズ 2 1 1

脚注[編集]

  1. ^ ライスボウルとはコトバンク
  2. ^ 日本スポーツ振興センター 『SAYONARA国立競技場56年の軌跡 1958-2014』 朝日新聞出版、2014年、81頁。ISBN 978-4-02-190250-5 
  3. ^ 2009年度より学生代表決定戦の「毎日甲子園ボウル」、2012年度よりXリーグ決勝戦「ジャパンエックスボウル」の生放送が行われるため、日本の3大ボウルゲームを独占放送することとなる。

外部リンク[編集]