ヨーロッパの競馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ヨーロッパの競馬(ヨーロッパのけいば)では、ヨーロッパの競馬について包括的に概説する。

各国の様子[編集]

国際セリ名簿基準委員会(ICSC)は、世界の競馬開催国をパート1からパート3までのカテゴリに分類している。

パート1国[編集]

パート1国については下記の各記事を参照。

パート2国[編集]

ヨーロッパのパート2国には、スウェーデンデンマークノルウェーが認定されている。

スウェーデン[編集]

スウェーデンの平地競馬[編集]
  • ストックホルム大賞(Stockholms Stora Pris)- 4歳以上の芝1950メートルの重賞。タビー競馬場で5~6月に行なわれる。1930年に創設され、グループ制では準重賞の扱いだったが、2006年にG3に格付けされた。2012年の総賞金は120万クローナ(2013年11月の為替相場で換算すると約1880万円)。
  • プラーム記念(Pramms Memorial)- 4歳以上のダート1730メートルの重賞。国内3番目の大都市マルメにあるイェゲスロー競馬場(Jägersro Racecourse)で5月に行なわれる。1984年に創設され、準重賞から2012年にG3へ昇格した。2013年現在は、スカンジナビア圏でグループ制格付けのある重賞競走としてはシーズンで一番早い開催となっている。2012年の総賞金は120万クローナ(2013年11月の為替相場で換算すると約1880万円)。競走名は国内で成功したオーナーブリーダーのPer-Erik Pramm氏を記念したもの。
  • ザワウィカップ(Zawawi Cup)- 3歳以上のダート1200メートル戦。イェゲスロー競馬場で8月に行なわれる。2013年にG3に昇格。2012年の総賞金は50万クローナ(2013年11月の為替相場で換算すると約800万円)。以前は「ザワウィ・バルチック・カップ」の名称だった。「ザワウィ」はスカンジナビアの大馬主であるオマー・ザワウィ氏(Dr Omar Zawawi)がスポンサーを務めることから。
  • スヴェンスクダービー(Svenskt Derby)- 3歳馬によるダートの2400メートル戦で、イェゲスロー競馬場で8月に開催する。リステッドレース。総賞金は152万クローナ(2013年11月の為替相場で換算すると約2380万円)[2]


スウェーデンの繋駕速歩競馬[編集]

パート3国[編集]

ヨーロッパのパート3国には、オーストリアオランダスイススペインスロバキアチェコポーランドが認定されている。

チェコ[編集]

  • ヴェルカパルドゥビツカ - チェコ国内最大の障害競走
  • チェスコスロベンスクダービー(Ceskoslovenske Derby、チェコダービー)- プラハで行われる。3歳牡馬・牝馬の2400メートルの競走。牡馬は57キロ、牝馬は55.5キロを負担する[3]

認定を受けていない国・地域[編集]

ICSCの認定を受けていない国・地域の競馬については下記に記す。

ロシア・旧ソ連[編集]

  • ボリショイ・フシエソユツニー賞(Bolszoj Vsiesoyuzny Priz、ソビエト・ダービー) - モスクワで行われる。3歳・4歳の牡馬と牝馬が出走できる。芝の2400メートルで行われ、牡馬は59キロ、牝馬は57キロを負担する。別名「Bolszoj Vserossijskij Priz」[4][5]
  • アニリン - 旧ソ連時代の名競走馬。西側諸国へ遠征し良績を残した。

ハンガリー[編集]

少なくともオーストリア=ハンガリー帝国の時代には、ヨーロッパを代表する馬産国だった。日本にも多くの馬・競走馬がハンガリー帝国から輸入されている。

参考文献・出典[編集]

  • 『競馬の世界史』ロジャー・ロングリグ・著、原田俊治・訳、日本中央競馬会弘済会・刊、1976
  • 『競馬百科』日本中央競馬会・編、みんと・刊、1976
  • 『海外競馬完全読本』海外競馬編集部・編、東邦出版・刊、2006

注釈[編集]

  1. ^ ギャロップジーガー ストックホルムカップ歴代勝馬2013年12月2日閲覧。
  2. ^ スカンジナビア圏のリステッドレース2013年12月2日閲覧。
  3. ^ チェコダービー勝馬一覧2013年11月29日閲覧。
  4. ^ ロシアダービー勝馬一覧2013年11月29日閲覧。
  5. ^ ロシアダービー勝馬一覧2013年11月29日閲覧

関連項目[編集]