ヨハンネス・リンナンコスキ

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ヨハンネス・リンナンコスキ

ヨハンネス・リンナンコスキJohannes Linnankoski、出生名はVihtori Johan Peltonen1869年10月18日 - 1913年8月10日)は、フィンランドアスコラ出身の小説家劇作家

師範学校を修了した後作家を志望し、1903年「永遠の闘争」でデビュー。次いで青年筏師の奔放な恋愛と道徳的反省を描いた小説「真紅の花の歌」がこの国で小説として最初のベストセラーとなり一躍世界的名声を得た。1908年発表の心理小説逃亡者たち」は社会啓蒙としての自己反省を含む作品で、人間的成長の苦悩を広く描写し高く評価された。他の作品に「ヘイッキラ農家の争い」(1907年)、「サムソンとデリラ」(1911年)、「イェフタの娘」(1911年)等がある。

主な作品[編集]

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