ヨハネス・ヴェルナー

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ヨハネス・ヴェルナー

ヨハネス・ヴェルナー(Johannes Werner、1468年2月14日1522年5月[1])は、15世紀生まれのドイツの神父数学者地理学者である。地図の図法ヴェルナー図法(ウェルナー図法、スタブ・ヴェルナー図法とも呼ばれる)で知られる。

ニュルンベルクの教区司祭を務めた。ヴェルナー図法は、協力者のヨハネス・スタビウスとともに開発され、1514年のヴェルナーの著書 Nova translatio primi libri geographiaae C. Ptolemaeiで紹介された。ただし同じ投影法の地図を1507年にマルティン・ヴァルトゼーミュラーが出版しているためヴァルトゼーミュラー図法とも呼ばれる。この図法は16世紀から17世紀の地図に用いられたが、後にボンヌ図法が現れると使用されなくなった。

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