ヨハネス・ツェツェス
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ヨハネス・ツェツェス[1][2](ヨアンネス・ツェツェス[3]、ヨハンネス・ツェツェース[4]などとも、希: Ἰωάννης Τζέτζης、Johannes Tzetzes[5]、1110年ごろ - 1180年ごろ[5])は、東ローマ帝国の文人・詩人[6]。
コンスタンティノープル出身[5]。古代ギリシアの文学や故事に精通し[5]、同地で学校を経営した[3]。マヌエル1世コムネノスの皇后ベルタら、貴族とも交流した[2]。同時代人にエウスタティオスやミカエル・コニアテスがいる[3]。
現存する著作に『キリアデス』(千行詩)[4]、書簡、ホメロス・ヘシオドス・アリストパネスに対する注釈書などがあり[3]、西洋古典学やギリシア神話の貴重な資料となっている[4][7][8]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ↑ 渡辺金一、平凡社、改訂新版 世界大百科事典『ビザンティン文学』 - コトバンク
- 1 2 佐伯(片倉) 綾那「アンナ・コムネナ『アレクシオス1世伝』の成立背景 : 12世紀コンスタンティノープルにおける女性の文学活動を事例に」『都市文化研究』18、大阪市立大学大学院文学研究科 : 都市文化研究センター、2016年。CRID 1390853649849599616。35f頁。
- 1 2 3 4 L.D.レノルズ ; N.G.ウィルソン 著、西村賀子 ; 吉武純夫 訳『古典の継承者たち ギリシア・ラテン語テクストの伝承にみる文化史』筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2025年。ISBN 9784480511836。130f頁。
- 1 2 3 國方栄二 編訳『ヒポクラテス医学論集』岩波書店〈岩波文庫〉、2022年。ISBN 9784003390122。332頁。
- 1 2 3 4 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『ツェツェス』 - コトバンク
- ↑ 岩波書店辞典編集部 編『岩波 世界人名大辞典』岩波書店、2013年。ISBN 9784000803151。1723頁。
- ↑ 高津春繁 訳『アポロドーロス ギリシア神話』岩波書店〈岩波文庫〉、1978年。4頁。
- ↑ ピエール・グリマル 著、高津春繁 訳『ギリシア神話』白水社〈文庫クセジュ〉、1992年。20頁。