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ヨウ化ジチアザニン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヨウ化ジチアザニン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
バイルシュタイン 3838938
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.007.443 ウィキデータを編集
EC番号
  • 208-186-7
KEGG
UNII
国連/北米番号 2811
性質
C23H23IN2S2
モル質量 518.48 g·mol−1
外観 緑色の結晶
融点 248 °Cで分解
危険性
GHS表示:
急性毒性(高毒性)急性毒性(低毒性)
Danger
H300, H315, H319, H335
P261, P264, P270, P271, P280, P301+P310, P302+P352, P304+P340, P305+P351+P338, P312, P321, P330, P332+P313, P337+P313, P362, P403+P233, P405, P501
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

ヨウ化ジチアザニン(ヨウかジチアザニン、英:Dithiazanine iodide)は、ポリメチン染料に属する化合物である[1]。イヌの駆虫薬として使用される[3]。毒性が強い化学物質であり、経口摂取によるヒトの致死量は約4~16mg/kgである。作用機序はよく分かっていないが、細胞呼吸によりエネルギーを得るために不可欠なグルコースの細胞への吸収を阻害すると考えられている[要出典]

脚注

[編集]
  1. ^ a b Cameo Chemicals. “Chemical data”. NOAA. 2011年9月19日閲覧。
  2. ^ a b Chemspider data”. Chemspider. 2011年9月19日閲覧。
  3. ^ Law about use”. Justia. 2011年9月19日閲覧。