ユーラシア経済共同体

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2014年のユーラシア経済共同体
ユーラシア経済共同体と集団安全保障条約の首脳会談
2001年5月31日のユーラシア経済共同体サミット
2010年7月5日アスタナでのユーラシア経済共同体の会議

ユーラシア経済共同体(EAEC、EurAsEC)とは、ロシアベラルーシ及び中央アジアの4ヶ国からなる経済共同体である。2000年10月10日カザフスタンアスタナで創設条約を調印。

加盟国[編集]

正加盟国[編集]

オブザーバー[編集]

将来[編集]

ロシアのドミートリー・メドヴェージェフ大統領は2008年12月25日2010年1月1日にベラルーシ、カザフスタンと共同市場を創設すると発表した[1]が、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が難色を示したことで、創設は2012年1月1日に先送りとなった。

2010年7月1日から、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンとの間で関税同盟が結成される予定である。当初、ベラルーシのルカシェンコ大統領が難色を示していたが、最終的には関税同盟に加入する道を選んだ[2]。ところが、2010年6月19日、ベラルーシ側のガス料金滞納を理由に、ロシアがガス供給を85%削減することとなり、ロシアとベラルーシとの間でいざこざが発生。これにより、関税同盟はロシアとカザフスタンの二国のみで発足する見通しとなった[3]。しかし、ロシア・ベラルーシ間の紛争は数日で解決し、そして、ルカシェンコは関税同盟への参加を表明。ロシアとの関係修復を素早く行ない、三カ国で関税同盟が結成されることとなった[4]

カザフスタン大統領ヌルスルタン・ナザルバエフは、ユーラズ(yevraz)と呼ばれる新通貨の導入を提案した[5]

2011年10月3日、プーチンはベラルーシ、カザフスタンを構成国とする新たな連邦国家「ユーラシア連合」の創設を提案した。プーチンはユーラシア連合を「ソ連の最適値」[6]と呼び、普遍的な価値として自由民主主義市場経済[7]を否定しないとした。同年11月、ユーラシア経済共同体の国家間評議会はユーラシア最高経済評議会、関税同盟委員会はユーラシア経済委員会に改称された。

2015年1月1日、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンで構成されるユーラシア経済連合(EEU)が発足し、翌2日にはアルメニアが加盟した。EEU発足に伴い、域内の経済統合の推進母体となっていたユーラシア経済共同体(EurAsEC)は活動を終了した。

その他[編集]

Technical Regulation順守を条件に"EAC" markを付け、製品を流通させることができる。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]