ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」(You'd be so nice to come home to、「あなたが待っている家に、帰って来られたら素晴らしいだろう」などの意味)は、ジャズのスタンダード曲。邦題は「帰ってくれたらうれしいわ」が多く、「帰ってくればいいのに」は少数である[1]。
解説[編集]
コール・ポーター作曲で、1942年に発表された映画 "Something to shout about" の挿入歌である[1]。映画ではジャネット・ブレアとドン・アメチーが歌った。戦場に送られた青年が、愛する女性を思う気持ちを歌い上げたナンバーである。レコードでは、ダイナ・ショアの録音が1943年のヒットチャートに入った。
「帰ってくれたらうれしいわ」の邦題は、大橋巨泉がつけたが、当時誤訳をしてしまい後に巨泉は、間違った愚かな奴がいると、翻訳の誤りを何度も語っている[2]。
さまざまな歌唱のカバーバージョンがあるほか、インストゥルメンタルとしてもカバーされている(後述)。映画ではほかに『ラジオ・デイズ』(ウディ・アレン監督)でダイアン・キートンが歌っている。
カバー[編集]
カヴァーした歌手やミュージシャンの一部である。
- アメリカ合衆国
- フランス
脚注[編集]
- ^ a b c 『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ』 - コトバンク、
『帰ってくれたらうれしいわ』 - コトバンク - ^ You'd be so nice to come home to 大橋巨泉さん 2022年9月29日閲覧
- ^ 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」で有名な女性歌手
- ^ 「朝日のあたる家」など、ジャズ、フォーク、R&Bを横断した活動をおこなった