ユリ・ラタス

ユリ・ラタス
ユリ・ラタス
	Jüri Ratas
エストニアリーギコグ議長
	任期; 2021年3月18日 – 2023年4月10日
大統領	アラル・カリス
前任者	ヘン・ポルアス
後任者	ラウリ・フッサール
エストニア第18代首相
	任期; 2016年11月23日 – 2021年1月26日
大統領	ケルスティ・カリユライド
前任者	ターヴィ・ロイヴァス
後任者	カヤ・カッラス
中央党党首
	任期; 2016年11月5日 – 2023年9月10日
前任者	エドガー・サヴィサール
後任者	ミハイル・コルヴァルト
タリン市長
	任期; 2005年11月15日 – 2007年4月5日
前任者	トニス・パルツ
後任者	エドガー・サヴィサール
個人情報
生誕	1978年7月2日（45歳）; エストニア・ソビエト社会主義共和国タリン
政党	中央党
配偶者	カリン・ラタス
子供	3人
出身校	タリン工科大学

ユリ・ラタス（エストニア語: Jüri Ratas、1978年 7月2日 - ）は、エストニアの政治家。首相、タリン市長、リーギコグ（国会）議長、中央党党首などを歴任した。

経歴[編集]

タリン出身。2005年から2007年まで、リーギコグ（国会）副議長とタリン市長を務めた。市長時代には欧州グリーン首都賞を提案した^[1]。

2015年3月にリーギコグの第二副議長に選任され^[2]、2016年11月5日にはエドガー・サヴィサールの後任の中央党党首に選出された^[3]。

連立与党の内紛により第二次ターヴィ・ロイヴァス内閣が分裂状態に陥っていた2016年11月、中央党は社会民主党と祖国・共和国連合と連立交渉をもった^[4]。11月19日、3党はラタスを首班とする新たな連立政権の条件について合意し^[5]、11月23日にラタスが新首相に就任した^[6]。2021年1月13日、中央党に汚職事件疑惑が巻き起こっていることを背景に首相を辞任すると表明^[7]。

2022年9月22日、来たる27日に実施予定の故安倍晋三国葬儀にラタス元首相がエストニア代表として参列することが、日本国外務省により発表された^[8]^[9]。

既婚で、3男1女がいる^[10]。

ケルスティ・カリユライド大統領と（2017年6月29日）
フィンランドのサンナ・マリン首相と（2022年5月17日）
一人おいて、左からリトアニアのヴィクトリヤ・チミリーテ＝ニールセン国会議長、ラトビアのイナーラ・ムールニエツェ国会議長、ラタス（2022年3月30日）

脚注[編集]

外部リンク[編集]

Jüri Ratas (@ratasjuri) - X（旧Twitter）

公職
先代トニス・パルツ	タリン市長 2005年 – 2007年	次代エドガー・サヴィサール
先代ターヴィ・ロイヴァス	エストニア共和国首相 2016年 - 2021年	次代カヤ・カッラス
党職
先代エドガー・サヴィサール	中央党党首 2016年 - 2023年	次代ミハイル・コルヴァルト

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[1] ttp://ec.europa.eu/environment/europeangreencapital/about_submenus/background.html Archived July 27, 2010, at the Wayback Machine.

[2] “Eiki Nestor re-elected as Parliament Speaker, Seeder and Ratas as deputies”. ERR (2015年3月30日). 2015年3月30日閲覧。

[3] “Jüri Ratas elected chairman of the Center Party”. ERR. (2016年11月5日) 2016年11月22日閲覧。

[4] “Prime Minister loses no confidence vote, forced to resign”. ERR. (2016年11月9日) 2016年11月9日閲覧。

[5] “Coalition agreement ready, ministries distributed”. ERR. (2016年11月19日) 2016年11月19日閲覧。

[6] “49th cabinet of Estonia sworn in under Prime Minister Jüri Ratas”. ERR. (2016年11月23日) 2016年11月23日閲覧。

[7] “President to ask Reform leader Kaja Kallas to form new coalition”. エストニア公共放送. (2021年1月13日) 2021年1月14日閲覧。

[8] 故安倍晋三国葬儀への各国・地域・国際機関等からの参列 | 外務省

[9] 「故安倍晋三国葬儀への参列：各国・地域・国際機関等の名称及び代表者名」（PDF）

[10] “Jüri Ratas: I'm the prime minister and I dance to the republic's tune” (英語). Estonian news - news.postimees.ee (2020年12月21日). 2021年2月4日閲覧。

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公職
先代トニス・パルツ	タリン市長 2005年 – 2007年	次代エドガー・サヴィサール
先代ターヴィ・ロイヴァス	エストニア共和国首相 2016年 - 2021年	次代カヤ・カッラス
党職
先代エドガー・サヴィサール	中央党党首 2016年 - 2023年	次代ミハイル・コルヴァルト

表話編歴エストニアの首相
臨時政府	コンスタンティン・パッツ (1918)
第一共和政	コンスタンティン・パッツ (1918-1919) オットー・ストランドマン (1919) ヤーン・トニッソン (1919-1920) アド・ビルク (1920) ヤーン・トニッソン (1920) アンツ・ピープ (1920) アンツ・ピープ (1920-1921) コンスタンティン・パッツ (1921-1922) ユハン・クック (1922-1923) コンスタンティン・パッツ (1923-1924) フリードリヒ・アケル (1924) ユリ・ヤークソン (1924-1925) ヤーン・テーマント (1925-1927) ヤーン・トニッソン (1927-1928) アウグスト・レイ (1928-1929) オットー・ストランドマン (1929-1931) コンスタンティン・パッツ (1931-1932) ヤーン・テーマント (1932) カーレル・エンパル (1932) コンスタンティン・パッツ (1932-1933) ヤーン・トニッソン (1933) コンスタンティン・パッツ (1933-1938) カーレル・エンパル (1938-1939) ユリ・ウルオツ (1939-1940) ヨハネス・ヴァレス (1940)
ソビエト社会主義共和国	ヨハネス・ラウリスティン (1940-1941) オスカル・セプレ (1942-1944) アルノルト・ヴェイメル (1944-1951) アレクセイ・ミューリセップ (1951-1961) ヴァルテル・クラウソン (1961-1984) ブルーノ・サウル (1984-1988) インドレク・トーメ (1988-1990) エトカル・サヴィサール (1990-1991)
亡命政府	オットー・ティーフ (1944-1953) ヨハネス・シッカル (1953-1960) トニス・キント (1960-1962) アレクサンデル・ワルマ (1962-1963) トニス・キント (1963-1970) ヘインリヒ・マルク (1970-1990) エンノ・ペンノ (1990-1992)
第二共和政	エトカル・サヴィサール (1991-1992) ティート・ヴァヒ (1991-1992) マルト・ラール (1992-1994) アンドレス・タラント (1994-1995) ティート・ヴァヒ (1995-1997) マルト・シーマン (1997-1999) マルト・ラール (1999-2002) シーム・カラス (2002-2003) ユハン・パルツ (2003-2005) アンドルス・アンシプ (2005-2014) ターヴィ・ロイヴァス (2014-2016) ユリ・ラタス (2016-2021) カヤ・カッラス (2021-)
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