ヤルコ・ニエミネン

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ヤルコ・ニエミネン
Jarkko Nieminen at the 2010 US Open 05.jpg
ヤルコ・ニエミネン
基本情報
ラテン文字名 Jarkko Nieminen
国籍 フィンランドの旗 フィンランド
出身地 同・マスク
生年月日 1981年7月23日(32歳)
身長 185cm
体重 78kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2000年
ツアー通算 5勝
シングルス 2勝
ダブルス 3勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪 ベスト8(2008)
全仏 4回戦(2003)
全英 ベスト8(2006)
全米 ベスト8(2005)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト4(2010)
全仏 2回戦(2003・08)
全英 2回戦(2007)
全米 ベスト8(2008)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 13位(2006年7月10日)
ダブルス 42位(2008年1月28日)
2013年6月11日現在

ヤルコ・ニエミネンJarkko Nieminen, 1981年7月23日 - )は、フィンランド・マスク出身の男子プロテニス選手。これまでにATPツアーでシングルス2勝、ダブルス3勝を挙げているが、シングルスで11度の準優勝がある。身長185cm、体重78kg、左利きの選手。自己最高ランキングはシングルス13位、ダブルス42位。夫人のアヌ・ニエミネンバドミントンのフィンランド代表選手である。

来歴[編集]

両親とも化学者という家庭に生まれ、4歳からテニスを始める。ジュニア時代、1999年全米オープン男子ジュニアシングルス部門でクリスチャン・プレスデンマーク)を破って優勝した。2000年にプロ入り。2001年スウェーデンストックホルムの大会で、初めて男子ツアー大会の決勝に進出したが、オランダチャン・シャルケンに敗れて準優勝になった。2002年は2度、2003年は1度準優勝があったが、なかなかツアー初優勝に手が届かずにいるうちに、テニスキャリアにもしばらく低迷期が訪れた。

2005年6月11日にアヌ・ヴェックストロームと結婚。その3か月後、ニエミネンはようやく4大大会で最初の好成績を出し、フィンランド人のテニス選手として初めて全米オープンで準々決勝に進出した。同じ年のレイトン・ヒューイットと一進一退の好勝負を展開したが、結局 6-2, 1-6, 6-3, 3-6, 1-6 のフルセットでヒューイットに敗れている。2006年1月9日、ニュージーランドオークランドの大会の決勝戦でクロアチアマリオ・アンチッチを 6-2, 6-2 で破り、宿願のツアー初優勝を果たした。この年はウィンブルドンで初めての準々決勝に進出したが、第2シードのラファエル・ナダルに 3-6, 4-6, 4-6 のストレートで敗れた。

2007年9月、ニエミネンはインドムンバイ大会のダブルスでロベルト・リンドステットスウェーデン)とペアを組み、男子ツアーのダブルスで初優勝を果たした。

2008年、ニエミネンは全豪オープンでも初めてのベスト8入りを決めたが、ここでもナダルに 5-7, 3-6, 1-6 のストレートで敗退した。これで彼の4大大会シングルス成績は、全仏オープン以外の3大会で8強入りしたことになる。同年の全米オープンでは、シングルスは3回戦でフェルナンド・ゴンサレスチリ)に敗れたが、リンドステットと組んだ男子ダブルスで初のベスト8に進出した。

2006年に初優勝してから決勝では6大会連続で敗退が続いていたが、2012年1月のシドニー大会でジュリアン・ベネトーを 6–2, 7–5 で破り6年ぶりのツアー2勝目を挙げた。

ATPツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 13回 (2勝11敗)[編集]

大会グレード
グランドスラム (0-0)
ATPワールドツアー・ファイナル (0-0)
ATPワールドツアー・マスターズ1000 (0-0)
ATPワールドツアー・500シリーズ (0-0)
ATPワールドツアー・250シリーズ (2–11)
サーフェス別タイトル
ハード (2–7)
クレー (0-4)
芝 (0-0)
カーペット (0-0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2001年10月29日 スウェーデンの旗 ストックホルム ハード オランダの旗 チャン・シャルケン 6–3, 3–6, 3–6, 6–4, 3–6
準優勝 2. 2002年4月15日 ポルトガルの旗 エストリル クレー アルゼンチンの旗 ダビド・ナルバンディアン 4–6, 6–7(5)
準優勝 3. 2002年5月6日 スペインの旗 マヨルカ クレー アルゼンチンの旗 ガストン・ガウディオ 2–6, 3–6
準優勝 4. 2003年5月5日 ドイツの旗 ミュンヘン クレー スイスの旗 ロジャー・フェデラー 1–6, 4–6
優勝 1. 2006年1月9日 ニュージーランドの旗 オークランド ハード クロアチアの旗 マリオ・アンチッチ 6–2, 6–2
準優勝 5. 2006年10月16日 スウェーデンの旗 ストックホルム ハード アメリカ合衆国の旗 ジェームズ・ブレーク 4–6, 2–6
準優勝 6. 2007年10月19日 スイスの旗 バーゼル ハード スイスの旗 ロジャー・フェデラー 3–6, 4–6
準優勝 7. 2008年1月6日 オーストラリアの旗 アデレード ハード フランスの旗 ミカエル・ロドラ 3–6, 4–6
準優勝 8. 2009年1月17日 オーストラリアの旗 シドニー ハード アルゼンチンの旗 ダビド・ナルバンディアン 3–6, 7–6, 2–6
準優勝 9. 2010年10月3日 タイの旗 バンコク ハード (室内) スペインの旗 ギリェルモ・ガルシア=ロペス 4–6, 6–3, 4–6
準優勝 10. 2011年10月23日 スウェーデンの旗 ストックホルム ハード (室内) フランスの旗 ガエル・モンフィス 5–7, 6–3, 2–6
優勝 2. 2012年1月15日 オーストラリアの旗 シドニー ハード フランスの旗 ジュリアン・ベネトー 6–2, 7–5
準優勝 11. 2013年5月25日 ドイツの旗 デュッセルドルフ クレー アルゼンチンの旗 フアン・モナコ 4–6, 3–6

ダブルス: 7回 (3勝4敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2003年9月29日 タイの旗 バンコク ハード オーストラリアの旗 アンドリュー・クラッツマン イスラエルの旗 ジョナサン・エルリック
イスラエルの旗 アンディ・ラム
3–6, 6–7(4)
優勝 1. 2007年9月24日 インドの旗 ムンバイ ハード スウェーデンの旗 ロベルト・リンドステット インドの旗 ロハン・ボパンナ
パキスタンの旗 アイサム=ウル=ハク・クレシ
7–6(3), 7–6(5)
準優勝 2. 2009年2月15日 アメリカ合衆国の旗 サンノゼ ハード
(室内)
インドの旗 ロハン・ボパンナ ドイツの旗 トミー・ハース
チェコの旗 ラデク・ステパネク
2–6, 3–6
優勝 2. 2010年8月1日 スイスの旗 グシュタード クレー スウェーデンの旗 ヨハン・ブランシュトロム ブラジルの旗 マルセロ・メロ
ブラジルの旗 ブルーノ・ソアレス
6–3, 6–7(4), [11–9]
準優勝 3. 2010年8月1日 スウェーデンの旗 ストックホルム クレー スウェーデンの旗 ヨハン・ブランシュトロム アメリカ合衆国の旗 エリック・ブトラック
キュラソー島の旗 ジャン=ジュリアン・ロイヤー
3–6, 4–6
準優勝 4. 2012年1月15日 オーストラリアの旗 シドニー ハード オーストラリアの旗 マシュー・エブデン アメリカ合衆国の旗 ボブ・ブライアン
アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン
1–6, 4–6
優勝 3. 2013年5月5日 ドイツの旗 ミュンヘン クレー ロシアの旗 ドミトリー・トゥルスノフ キプロスの旗 マルコス・バグダティス
アメリカ合衆国の旗 エリック・ブトラック
6–1, 6–4

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 通算成績
全豪オープン A 1R 3R 2R 3R 3R 2R QF 1R 2R 1R 1R 2R 2R 15–13
全仏オープン A 3R 4R A 2R 1R 3R 3R A 1R 1R 2R 2R 12–10
ウィンブルドン A 2R 3R A 1R QF 3R 2R A 2R 1R 2R 1R 12–10
全米オープン LQ 1R 2R 1R QF 1R 1R 3R 2R 1R 1R 2R 2R 10–12

外部リンク[編集]