ヤマニンシュクル
| ヤマニンシュクル | |
|---|---|
|
2005年エリザベス女王杯パドック | |
| 欧字表記 | Yamanin Sucre |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牝 |
| 毛色 | 黒鹿毛 |
| 生誕 | 2001年4月1日(18歳) |
| 父 | トウカイテイオー |
| 母 | ヤマニンジュエリー |
| 母の父 | Nijinsky II |
| 生国 |
|
| 生産 | ヤマニンベン牧場 |
| 馬主 | 土井肇 |
| 調教師 | 浅見秀一(栗東) |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 19戦4勝 |
| 獲得賞金 | 2億6962万8000円 |
ヤマニンシュクルは日本の元競走馬で、現在は繁殖牝馬。2003年の阪神ジュベナイルフィリーズに優勝し、同年のJRA賞最優秀2歳牝馬を受賞している。馬名の由来は冠名のヤマニン + フランス語で砂糖を意味するシュクル(sucre)より。
戦績[編集]
2003年夏の函館でのデビュー戦を勝利し、札幌でのクローバー賞で2着に入線した。その後コスモス賞を優勝し、オープンクラスに昇級した。続く札幌2歳ステークスでも3着に入る活躍を見せた。この札幌2歳S以降は、引退まで全て重賞に出走している。
暮れの阪神ジュベナイルフィリーズでは6番人気に甘んじたが、ゴール前で逃げるヤマニンアルシオンを捉え、後のGI優勝馬スイープトウショウらを抑えて勝利した。年が明けてから、2003年のJRA賞最優秀2歳牝馬を受賞している。
2004年の3歳時は、チューリップ賞3着からスタートし、牝馬クラシック路線で安定した活躍を見せた。桜花賞3着、優駿牝馬5着、クイーンステークス3着、秋華賞2着と、僅差ながら勝ちきれない競馬が続き、この年は未勝利に終わっている。その後屈腱炎を患って休養に入る。
2005年は、1年1ヶ月振りの出走となったエリザベス女王杯で4着と存在感をアピール。しかし次走鳴尾記念では、久しぶりの牡馬相手のレースとなり、デビュー以来初めて掲示板を外す7着に敗れた。
2006年は年明けの京都牝馬ステークスで復活を予感させる4着の好走でスタート。続く中山牝馬ステークスで、デビュー以来初の1番人気に推され、人気に応える形で2年4ヶ月ぶりの勝利を収めた。以降も夏のクイーンステークスで2着に入るなど牝馬路線で健闘を続けた。
前年の雪辱を期して出走したエリザベス女王杯では、最後の直線に入って追い出そうとしたところで、強引に突っ込んできた本田優騎乗のカワカミプリンセスに進路を妨害され、初の二桁着順となる12位入線の、11着に終わった。カワカミプリンセスは1位に入線したが、本馬を妨害したことで12着に降着になっている。
一方本馬は、ゴール後に鞍上の四位洋文が下馬して診断を受けることになった。その後、進路を妨害された際に、体勢を崩したことで、右前浅屈腱不全断裂を発症したと診断された[1]。引退後は北海道の錦岡牧場にて繁殖牝馬として繋養されている。優秀な牝系もさることながら、トウカイテイオーの血を持つ名馬の誕生も期待される。
繁殖成績[編集]
※産駒の戦績は2017年8月8日現在
| 馬名 | 誕生年 | 毛色 | 父 | 性 | 厩舎 | 馬主 | 戦績 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヤマニンシャム | 2008年 | 青鹿毛 | ディープインパクト | 牡 | 川崎・山崎尋美[2] | 土井睦秋 | デビュー戦で競走中止、予後不良 |
| 2 | ヤマニンブリス | 2009年 | 黒鹿毛 | アドマイヤムーン | 栗東・浅見秀一 →笠松・森山英雄 |
土井睦秋 →土井久美子 |
64戦5勝(引退) | |
| 3 | ヤマニンエスプーマ | 2010年 | 鹿毛 | 栗東・浅見秀一 | 土井肇 | 1戦0勝(引退) | ||
| 4 | ヤマニンルポ | 2011年 | スペシャルウィーク | 15戦1勝(引退) | ||||
| 5 | ヤマニンナジャーハ | 2012年 | 黒鹿毛 | ディープインパクト | 牝 | 22戦1勝(引退) | ||
| 6 | ヤマニンブラズーカ | 2013年 | 鹿毛 | 牡 | 栗東・浅見秀一 →北海道・安田武広 |
土井肇土 →土井久美子 |
15戦0勝(現役) | |
| 7 | ヤマニンシュクルの2015 | 2015年 | 鹿毛 | キングズベスト | 牡 | |||
| 8 | ヤマニンシュクルの2016 | 2016年 | 鹿毛 | 牝 |
出典:JBIS-Search
血統表[編集]
| ヤマニンシュクルの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
| 父系 | パーソロン系 |
[§ 2] | ||
父 トウカイテイオー 1988 鹿毛 北海道新冠町 |
父の父 シンボリルドルフ 1981鹿毛 北海道門別町 |
*パーソロン Pertholon |
Milesian | |
| Paleo | ||||
| スイートルナ | スピードシンボリ | |||
| *ダンスタイム Dance Time | ||||
父の母 トウカイナチュラル 1982鹿毛 北海道浦河町 |
*ナイスダンサー Nice Dancer |
Northern Dancer | ||
| Nice Princess | ||||
| トウカイミドリ | *ファバージ Faberge | |||
| トウカイクイン | ||||
母 ヤマニンジュエリー 1991 鹿毛 北海道静内町 |
Nijinsky II 1967 鹿毛 カナダ |
Northern Dancer | Nearctic | |
| Natalma | ||||
| Flaming Page | Bull Page | |||
| Flaring Top | ||||
母の母 *ティファニーラスTiffany Lass 1983 黒鹿毛 アメリカ |
Bold Forbes | Irish Castle | ||
| Comely Nell | ||||
| Sally Stark | Graustark | |||
| Sally Ship F-No.3-c | ||||
| 母系(F-No.) | 3号族(FN:3-c) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | Northern Dancer 4×3=18.75% | [§ 4] | ||
| 出典 |
| |||
- 祖母ティファニーラスは1986年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬。繁殖牝馬としては期待ほどの成績は挙げられなかったが、孫世代からヤマニンシュクルや、中山牝馬ステークス・クイーンステークス優勝馬ヤマニンメルベイユや中日新聞杯・札幌記念優勝馬ヤマニンキングリー(ともにシュクルの従妹弟)などの活躍馬を送り出している。このほかの近親には、母の従妹に札幌3歳ステークスの優勝馬メローフルーツや、重賞3勝のオレンジピールがいる。
- ティファニーラスの半兄Valdezはスワップスステークスの勝ち馬で、種牡馬。
脚注[編集]
- ^ “ヤマニンシュクル号の故障について”. 日本中央競馬会 (2006年11月15日). 2006年11月18日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年4月12日閲覧。
- ^ 5月20日川崎能力&調教試験 - 南関東4競馬公式サイト内『南関魂 高橋美佳子の南関東競馬ブログ』 2011年6月1日閲覧
外部リンク[編集]
- 競走馬成績と情報 netkeiba、Yahoo!スポーツ競馬、JBISサーチ、Racing Post
- ヤマニンシュクル - 競走馬のふるさと案内所
| ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||