モーレンカンプオオカブト

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モーレンカンプオオカブト
Chalcosoma moellenkampi m3.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 (鞘翅目) Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
: コガネムシ科 Scarabaeidae
亜科 : カブトムシ亜科 Dynastinae
: 真性カブトムシ族 Dynastini
: アトラスオオカブト属 Chalcosoma
: モーレンカンプオオカブト C. moellenkampi
学名
Chalcosoma moellenkampi
和名
モーレンカンプオオカブト
ボルネオオオカブト
英名
Moellenkampi beetle

モーレンカンプオオカブトは、昆虫綱甲虫目カブトムシ亜科に属するカブトムシの一種。東南アジアボルネオ島にのみ生息し、ボルネオオオカブトとも呼ばれる。

特徴[編集]

コーカサスオオカブトアトラスオオカブトなどと同じアトラスオオカブト属(カルコソマ属)に分類される。本種のオスもまたコーカサスやアトラスのような3本の角と独特の金属光沢を有する[1]。カルコソマ属の例に漏れず闘争心が強く、気性は荒い。高地に生息するため高温に弱い。

体長はオスは60〜115mmであり、コーカサスよりは小さく、アトラス(フィリピンのミンダナオアトラスを除いて)よりは大きい。しかし、まれに130mmを超える大きさ(コーカサスに匹敵)の個体も報告されている。メスは体長45〜60mmほどでオスよりかなり小さい。メスはアトラスやコーカサスに似ているが、アトラスやコーカサスの緑銅色に比べ、やや赤銅色に近い体色で区別できる。

本種最大の特徴として、体の幅が狭く体高があることがあげられる。また、前胸部は三角形状で、そこから胸角が平行に伸びているなど、コーカサスやアトラスとは雰囲気が異なるため、簡単に区別することができる。しかし、それ故にカルコソマ属の人気の要因である迫力には欠けると言われ、体の幅が広いコーカサスやアトラスと比べるとその点で人気は劣るともいわれるが、その為か、コーカサスやアトラスほど輸入される数は多くはない。

胸角が狭い以外にもコーカサスやアトラスと異なる点として、頭角には突起がない代わりに、2種と比べるとかなり長い。

生態[編集]

ボルネオ島中心部のキナバル山を中心とした1000~2000m付近の高標高地に生息し、幼虫は熱帯雨林の倒木や朽ち木の周辺や中に入り、それを食べて成長する。成虫になるまで約1年半ほどを要する。

成虫はロダンの樹などの樹液に集まるが、高標高に生息している為、多くの生態は解明されておらず、詳しい生態は不明な点が多い。コーカサスやアトラスと同様に、成虫は灯火にも飛来する。成虫の寿命は約半年~1年とコーカサスやアトラスと同程度。

脚注[編集]

  1. ^ メスは微毛が多く、金属光沢に乏しい。

関連項目[編集]