モール (ラグビー)

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ニュージーランド代表(黒)と南アフリカ代表(緑)のモール

ラグビーユニオンにおけるモール: Maul)とは、ラグビー試合中でのプレー状態の一つ。スクラムラックなどと共に密集戦の一つであるが、ボールを保持した状態(地面に落としていない状態)で行われるのが特徴である。

ボールを保持したままモールを押し込む「ドライビングモール」などのバリエーションも見られる[1]

定義[編集]

プレーが継続している状態において、ボールを持っていて倒れていないプレーヤーに対して、敵と味方のそれぞれ一人以上がバインド(身体を捕まえて密着した状態)して囲んでいる状態を表す。敵だけが捕まえた状態はモールとは言わないため、3人以上がプレーに加わる必要がある。

モールにおける反則[編集]

  • モール内で故意に倒れようとすること。(モール・コラプシング)
  • モールに飛びかかったり、あるいはモールを故意に崩そうとすること。(モール・コラプシング)
  • モールを構成する選手を無理に引き離そうとすること(自らモールから離れることは問題がない)。
  • モールの横または前方からモールに加わろうとすること。(オフサイド
  • モールに参加しない状態でモールの横または前方で待機すること。(オフサイド)

モールの終了[編集]

次の状態になったときはモールが終了し、オープンプレーに移行する。

  • モール内で選手が持っていたボールを手放したとき。
    • →ボールが選手の前方に落ちればノックオンの反則。選手の後方に落ちればラックに移行してプレー継続、モール外の後方の選手に渡ればパスと見なされプレー継続。
  • モールの状態で反則があったとき。→フリーキックまたはペナルティキックで再開。
  • モールでの前進が5秒以上止まったとき。→スクラムで再開。
  • モールの状態のままタッチラインを割ったとき。→ラインアウトで再開
  • モールが自然に崩れたとき。→プレー継続
  • モール内でボールを持っていた選手が倒れたとき。→タックルを受けて倒れた状態と同じとなる。

脚注[編集]

外部リンク[編集]