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モスクワ時間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モスクワ標準時から転送)
欧州の標準時
欧州の標準時
冬:西ヨーロッパ時間UTC+0
夏:西ヨーロッパ夏時間UTC+1
空色 通年:西ヨーロッパ時間UTC+0
冬:中央ヨーロッパ時間UTC+1
夏:中央ヨーロッパ夏時間UTC+2
黄土 冬:東ヨーロッパ時間UTC+2
夏:東ヨーロッパ夏時間UTC+3
淡黄 通年:カリーニングラード時間UTC+2
通年:極東ヨーロッパ時間モスクワ時間UTC+3
ロシアの標準時:
  UTC+2 MSK-1 カリーニングラード時間 (KALT)
  UTC+3 MSK モスクワ時間 (MSK)
  UTC+4 MSK+1 サマラ時間 (SAMT)
  UTC+5 MSK+2 エカテリンブルク時間 (YEKT)
  UTC+6 MSK+3 オムスク時間 (OMST)
  UTC+7 MSK+4 クラスノヤルスク時間 (KRAT)
  UTC+8 MSK+5 イルクーツク時間 (IRKT)
  UTC+9 MSK+6 ヤクーツク時間 (YAKT)
  UTC+10 MSK+7 ウラジオストク時間 (VLAT)
  UTC+11 MSK+8 マガダン時間 (MAGT)
  UTC+12 MSK+9 カムチャツカ時間 (PETT)

モスクワ時間(モスクワじかん、: московское время)は、モスクワ標準時 (MSK - Moscow standard time) ともいい、協定世界時 (UTC) を3時間進ませた標準時 (UTC+3) である。夏時間はない。

ロシア第2標準時とも呼ばれる。

もとは冬時間がUTC+3で、夏時間では協定世界時より4時間進み (UTC+4)、モスクワ夏時間 (MSD - Moscow Summer Time) と呼ばれていたが、2011年3月27日からは夏時間は廃止され季節にかかわらずUTC+4に固定されていた。2014年10月26日からは、2011年3月27日以前の冬時間を通年の標準時とする形でUTC+3となった。

国際的に認められたロシア領以外に、2014年に一方的に併合を宣言したウクライナ領のクリミア半島、2022年に一方的に併合を宣言したウクライナ東部4州、ジョージアから独立状態を保っているアブハジア南オセチアでも適用されている。

採用しているロシアの地域

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ロシア以外の地域

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国際的にはジョージアの一部とされている。

関連項目

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e f ウクライナと係争中。国際的にロシアの領有は認められていない。
  2. ^ “来月に通貨切り替え モスクワ時間に変更”. 産経新聞. (2014年3月19日). http://sankei.jp.msn.com/world/news/140319/erp14031920520020-n1.htm 2014年3月22日閲覧。 
  3. ^ “クリミア、今日深夜0時にモスクワ時間へ移行”. ロシアの声. (2014年3月29日). http://japanese.ruvr.ru/news/2014_03_29/270414380/ 2014年3月30日閲覧。 
  4. ^ a b c d 強制併合のウクライナ4州にモスクワ時間、プーチン氏が法律署名”. CNN (2023年4月16日). 2023年5月8日閲覧。
  5. ^ Time Zone in Abkhazia, Georgia”. Time and Date. 2023年5月8日閲覧。
  6. ^ Time Zone in Tskhinvali, South Ossetia, Georgia”. Time and Date. 2023年5月8日閲覧。