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モイセス・カイセド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モイセス・カイセド
名前
本名 モイセス・イサーク・カイセド・コロソ
Moisés Isaac Caicedo Corozo
ラテン文字 Moisés Caicedo
基本情報
国籍 エクアドルの旗 エクアドル
生年月日 (2001-11-02) 2001年11月2日(24歳)
出身地 サント・ドミンゴ
身長 178 cm
体重 80 kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 チェルシー
ポジション MF
背番号 25
利き足 右足
ユース
2014-2019 エクアドルの旗 インデペンディエンテ
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2019-2021 エクアドルの旗 インデペンディエンテ 25 (4)
2021-2023 イングランドの旗 ブライトン 45 (2)
2021-2022 →ベルギーの旗 ベールスホット (loan) 12 (1)
2023- イングランドの旗 チェルシー 106 (5)
代表歴2
2020-  エクアドル 65 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。2026年6月8日現在。
2. 2026年7月8日現在。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

モイセス・イサーク・カイセド・コロソ(Moisés Isaac Caicedo Corozo, 2001年11月2日 - )は、エクアドル・サント・ドミンゴ出身のプロサッカー選手。プレミアリーグ・チェルシー所属。エクアドル代表。ポジションはミッドフィールダー。

経歴

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クラブ

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2014年にインデペンディエンテの下部組織に入団。2019年にトップチームに昇格。10月1日のキト戦でプロデビュー[1]。2020年シーズンより先発に定着し、8月18日のマカラ戦てはプロ初ゴールを記録[2]。同年シーズンはリーグ戦4ゴールを挙げるなど攻撃の中心となり、12月にはマンチェスター・ユナイテッドが、カイセドの獲得を検討していると報じられた[3]。

2021年2月1日、ブライトンと4年半契約を締結したことが発表された[4]。背番号は25。ブライトンでは主にチームのフィルター(刈り取り役)として活躍。2022-23シーズンは公式戦43試合出場で1ゴール1アシストを記録し、中心選手としてクラブ史上初となる欧州大会出場権獲得に大きく貢献した[5]。

2023年8月14日、チェルシーに移籍した[6]。背番号はレジェンドのジャンフランコ・ゾラの退団以降は非公式ながら永久欠番とされていた25番。移籍後初得点は、シーズン最終節のボーンマス戦で、ハーフウェイラインからの超ロングシュートであった[7]。

代表

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2020年10月に開幕した2022 FIFAワールドカップ・南米予選でエクアドル代表初招集。予選第1戦となった9日のアルゼンチン戦で代表デビュー。13日のウルグアイ戦で、代表初ゴールを決めた[8]。

2022年11月14日、FIFAワールドカップに臨むエクアドル代表に選出された。グループステージ全3試合に先発出場し、決勝トーナメント進出が懸かったセネガル戦では同点ゴールを挙げたが[9]、直後に再び点を奪われチームは敗退した。

人物・エピソード

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生い立ちと大家族

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エクアドルのサント・ドミンゴで、10人兄弟の末っ子という大家族の元に生まれた。非常に貧しい家庭環境であり、幼少期はまともなサッカー用スパイクを購入することもできず、地元の埃っぽい荒れたピッチで技術を磨いた。プロとして成功を収めた現在、自身のキャリアについて「家族全員を経済的に支え、故郷の生活環境を改善することが、自分がピッチで走り続ける最大のモチベーションだ」と語っている。派手な夜遊びを一切好まない非常に謙虚かつ内向的な性格で、オフの日は家族と自宅で静かに過ごすことを好む[10]。

英国史上最高額での移籍

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2023年8月14日、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCからチェルシーFCへの完全移籍が発表された。この際の移籍金は、イギリス国内のフットボール史上最高額となる最大1億1500万ポンド(当時のレートで約210億円)に達し、世界中で大きな話題となった。本人はこの巨額の移籍金に伴うプレッシャーについて「金額はクラブ間が決めたものであり、自分がコントロールできるものではない。私はただピッチの上で謙虚に全力を尽くすだけだ」と冷静に語り、瞬く間にチェルシーの中盤の要へと定着した[11]。

日本・日本人選手との繋がり

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ブライトン在籍時に日本代表の三笘薫とチームメイトであり、ピッチ内外で非常に良好な関係を築いていた。

  • 三笘薫との絆: カイセドが中盤の底でボールを奪取し、左サイドの三笘へ素早く展開する形はブライトンの強力な攻撃パターンであった。カイセドはメディアの取材に対し「カオルは本当に素晴らしい人間であり、ピッチ上では異次元のクオリティを持っている。彼にボールを預ければ必ず何かが起きるという絶対的な信頼を置いている」と絶賛していた。チェルシー移籍後もプレミアリーグの舞台で対戦相手として再会し、試合後に笑顔でユニフォームを交換し抱き合う姿は、日英のメディアで大きく報じられた[12]。


個人成績

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クラブ

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
エクアドル リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2019インデペンディエンテ55セリエA30-0030
2020224-00224
イングランド リーグ戦 FLカップFAカップ 期間通算
2020-21ブライトン25プレミアリーグ00000000
2021-22811010101
ベルギー リーグ戦 リーグ杯ベルギー杯 期間通算
2021-22ベールスホット6ファーストA121-21142
イングランド リーグ戦 FLカップFAカップ 期間通算
2022-23ブライトン25プレミアリーグ3712040431
2023-24チェルシー3517060481
2024-253810010391
通算エクアドルセリエA 254--254
イングランドプレミアリーグ 11841001201404
ベルギーファーストA 121-21142
総通算 155910014117910

代表

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エクアドル代表国際Aマッチ
年出場得点
202041
2021131
2022111
202390
2024130
202530
通算543

得点

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#開催日開催地対戦国スコア結果大会
12020年10月13日エクアドルの旗 キト、エスタディオ・ロドリゴ・パス・デルガド ウルグアイ1-02-02022 FIFAワールドカップ・予選
22021年11月16日チリの旗 サンティアゴ、エスタディオ・サン・カルロス・デ・アポキンド チリ0-20-22022 FIFAワールドカップ・予選
32022年11月29日カタールの旗 ライヤーン、ハリーファ国際スタジアム セネガル1-11-22022 FIFAワールドカップ

タイトル

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クラブ

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チェルシー

個人

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  • ブライトン シーズン最優秀選手(2022-23)
  • チェルシー シーズン最優秀選手(2024-25)[14]

脚注

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  1. ↑ “INDEPENDIENTE VALLE VS. LDU QUITO 0 - 1”. Soccerway (2019年10月1日). 2020年12月22日閲覧。
  2. ↑ “INDEPENDIENTE VALLE VS. MACARÁ 4 - 4”. Soccerway (2020年8月18日). 2020年12月22日閲覧。
  3. ↑ “マンU、19歳のエクアドル代表MF獲得に向けて交渉開始。今年デビューしカタールW杯南米予選で大活躍”. フットボールチャンネル (2020年12月22日). 2020年12月22日閲覧。
  4. ↑ “Albion complete Caicedo signing”. Brighton & Hove Albion F.C. (2021年2月1日). 2021年2月2日閲覧。
  5. ↑ “カイセドの移籍騒動が終結か…英国史上最高額でチェルシー加入が決定的に”. サッカーキング (2023年8月14日). 2023年9月13日閲覧。
  6. ↑ “Chelsea complete Moises Caicedo signing” (英語). www.chelseafc.com (2023年8月14日). 2023年8月15日閲覧。
  7. ↑ “三笘薫の衝撃ドリブルゴールも選出 ガルナチョのバイシクル、カイセドのロングシュート、今季《プレミアNo.1ゴール》はどれだ”. theWORLD (2024年5月24日). 2024年5月30日閲覧。
  8. ↑ “スアレスがPK2得点も追いつけず…ウルグアイ代表がエクアドル代表に2-4惨敗【W杯予選】”. フットボールチャンネル (2020年10月14日). 2020年12月22日閲覧。
  9. ↑ “セネガル、日韓大会以来20年ぶりの決勝T進出! エクアドルは無念の敗退決定”. サッカーキング (2022年11月30日). 2023年8月15日閲覧。
  10. ↑ “Moises Caicedo: The first interview”. Chelsea FC (2023年8月16日). 2026年5月24日閲覧。
  11. ↑ “Moises Caicedo: Chelsea sign Brighton midfielder for British record £115m”. BBC Sport (2023年8月14日). 2026年5月24日閲覧。
  12. ↑ “Brighton's Moises Caicedo praises 'amazing' Kaoru Mitoma”. The Argus (2023年1月14日). 2026年5月24日閲覧。
  13. ↑ “Chelsea 4-1 Real Betis: Chelsea come from behind to thrash Betis & win Conference League” (英語). BBCスポーツ (2025年5月28日). 2025年6月8日閲覧。
  14. ↑ “Chelsea End of Season Award winners for 2024/25 revealed!” (英語). チェルシーFC (2025年5月5日). 2025年6月8日閲覧。

外部リンク

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