モアサナイト

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モアサナイト Moissanite
モアッサン石 Moissanite
分類 元素鉱物
化学式 SiC
結晶系 六方晶系
へき開 なし
断口 貝殻状
モース硬度 9.5
光沢 金属光沢
黒色緑色黄色
条痕 灰緑色
比重 3.218 - 3.22
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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モアサナイト(Moissanite)は、鉱物の一種である。別称モアッサナイト、モアッサン石

性質[編集]

組成炭化ケイ素であり、化学式はSiCで表される。結晶系六方晶系であり、色は黒色から緑色。比重は3.21。純粋な炭化ケイ素は無色透明と言われており、モアサナイトの色は窒素アルミニウムなどIII族V族元素の原子が結晶格子に入り込んで作る不純物準位による。

ダイヤモンド型の骨組みの中に炭素ケイ素が交互に積み重なっており、ダイヤモンドケイ素の間を取ったような性質を示す。

例えば、硬さにおいては、モース硬度おいて、モアサナイトの硬度は9.25~9.5と、宝石の中ではダイヤモンドの10に次ぐ硬さを持ち、工業用の研磨剤としても活用されている。 また、大きな力が加えられた際の割れにくさを表す指標では、ダイヤモンドよりも高く評価されている。[1]

宝石としての価値を左右する輝きにおいては、モアサナイトはダイヤモンドを上回る。輝きの強さを表す光の屈折率では、ダイヤモンドの2.42に対し2.65~2.69、きらめきを作り出す光の分散度では、ダイヤモンド0.044に対し、モアサナイトは0.104 と、ダイヤモンドのほぼ2.5倍をあらわす。[1]

さらに、ダイヤモンドには油脂に対する親和性があり、皮脂などを吸着しやすいのに対し、モアサナイトは油脂に対する親和性が低い。[1]

近年、炭化ケイ素は半導体としての需要が増しており、高純度で大型の結晶が工業的に大量に合成されるようになった。このため、ジュエリー用途の合成も盛んに行われている。一部のジュエリー業者などでは、「モアッサナイト ダイヤモンド」と呼称して販売している場合もあるが、ダイヤモンドとは異なる石である。しかし、価値や希少性を除けば、硬度はさほど劣らず、ダイヤモンドに劣らない輝きや透明度がありコストパフォーマンスに優れているため、選択肢として選ぶ価値のあるジュエリーである。

産出[編集]

モアサナイトは地球上で天然に産出するのはまれで、ほとんどは隕石中に産出する。初めて発見されたモアサナイトは1893年、アメリカ・アリゾナ州のキャニオン・ディアブロ隕石からである。[2]また、アエンデ隕石に含まれるモアサナイトは、超新星爆発の際に吹き飛ばされた粒子が由来とされている。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c Our Moissanite & Socially Responsible Jewelry | Charles & Colvard”. www.charlesandcolvard.com. 2019年1月17日閲覧。
  2. ^ texte, Académie des sciences (France) Auteur du (1904年7月). “Comptes rendus hebdomadaires des séances de l'Académie des sciences / publiés... par MM. les secrétaires perpétuels” (フランス語). Gallica. 2019年1月17日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]