メンガタカブト属

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メンガタカブト属
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 (鞘翅目) Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
: コガネムシ科 Scarabaeidae
亜科 : カブトムシ亜科 Dynastinae
: サイカブト族 Oryctini
: メンガタカブト属 Trichogomphus

本文参照

メンガタカブト属(メンガタカブトぞく、コブサイカブト属(コブサイカブトぞく)Trichogomphus)は、昆虫綱甲虫目カブトムシ亜科に属する分類群。5cmを超えることもあり、サイカブトの仲間としては比較的大きい部類に入る。前胸部が独特の形状をしている。

木よりも地上を好む傾向があり、脚は穴を掘るのに都合がよいように短く、脛節が広くなっている。爪は短く、力も弱い。詳しい生態はわかっていない。

胸角は瘤のようになっており、2,3本見られる。前胸背板は痘痕状。

[編集]

  • メンガタカブト(マルタバンコブサイカブト) Trichogomphus martabani
    東南アジア大陸部のインドから中国にかけての地域に生息する。
  • ブロンクスコブサイカブト Trichogomphus bronchus
    カリマンタン島に生息する。胸角は3本に分かれ、頭角にはギザギザの突起が並ぶ。