メルボルン・シャッフル
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メルボルン・シャッフル(英: Melbourne shuffle)は、1980年代に発展したレイブ・ダンスの一種[1]。エレクトロニック・ミュージックに合わせて踊るのが典型的であり、メルボルンのレイブ・シーンを発祥として1980-90年代にかけて流行した[2]。ダンスの動きは、踵から足先にかけての素早い動き (heel-and-toe movement) か T・ステップ (T-step) からなり、ランニング・マンの一種およびそれに合わせた腕の動きを伴なう[1]。このダンスの全盛期におけるメルボルンのクラブとしては、チェイサーズ、ヒート、マーキュリー・ラウンジ、ヴァイパー、トゥー・トライブス、PHD といったものがあった[1]。
メルボルン・シャッフルは2012年にロンドンで流行した。また2014年にはオランダのダンス・シーンにも登場したと報じられ、そこでは「ウサギ踊り」(Konijnendans) と蔑んで呼ばれた[3]。
また、2018年3月18日よりコナミアミューズメントから本ダンスをモチーフにしたダンスゲーム『DANCERUSH STARDOM』が稼働した。
技法
[編集]ダンスの基本的な動きにはT・ステップがあり、それにライニング・マンの一種が組み合わされる[1]。このダンスは即興で行なうものであり、「リズムに合わせて、繰り返し足裏を内側へ、外側へと引き摺り、腕を上下へ、あるいは左右へと突き出す」。他に、360度スピンしたり、ジャンプしたり、横滑りするような動きも組み合わされる[2]。
ダンサーによっては、足元の床にベビーパウダーをふり撒いたり、液体で濡らしたりして、足をスライドし易くすることもある[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “Which Is Sicker: Melbourne Shuffle or Sydney Gabber?”. Vice. Vice Media. 2019年3月14日閲覧。
- ^ a b c “Dance Trance”. The Age. The Age Company Ltd (2002年12月7日). 2020年4月21日閲覧。
- ^ “The Rabbit Dance Is Pissing Off Everyone in the Netherlands”. Vice. Vice Media. 2019年3月14日閲覧。
外部リンク
[編集]- Inthemix.com.au article - メルボルン・シャッフルの歴史の概説