メトロイドII RETURN OF SAMUS

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メトロイドII RETURN OF SAMUS
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 ゲームボーイ
開発元 任天堂開発第一部
発売元 任天堂
プロデューサー 横井軍平
ディレクター 清武博二
木村浩之
デザイナー 加納誠
坂下雅史
山根知美
細川豪彦
井上泰夫
プログラマー 原田貴裕
音楽 吉冨亮二
美術 清武博二
木村浩之
シリーズ メトロイドシリーズ
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 1992年1月21日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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メトロイドII RETURN OF SAMUS』(METROID II-、メトロイド ツー リターン オブ サムス)は1992年1月21日任天堂より発売されたゲームボーイ用ソフトである。「メトロイドシリーズ」の第2作目。

概要[編集]

このゲームの目的は、惑星SR388に巣食うメトロイドと、その根源であるクイーンメトロイドの殲滅である。特定のエリアを隅から隅まで探索し、エリア一帯に潜んでいるメトロイドを全て殲滅する事で、地下迷宮を満たす有毒液の水位が下がり次のエリアへの道が開ける、というのが基本的なシステムになっている。

メトロイドについては、シリーズ中で頻繁に登場する一般的な姿はクラゲのような姿をした幼生期の形態のものが主に知られているが、今作におけるメトロイドは惑星の下層に進むにつれて徐々に成長・変態し、より手強い敵へと変貌していく。シリーズにおいては、舞台の自爆による脱出が無い数少ない作品。

本作から主人公のアクションの幅が広がり、新たにしゃがみやジャンプ中に銃口を下に向けての攻撃もできるようになった。しかし当時は画面がモノクロの液晶で、視認できる範囲も小さく、さらにマップ表示機能も無かったため、自分で探索しマッピングしなければならない難易度が高い作品となった。

本作は横井軍平がプロデュースした作品である。シリーズのストーリー時系列では重要な位置にあたる作品だが、リメイク作が発売されておらず、バーチャルコンソールにおいても長らくGBソフトは対象外であったためシリーズ中最も手に入りにくい作品とされた。2011年9月28日よりニンテンドー3DS用のバーチャルコンソールで配信された。

ゲーム内容[編集]

舞台[編集]

惑星SR388 (Planet SR388)
辺境にある未開の惑星。地下にある天然の迷宮はクイーンメトロイドを中心として、メトロイドの巣窟となっている。メトロイドはこの惑星の環境下でのみ、アルファ以降への形態に成長が可能。惑星のコアからβ線を含む放射能が放たれており、これが促進物となってメトロイドの成長に影響している。鳥人族の手が加えられているためか、ゼーベス同様に鳥人族の遺跡、武器が存在する。名前の由来は、ヤマハ発動機の「SR400」にちなむ。
エリアごとの区分はされておらず、一定数のメトロイドを倒すことで地下迷宮を満たす液体の湖の水位が下がり、より惑星の下へと攻略できるようになっている。
前作ではセーブはゲームオーバー後にしか行うことができず、回復アイテム補給の方法も敵を倒す以外になかったが、本作ではセーブや補給用の施設がマップ内に点在しており、のちの作品の「セーブルーム」や「リチャージルーム」の原型となっている。
セーブユニット
データセーブのための柱状の施設。上に乗ると「PRESS START」と指示が出るので、それに従いスタートボタンを押すと、ゲームの進行状況をセーブできる。
ビッグエネルギーボール
体力補給のための施設で、点滅したボール状の形を取っている。触れるとエネルギーが全回復する。何度でも使用可能。
ミサイルバッテリー
ミサイル補給のための施設で点滅したミサイルの形を取っている。触れるとミサイルが現時点で保有できる最大値まで補給される。何度でも使用可能。
スターシップ
サムスが乗ってきた宇宙船。ニューゲーム時のスタート地点にあり、内部でエネルギーとミサイルの補給ができる。ただし本作以降の作品と違いセーブを行うことはできない。

登場アイテム・装備[編集]

詳細はサムス・アラン#装備・能力を参照。ここでは当該項目で触れていない細部のみを記述するに留める。なお、本作ではモーフボール・ロングビーム・ミサイル30発を最初から所持している。

エネルギーボール
敵が落とすエネルギー回復アイテム。本作では5回復する小さなものと20回復する一回り大きなものがあり、それぞれ落とす敵が決まっている。
ミサイル
敵が落とす弾薬補給用のミサイル。本作では1種類のみで、取ると5発補給される。エネルギーボール同様、落とす敵は決まっている。
エネルギータンク
エネルギーの最大値が100増える。全部で6つ存在するが、5つまでしか取得できない。
ミサイル
シリーズの作品でいうミサイルタンク。取得するとミサイルの保有数の最大値が上昇する。本作のメトロイドはミサイルでのみダメージが与えられる(一部例外あり)。本作ではこのアイテムのみ、取得時のBGMが異なる。
アイスビーム
敵に接触すると凍らせて動きを止める。凍らせた敵は乗ることが可能。幼体メトロイドはこれで一度凍らせる必要がある。本作では1発目で凍結し、2発目以降も解凍せずそのままダメージを与えるように変更された。他のビームとの併用はできない。
ウェイブビーム
波型に飛び壁などを貫通するビームで、通常のビームやアイスビームより攻撃力が高い。他のビームとの併用はできない。
スペイザー
本作で初登場。3連装のビームで、壁などを貫通する。他のビームとの併用はできない。
プラズマビーム
本作で初登場。細長い棒状のビームで、命中範囲は狭いが威力はビームの中では最大。加えて壁などを貫通する。他のビームとの併用はできない。
ボム
ボール状態でボムが使えるようになる。前作の破壊可能なブロックはスクリューアタック以外の全ての攻撃手段で破壊できたが、本作ではボムでしか壊せないブロックも登場するようになった。他は前作に準ずる。
スパイダーボール
本作で初登場。丸まり(ボール)状態でさらにもう1回十字キー下を押すことで使用する。壁や天井に沿って移動ができる。
スプリングボール
本作で初登場。ボール状態で直接ジャンプすることが可能になる。
ハイジャンプ
ジャンプ力が上昇する。本作のものは性能が高く、ジャンプ力が通常の2倍以上に上昇する。
バリアスーツ
ダメージが軽減される。本作では移動速度が上昇する効果もある。ただし有毒液のダメージが0にならないのは前作同様。
スペースジャンプ
本作で初登場。回転ジャンプの頂点で再度上昇することができる。本作では空中ジャンプの入力受付時間が比較的限られており、使うには少々慣れが必要。
スクリューアタック
回転ジャンプにダメージ判定が付く。性能は前作にほぼ準じており、本作でもブロックには無力。

ストーリー[編集]

宇宙海賊によるメトロイド強奪事件を重く見た銀河連邦は、再び調査船をSR388へ向かわせた。前回の調査で発見されていないメトロイドが存在しているかも知れないからだ。そして数日後、緊急連絡が入った。なんとSR388の地底を調べに向かった調査隊が失踪したというのだ。さらに救助に向かった部隊までもが……。

銀河連邦はただちに連邦警察の武装兵士から成る特殊部隊をSR388へ派遣し、地底に送り込んだ。しかし彼らもまた、わずかな資料を送ってきただけで消息を絶ってしまった。銀河連邦は数少ない調査データを調べて行くうちに、ついにメトロイドの存在を確認した。メトロイドはSR388の地下深くに潜んで、活動を続けているというのである。

この噂は瞬く間に広がり、再びメトロイドの恐怖が銀河全体をつつみ込んだ。銀河連邦は緊急最高会議を開き、結論を急いだ。出席した全員の考えはひとつ……。それは、サムス・アランによるメトロイド根絶指令だった。

やがてサムスは銀河連邦からの指令を受け、惑星SR388へと向かった。サムスとメトロイドの対決が、再び始まろうとしている。 銀河がメトロイドの恐怖からのがれるために……。

スタッフ[編集]

  • プロデューサー:横井軍平
  • ディレクター、グラフィックデザイナー:清武博二、木村浩之
  • メインプログラマー:原田貴裕
  • プログラマー:山中勝、山本雅央、平野勲
  • プログラムアシスタント:小川譲、尾崎亘洋
  • サウンドプログラマー:吉冨亮二
  • デザイナー:加納誠、坂下雅史、山根知美、細川豪彦、井上泰夫
  • デバッガー:岡田勝、西澤健治、松岡洋史、大澤徹、福井浩太、寺崎啓祐、杉野憲一、山上仁志、山野勝也、YUJI HORI
  • スペシャルサンクス:出石武宏、PHIL SANDHOP、TONY STANCZYK、YUKA NAKATA、ヒロ山田、DAN OWSEN、DYLAN CUTHBERT、SACHIE INOKE

評価[編集]

ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計25点(満40点)[1]、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.0点(満30点)となっている[2]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.7 3.6 3.6 3.8 3.7 3.6 22.0

備考[編集]

アメコミ風のアニメーションとCGを併用したやや珍しい作りのコマーシャルとなっている。また、コマーシャル最後に使われている、「メトロイド、オモロイド」という駄洒落めいたフレーズはしばしばネタにされている。

脚注[編集]

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  1. ^ ヨッシーのたまご [ゲームボーイ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年3月29日閲覧。
  2. ^ 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 534頁、 ISBN 雑誌26556-4/15

外部リンク[編集]