メデューサ (トラピーズのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
メデューサ
トラピーズスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロックファンク・ロック
時間
レーベル スレッショルド・レコード
プロデュース ジョン・ロッジ
専門評論家によるレビュー
トラピーズ 年表
トラピーズ
(1970年)
メデューサ
(1970年)
連動
(1972年)
テンプレートを表示

メデューサ[注釈 1]』(Medusa)は、イングランドロックバンドトラピーズ1970年11月に発表した2作目のスタジオ・アルバム

解説[編集]

オリジナル・メンバーのうちジョン・ジョーンズとテリー・ローリーは、前作『トラピーズ』(1970年)のリリースから間もなく古巣のモンタナズに復帰し、バンドは新メンバーを加えずにトリオ編成となった[2]グレン・ヒューズは、後年のインタビューにおいて本作の音楽性を「ホワイト・ファンク・ロックみたいなものをやろうとした」と説明し、本作が自分の音楽の原点であるとコメントしている[3]。なお、ヒューズは2010年にリリースされたブラック・カントリー・コミュニオン英語版のデビュー・アルバムにおいて、本作のタイトル曲を再録音した[4]

本作リリース後の1970年12月、バンドはムーディー・ブルースオープニングアクトとして、初のアメリカ・ツアーを行った[5]。そして、1971年の3月から5月にかけても、大規模なアメリカ・ツアーを実施している[5]

ジェイソン・アンダーソンはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「1970年代のバンド、トラピーズの最高傑作というだけでなく、この年代において特に不当評価されたハードロック作品の一つである」「グレン・ヒューズは、特に"Black Cloud"や"Your Love Is Alright"といったミッド・テンポのブルースロックの楽曲においてソウルフルなボーカルを提供しており、彼が後年に発表した作品のファンは驚くかもしれない」と評している[6]

収録曲[編集]

特記なき楽曲はメル・ギャレーとトム・ギャレーの共作。

  1. 黒い雲 "Black Cloud" – 6:13
  2. 陪審 "Jury" – 8:13
  3. ユア・ラヴ・イズ・オールライト "Your Love Is Alright" (Mel Galley, Glenn Hughes, Dave Holland) – 4:56
  4. タッチ・マイ・ライフ "Touch My Life" – 4:08
  5. シーフル "Seafull" (G. Hughes) – 6:35
  6. 君を泣かせて "Makes You Wanna Cry" – 4:45
  7. メデューサ "Medusa" (G. Hughes) – 5:42

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 2006年再発CD (UICY-93186)の帯の表記に準拠。日本初回盤LP (THL 4)、1979年再発LP (LAX 1032)、1994年再発CD (POCD-1901)の帯では『メドゥサ』と表記されていた。

出典[編集]

  1. ^ 1994年再発CD (POCD-1901)英文ライナーノーツ(John Tracy、1994年)
  2. ^ Ankeny, Jason. “Trapeze - Biography & History”. AllMusic. 2018年5月4日閲覧。
  3. ^ 1994年9月1日に発売された『トラピーズ』(POCD-1900)、『メドゥサ』(POCD-1901)、『連動』(POCD-1902)共通のライナーノーツ(赤岩和美)参照。
  4. ^ Black Country Communion Plays First Official Gig In London: Video Footage, Review Available”. Blabbermouth.net (2010年9月21日). 2018年5月4日閲覧。
  5. ^ a b Tourography”. glennhughes.com. 2018年5月4日閲覧。
  6. ^ Anderson, Jason. “Medusa - Trapeze”. AllMusic. 2018年5月4日閲覧。

外部リンク[編集]