メタルマックス ゼノ

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メタルマックス ゼノ
ジャンル RPG(公称「戦車と人間の真・世紀末RPG」)
対応機種 PlayStation 4
PlayStation Vita
開発元 角川ゲームス
キャトルコール
24Frame
発売元 日本 角川ゲームス
プロデューサー 河野順太郎
ディレクター 宮岡寛
シナリオ 宮岡寛
音楽 門倉聡
美術 織田non(キャラクター)
山本貴嗣(モンスター・ワールド)
シリーズ メタルマックスシリーズ
人数 1人
メディア PS4: BD-ROM
PS Vita: PS Vitaカード
発売日 日本 2018年4月19日
アメリカ合衆国 2018年夏予定
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
テンプレートを表示

メタルマックス ゼノ』(METAL MAX Xeno)は、角川ゲームスより2018年4月19日に発売された、PlayStation 4PlayStation VitaコンピュータRPG。開発は角川ゲームス・キャトルコール・24Frame。メタルマックスの6作目。シリーズでは初のソニー系プラットフォーム向けタイトルとなる。

従来との変更点[編集]

概要
後述の開発経緯もあってか、本作ではそれまでのシリーズでは多少の変更はあっても変わらず存在していた要素に色々手が入っている。
各地の町の廃止
舞台である「デストキオ」にはもはやほとんど人がいない状況となっており、各エリアに町と呼べるようなものはなく、拠点は初期地点のアイアンベースのみである。
これに当たって、修理屋・満タンサービス・メモリーセンター・ハンターオフィスなどは完全に削除され、ショップも技術文書獲得によって増加する「テクノロジーレベル」に比例して品ぞろえが増えていく仕様となった。
セーブはほぼいつでもどこでも移動中であれば行えるようになっており、レアアイテム狙いのセーブ&ロード(いわゆる「マラソン」)がしやすくなっている。
移動に関しては、「ベクターポート」と呼ばれる転移先として使えるポイントが各地に設定され、そこに到達すれば自由に転移が可能となった。
戦車
まずざっと変更点を上げると、C-ユニットの廃止・全シャシーのダブルエンジン化可能・所有台数に制限なし・けん引の廃止・戦車装備の製造可能・複数種類のシャシー製造・戦車型WANTEDの所有化・戦車道具枠の廃止・超改造方法変更・装甲の仕様変更、などがある。
C-ユニットの廃止
C-ユニットは4などで存在した特性は外付けの「チップ」というアイテムで任意に付与できる形になり、改造の自由度は増した。
また、電撃によるC-ユニット破壊は当然なくなり、あくまでダメージ属性の一種となった。チップを装着できる数は車両によって異なる(シャシーの種類が同じでもチップスロットの数が違う場合もある)。
チップの最大数は6で、連射数を1,2回プラスする・積載量をエンジン1の25%だけアップする・ラッシュ系などの攻撃能力を追加する、といった強化をかなり自由に行える。また、これによる重量の増加はない。
持ち出す戦車を変更すると倉庫行きになる戦車からすべて外されるため、頻繁に入れ替えるとやや手間。
全シャシーのダブルエンジン化可能
4でのダブルエンジン化不可なシャシーへの対抗策であるダブルC-ユニットが不可能になったためか、本作ではテクノロジーレベルが上がればどんなシャシーもダブルエンジン化が可能である。ただし、ある程度シャーシの段階を上げる必要がある場合もある。
所有台数に制限なし
従来は8~12台ほどで固定であり、それ以上存在する場合はどれかしらの枠と入れ替える形であったが、本作では追加で増えていく形となった。
周回すると所有戦車はそのままに、改めて入手先に行くとその戦車が置かれており、再入手可能。増やし過ぎた場合は、後述の「処分」によっててつくず+装備品に変換できる。また、1周目から同一車種の別パターンが入手出来たりもする。
けん引の廃止
持ち出す戦車はアイアンベースのポMに頼んで切り替える形となっており、パーティメンバー数を上限として3台までしか持ち出せない。つまりけん引は不可能で、戦闘のやりくりは持ち出した3台で行う必要がある(装備に関しては後述の戦車道具枠の変更があるので、やりくりはあくまで穴や特性の問題)。
戦車装備の製造
戦車装備はショップで購入する以外にも雑魚敵などから入手できる各種素材と「ハイテクスクラップ」を消費することで製造することができる。作成できるアイテムの種類はテクノロジーレベルに比例して増えていく。
基本的に○○㎜砲身などのベースパーツに方向性を決めるサブパーツの2つを組み合わせる形となっている。エンジンは○○機関というパーツ1つで製造可能。なお、経済崩壊状態なのだが、なぜかゴールドが必要である。
複数種類のシャシー製造
リメインズ(後述)などでは戦車の設計図が入手できる場合があり、テクノロジーレベルが足りていれば「てつくず」を消費して生産が可能。逆に処分することもできる(処分は製造したものでなくても可能)。同一種の複数台製造も可能。
本作では入手時点の穴パターンよりも前の分岐の穴パターンへは変更できなくなっているが、周回時に入手できる設計図でよりフラットに近い形態のものを入手することができる。宝箱から入手するものは、回収後に周回することで新しい設計図が入手できる。とりわけ複数周回後に入手するものはパターン改造不可な特化・特殊タイプとなっている。
戦車型WANTEDの所有化
一部の戦車型WANTEDは撃破することでその場で友軍化あるいは設計図の入手によって、自身の戦力に加えることができる。ただし、比較的大きくはあるが、WANTED時に比べると小さくなっている。
ロンメルゴーストのみ撃破すると設計図を入手する形となっており、マウス(おチビちゃん)と多脚戦車(ゲヘナウォーカー)はその場で入手できる。
戦車道具枠の廃止
戦車道具枠は廃止され、積載量を必要とするのはあくまで装備中の武器だけとなった。すべての戦車道具・装備は入手した時点でアイアンベースのトランクルームに行き、移動中であればどこからでも持ち出せる。ナマリタケなどのお邪魔アイテムは存在ごと削除となった。
後述する装甲の仕様変更に伴い、装甲タイルの類は人間道具の電池パックというものに変更されている。
また、降車中でないとは入れない場所でも戦車装備が落ちている場合がある。
ドッグシステムは基礎機能として実装され、上記のベクターポートへの移動やダンジョンの脱出は自由。ただし、ドッグシステムそのものはないため、これを使った戦闘脱出は不可能。
超改造方法変更
超改造はこれを担当していたアーチストが廃止されており、専用アイテム「超改造合金」を使用することで行う形となった。
合金はS・M・Lとあり、それぞれ10%、30%、100%超改造段階が上昇し、それが100%に到達すると性能が向上する(強化の最大値は99)。1段階ごとに、武器は攻撃力と重量が2%、エンジンは積載量のみ0.5%上昇する。
1周目では入手できず、2周目以降にアリ系モンスターなどを倒すことで入手できる。
装甲の仕様変更
SP自体はエンジンの残積載量がそのまま充てられるという点については変更はないが、本作では装甲タイルではなくエネルギーを使ったバリアという形になった。
余剰エネルギーによるものであるためか、移動中に少しずつ回復していくという特徴がある。
ストーリーモードとハンターモード
1周目は強制的にストーリーモードとなり、随時追加・更新される目的に従って行動していく形となる。それに合わせて移動経路もほとんど一本道で進んでいく形。
2周目以降は、開始段階でハンターモードを選択可能になり、マップなどはそのままだが移動に一切制限のない活動が可能となる。また、周回するとドロップアイテムがより強力なものになる(製造素材などもランクアップするが、一部で低ランク品も入手できるのでコンプリートには支障をきたさない)。
他にも、周回すると前の周回で中身を回収していた宝箱は中身がグレードアップしたり高難易度でラスボスを倒すことで次の周回でより強力なWANTEDが出現するようになったりする。
この切り替えにより、従来では両立不可能な「高いストーリー性と自由度を持ったメタルマックス」という形を持てるようになった(3もストーリー性はあるが周回しても同じ展開なので自由度は高くない)。
スゴ腕への道
作中で特定の行動を達成すると、スゴ腕ポイントが獲得できる。必要な行動は、埋蔵アイテムの発見・WANTED撃破など様々で、現在挑める内容及び達成済みの内容はメニューで確認可能。
このポイントを消費することで各種ステータス・属性ごとのダメージ強化・回避率やドロップ率などのレートに対し、パーセンテージによる補正が行われる。ポイントは獲得分を各キャラでそれぞれ消費可能だが、一度割り振ってしまうと貴重なアイテムを使用しないとリセットできない。
すべての内容を達成することで全項目を最大にすることが可能。
半シンボルエンカウント
フィールドのみに限定されるが、敵にエンカウントするとまずシンボルが出現し、それに接近・射撃を行うと戦闘に突入する仕様になった。これはイベント戦以外のWANTEDでも同様。ダンジョン内は通常通りランダムエンカウント。稀に至近距離にシンボルが出現する場合があり、これがいわゆる「不意打ち」となる。
シンボルはある程度距離をとると消滅する。シンボルが消滅するまで、新しいシンボルは出現しない。
射撃は任意の車両・武器を選択して行うことができ、戦闘時と同じだけのダメージを先手を打って与えることができる。ただし、武器の射程に見合う距離まで近づく必要がある。この「射撃モード」で殲滅に成功した場合、経験値が倍になる。
出現したシンボルは迂回で回避できる他、「獲物の匂い」「囮よせ」を使用して周辺の敵の種類を確認すると即座に消滅するため、フィールドでほとんど戦闘を行わずに先に進むことができる。
行動エリア
本作では行動するエリアが「フィールド」「トンネル」「リメインズ(遺構)」の3つに分かれており、明確に差異がある。
フィールドやリメインズは上記の通りで、トンネルは一部降車しないとは入れない場所がありそこでのエンカウントはほぼ発生しない(例外もある)。
リメインズは各地にある人間が住んでいた拠点跡の廃墟などで、奥まったところには技術文書や設計図などが置かれている。また、エリアごとにリメインズ内にあるすべての宝箱を回収することで、スゴ腕ポイントを獲得できる。ほとんどのリメインズには強力なモンスター「NAMED」が存在しており、レア装備を入手可能。
お約束イベントの削除
Dr.ミンチ・犬・冒険の早期放棄、といった従来シリーズでは何かしらの形で実装されていたイベント要素は排除されている。
蘇生は専用アイテムである「再生カプセル」が一部の自販機でいくらでも変える他、拠点に戻れば自動で蘇生される。
ネフテク装備
ネフィリム・テクノロジー(後述)で開発された戦車装備。大砲・機銃・S-E・エンジンそれぞれ1つずつ入手可能で、それぞれ「ネフィリムウォール」という防衛システムに守られている。
過去作にあった「レーザーバズーカ」と「宇宙砲」の中間ともいえる装備で、3種類あるネフテクパーツを8つあるスロットにセットすることで強化できる。レーザーバズーカのレンズのように組み合わせで特殊効果が出るようなことはない。
中盤のイベントでこのネフテク装備やパーツを発見・入手できるようになる。なお、周回後のネフテク装備が入手できる場所では最上位のネフテクパーツが入手できる。上記のハンターモード周回で稀に手に入る場合もある。
最大まで強化することで素のパラメーターでは最強の性能を持つ一方、超改造が不可能。
シールドブレイク
NAMEDなどの強敵タイプはほとんどの場合シールドゲージが設定されており、通常以外の特定属性攻撃1つでダメージを与え続けることでシールドブレイクを発生させることができる。
シールドブレイクが発生すると、与えるダメージが約2倍になり、ドロップ率もアップする。
本作では大砲は属性攻撃可能なものが自由に手に入らず、S-Eはダメージこそ多いが弾数が少なく耐久力が増すとシールドを破壊しきる前に弾切れを起こしてしまう。そのため、威力こそ低いが属性攻撃タイプも容易に用意できて弾数も無限な機銃が活躍しやすい。ちなみに、4などでは大砲の弾数増加などで弾数無限であることがメリットだった機銃の用途が薄くなっていた。
FEVER
ダメージを与えたり受けたりすると、画面右下のゲージが上昇していく。このゲージが最大になった次のターン、FEVERが発生して与えるダメージが約2倍になる。なお、ゲージの上昇量は難易度に反比例する。
FEVERのダメージ上昇はシールドブレイクのものと同時に発生するため、合わせることで数万もの凄まじいダメージを叩き出すことも可能。
ゲージは減少しないが、最大値の状態の場合は逃亡しても成否にかかわらずFEVERが発生してしまう。

登場人物[編集]

タリス
声:根塚良
  • 初期職業:ハンター
本作の主人公。
仲間や家族を皆殺しにした巨大モンスターの手がかりを求めて流離う復讐者。失った左腕の代わりに、謎の戦闘用義手「復讐の左腕」を装備している。また、本作の拠点であるアイアンベースに立ち寄る直前にレッドウルフ「紅の復讐者」を入手している。
復讐心ゆえにとにかくモンスターを抹殺することを優先させがちだが、ヨッキィを「いい奴」「友達」と評するなど決して他人に無関心という訳ではない。ディランが追い出されそうになった際も、仲裁を行っている。トニの想いに気が付いているが、自身の生い立ちから彼女と結ばれることを拒んでいる。
戦闘中、その左腕の力で強力な電撃属性の全体攻撃を行える。ただしこの左腕は完全には制御できておらず、数回使用すると麻痺してしまう(回復アイテムのマヒノンやヨッキィの専用スキルで回復できる)。また、反撃能力と迎撃能力を兼ねたスキル「逆鱗の左腕」も使用可能(こちらはデメリットなし)。
トニ
声:石飛恵里花
  • 初期職業:サバイバー
アイアンベースの周りに存在した町・アイアンシティの商人の娘。一緒に避難した父親が死に、自身もSoNsに捕らわれ窮地に陥っていたところをタリスに助けられる。
タリスに一目惚れしており、タリスの素性を知っても彼に想いを寄せている。しかし一方で、ジンゴロウのデリカシー皆無の発言などのせいもあり、男性不信気味になっている。
平均的な能力であるが、非戦闘員に近い立場故か能力が低め。ただし、レベルやジョブの成長速度が速い。固有スキルにより、火炎属性のダメージが増加する。
ヨッキィ
声:生田鷹司
  • 初期職業:メカニック
アイアンベースで育ったメカニック。アイアンシティで偶然見かけたトニに一目惚れしており、町が破壊された後は、彼女も死んだものと思い込んでいたこともあって飲んだくれていた。後に生存が確認されたことで飲酒をやめ、パーティメンバーに参加するようになる。
ストーリー途中でトニに告白とともに指輪をプレゼントするも、男性不信状態のトニに体目当てと思われて拒否された挙句、後にタリスが好きであることを知り、そのタリスがヨッキィ自身をお勧めしても意見が変わらないなど、完全に脈がないことが判明。ショックでヤケ酒を煽るも、タリスを悪く言うことはなかった。その後はマリアの「フォロー」もあって立ち直り、引き続きタリスとは良好な関係となっている。ただし、トニとのわだかまりは残っている模様。
戦闘力は低いがタリスに次いで運転Lvが高い。固有スキルにより、メカニックのものとは別に修理を行うことができる。また、このスキルでタリスの麻痺も直せる。
マリア
声:たかはし智秋
  • 初期職業:ソルジャー
アイアンベースとは別の町で生まれ育った女戦士。「不死身のマリア」の異名を持ち、人類の知的遺産の宝庫である図書館を守護している。他にも仲間がいたのだが、全滅して現在は彼女一人。
さばさばした性格でキス魔。うれしくなるとキスをしてしまうらしい。2人目の女性生存者ということで(特にトニに)歓迎される。過去に何かあったらしく「現在は不妊症」らしい。
トニとは逆に、初期値は高いがレベルアップが遅い。また、大半のボスが戦車で戦闘可能である本作において、運転Lvが低い彼女は重要度が低め。固有スキルにより致死レベルのダメージを受けてもHP1で耐えられる。
ディラン
声:川端快彰
  • 初期職業:ギャングスタ
アイアンベース周辺を襲っていた盗賊団の頭目。部下の無念を晴らすためにSoNsを殺して回っていた。タリスらによってアイアンベースに案内されるも、当時の悪行ゆえ追放の話が持ち上がってしまう。
女は乱暴にされた方が喜ぶと語るなど粗暴な発言が多く、ミサキとは非常に仲が悪い。一方で、トニに化けたイティカが夜に自室にやってきた時は一旦注意を入れるなどある程度の分別はある。また、盗賊行為も身寄りのない人間たちが生きていくためにやったことではある(悪行には違いないが)。そういった面もあり、ミサキとの喧嘩以外は特に問題行動は起こしてない様子。
マリアに次いで高い戦闘力を持つが、やはり運転Lvが低め。固有スキルにより、氷属性のダメージが増加する。
ミサキ
声:小林ゆう
  • 初期職業:メディック
<大破壊>について研究を続ける戦士。男性だが、女性と見まがうような美貌を持つ。粉じん対策でマスクをよく着用している。
「タイクーくん」と名付けた22式対空戦車を愛車として用いている。また、身体能力の高いディランとのタイマンで攻撃を回避し続けるなど、戦闘能力も高い。
落ち着いた物腰であり、粗暴なディランとは仲が悪く度々嫌味を言っては喧嘩をしている。ただし、追い出すように画策したりなどはしないあたり、本気で彼を拒絶しているわけでもないようである。
ディランと比べると、筋力・体力は低いが素早さが高い。また、運転Lvは戦闘Lvと同値。固有スキルにより、音波属性のダメージが増加する。
イティカ
声:山岡ゆり
  • 初期職業:サバイバー
アイアンベースにたどり着いた少女。その正体はミュートと呼ばれる亜人種であり、特技「七変化」では他の仲間に化けることができる。尻尾が生えている。
元はミュートであることを隠して劇団に所属していた(尻尾も衣装の一環ということにしていた)のだが、正体がばれて牢屋に放り込まれてしまった。しかし、ちょうどその室内にあった生体維持装置に自分を入れることで、モンスターの襲撃を受けずに済んだ。
トニ同様低めだが平均的な能力を持つ。固有スキルにより、被ダメージの軽減と別キャラのステータスコピーが可能。ただし、特技はコピーされない。
ポM(ポスト・ヒューマン・モディファイド・クラスM)
声:立花理香
アイアンベースのオペレータであるアンドロイド。詩が好きで、名前もそれに由来すると思われる。拠点では帰還時の補給と修理・持ち出す戦車の変更・ネフテク装備のセットアップを担当。
整った容姿をしているが、ジンゴロウとダヌンツィオからすると「女性的にはなし」らしい。
ジンゴロウ
声:浦山迅
ヨッキィの師匠であるエンジニア。人類絶滅に対する危機意識から、体力が回復したトニに子作りするように求めるなどデリカシーがないため、トニから嫌われ気味に敬遠されている。拠点では戦車関連全般を担当。とりわけクルマの改造が好きで、その依頼をするとテンションが上がる。
ダヌンツィオ
声:篠原剛
アイアンベースの住人たちのリーダー格。なぜかおネエ言葉を使う。拠点ではショップ・酒場・ジョブチェンジを担当。
ジード
家族を失ったタリスを育てたハンター。モンスターに襲撃され、タリスを逃がすための囮となった。
タリスに様々な教えを残しており、彼の言葉を回想するときがある。時折状況に即した反応を返す場合もあるが、タリスが多重人格化しているという訳ではない様子。

モンスター[編集]

モンスターにはNORMAL、WANTED、BOSSという区分があり、このうちWANTED級のモンスターは賞金がかけられているという設定であり、撃破時は大金とともに強力な兵器を得ることができる。 また、通常のモンスターとは別に、Sons of NOA(SoNs)という機械系のモンスターも存在しており、一部のSoNsは人語を解する。

巨大アリ
  • 区分:NORMAL
名前の通り巨大化したアリ。おなじみの最弱モンスターだが、2周目以降は超改造合金を落とす。
アイアンベースすぐ南にある海底トンネル付近では、巨大アリしか出現しない上に敵よせスプレーを使うと1,2秒ごとに出現するほどエンカウント率が激増するため、意外と合金稼ぎに便利。
からっポリタン
  • 区分:NORMAL
機械の足が生えたポリタンク。<大破壊>では火炎放射能力をもって人類に脅威を与えた。派生種にうろつきポリタンがいる。
無人戦車
3本の主砲を持つ自律式戦車。
デザートホッパー
4本足で飛び回る大砲。
殺人アメーバ
原生生物が汚染によって変異した存在。
抹殺マシーン
人類が戦争のために開発したロボット群がノアによって乗っ取られた存在。
おチビちゃん
  • 区分:WANTED
人類がノアへの対抗策として開発した重量級戦車がノアに乗っ取られた存在。ベースは未完成で終わったドイツ戦車「マウス」。戦闘後はハッキングが解け、プレイヤーが移動手段として使用することができる。
入手段階では強力だが、装備の弾数が合わせて40発しかなく、変更も不可能と非常に自由度が低い。改造によってキャノンラッシュを追加できるが、8発撃つと弾切れとなってしまう。
ゲヘナウォーカー
  • 区分:WANTED
同じく人類がノアへの対抗策として開発した試作戦車がノアに乗っ取られた存在で、戦闘後は「多脚戦車」として入手可能。戦闘中はわかりづらいが、その名のとおり8本ある脚でカサカサ動く。
他のWANTED型戦車に比べると固定枠がなく、非常に扱いやすい。敵として戦闘中は真横に移動できるが、フィールドを移動する際は他の車両同様にしか動けない。
巡航サイゴン
  • 区分:WANTED
ミサイルを背負ったサイのような姿をしたモンスター。<大破壊>の時代から存在している。
グリフトロ
  • 区分:WANTED
飛行能力を有するモンスター。
不条理駆動 ザムザ
  • 区分:WANTED
クモのような姿をしたSoNs。捕らえた獲物をおとりとして用い、救助された者を巻き込む戦法をとる。牙のような部分は音波や電撃を放つことができ、撃破時に「ソード」「ブレード」と名の付く大砲として入手できる。
マン・ザッパー
人類を駆除するために徘徊するロボット。通常は少人数戦を想定した初期体型をとるが、駆除対象が通常の人間より強いと判断した場合は戦闘体型に変形する。
下記のジャック・ザッパーをはじめとしてザッパー系ロボットは強敵タイプであるが、シールドが存在しない上に全属性に耐性を持つため非常に堅牢という特徴を持つ。
ジャック・ザッパー
マン・ザッパーの上位互換モデルで、拠点襲撃に重きを置いている。
レッドスワン
  • 区分:BOSS
スナザメの変異体で、赤い体色が特徴。アイアンベースのすぐ南にある砂漠におり、スナザメより先に交戦できる。
軍艦サウルス
  • 区分:BOSS
軍艦をまとった恐竜のような姿をしたモンスター。
母艦サウルス
  • 区分:BOSS
軍艦サウルスの上位個体。ネフテク装備の一つであるエンジンが隠されている場所の直上に居座っており、当然倒さなければ発見・入手ができない。
甲羅ドーラ
  • 区分:WANTED
巨大な亀形モンスター。背中には大砲を背負っており、遠距離から攻撃してくる。
背中の大砲であるかは不明だが、倒すと100tもの重量を持つ強力な大砲をドロップする。
上位版として甲羅ドーラ改がおり、こちらは300t砲をドロップする(もちろん重量は300t)。ちなみに、ネフテクエンジンや特性パーツを使うことで十分採用範囲である。
カタストロプス
  • 区分:WANTED
タリスの住んでいた町を襲撃した超巨大な戦車であり、SoNsを統率するAIを搭載した人類殲滅の最先鋒。
通称「プロシージャ・エンダー」。プロシージャとは「手続き」を意味する。この手続きとは、SoNsの行動規範から考えればおそらくノアが最後に発したコマンド「人類殲滅」を指すと思われる。
人間の軍事拠点などを発見すると、地面に巨大なキャタピラ痕を残しつつその場所に赴き圧倒的火力で破壊する。タリスが住んでいた場所も軍事施設を中心とした町であったため、攻撃対象となってしまった。ちなみに、おそらくは新国立競技場であると思われる「2020スタジアム」もその巨体によって踏みつぶされてしまった模様。
中央に備え付けられた主砲は極太のビームを放つことができ、対策なしでは1万近いダメージを食らうことさえある上にパーツ破壊特性まで存在する。そのため、準備を怠れば瞬く間に叩きのめされる。怠らなかったとしても数ターンごとに主砲を放ってくるので、長期戦は非常に危険。
外見からは分からないが、SoNsの特徴である目玉のパーツが内部に隠されている。

用語[編集]

アイアンベース
旧時代に作られた軍事拠点。
軍事機密扱いで一般人は立ち入りが制限されている。しかし、それでも防衛力に優れていたためか、周辺には比較的大きな町「アイアンシティ」ができていた。
アイアンシティはSoNsの襲撃を受けて壊滅しており、現在周辺は砂漠状態である。アイアンベースは機密保護を優先して、その襲撃に対して救援を出さなかったという過去がある。
ユートキオ
U-TOKIOとも書く。ノアの襲撃により東京の地上部は多大なダメージを被ってしまったが、地下にいくつものトンネルを張り巡らし、そこに潜むことで反撃に備えた。
これらのトンネルは生活拠点としての能力はさほど高くはないものの人類が生存できる環境であったためある種の町と化していた。
その甲斐あって、「東京反攻」と呼ばれる一大作戦で地上部を奪い返すことに成功するも大攻勢を食らってしまってU-TOKIOごと東京の住民の大半は殺されてしまい、現在は「デストキオ」と呼ばれている。
デストキオの生存者の大半は日本名ではないが、その理由は不明。
SoNs
かつて、ノアは人類を殲滅するつもりはなく文明破壊を主目的としていた。しかし、「メタルマックス」の主人公に破壊されたことで目的を人類殲滅に切り替え、停止間際にそのコマンドを世界中に送信した。それに忠実に人類殲滅を目指しているのがSoNsである。
「プロシージャ・エンダー」カタストロプスのAIがノアの「遺言」を受け、自身の配下たる機械兵器たちに人類殲滅を指示している。なお、2段階のAIを経て作られたSoNsのAIの設計思想は人間のそれとはもはや別物らしい。
巨大な目玉という外見であったノアの「息子」という名に由来してか、すべてのSoNsは目玉のパーツを持っている。
ネフィリム・テクノロジー
略称は「ネフテク」。人類の常識に縛られず新技術を開発するノアに対抗するため、そのノアの新技術を解析して逆開発した技術。
それらは完成することなく終わってしまったが、超越的な潜在能力を秘めたままデストキオの各地に埋まっている。

開発[編集]

2017年10月20日、本作の予告編がPlayStationの公式Youtubeアカウントを通じて公開された。 1週間後、角川ゲームスは電撃PlayStation誌上にてPlayStation 4PlayStation Vita向けゲームとして本作を開発していることを明かし、2018年第一四半期に発売予定であるとした[1][2]

キャラクターデザイナーには、成人向け作品で知られる織田nonが起用された。

メタルマックス4 月光のディーヴァ』発売後、シリーズの生みの親である宮岡寛らは『メタルマックス ファイアーワークス』開発のために新しいブランドチームを立ち上げたが、のちに新しい家庭用ゲーム機向けのソフトを作ることを決めた。 『4』の失敗の要因は様々な要素を詰め込みすぎにあると考えた宮岡は、原点に戻りつつも今までとは異なるメタルマックスとして本作の開発を決意した[3]。角川ゲームスの安田善巳も、宮岡の熱意にこたえるべくプロジェクトに参加した[4]

宮岡が「これまでよりもさらに荒廃した世界を舞台にしたらどうなるのか」ということを考え続けた結果、過去作とは異なる内容になったことから、あえてナンバリングではなく“Xeno”という名称がつけられた[4]。 “Xeno”はシリーズの原点に戻るという意味と、「不要なものをそぎ落とした後に何が残るのか」という意味を含んでおり、ディレクターの友野祐介はイベントの中で、どれだけそぎ落としてもメタルマックスらしさは残ると述べている[4]

宮岡はキャラクターの動かし方について悩んだ結果、本作のストーリーを「『人類最後の乙女』であるトニをめぐる青春物語」にした[4]。一方、友野はキャラクター性と世界観の折り合いに苦労したとイベントの中で述べている[4]

本作では、プレイヤーがモンスターに発砲することによって能動的に戦闘に持ち込めるというシステムが新たに導入された。また、滅亡した世界のリアリティを出すため、戦車のパーツは敵を倒すことによって手に入れるという方式が導入された[4]

その一方、ポチをはじめとする動物の仲間など過去作の要素の一部は導入が見送られた[4]

2018年4月19日に日本語版が発売されており[5]、英語版の発売は2018年第二四半期を予定している[6]


主題歌[編集]

オープニングテーマ「Unforedoomed」
歌:LADYbeatMANIAX
タリスのテーマとして作られた[4]
エンディングテーマ「aube」
歌:ELFI
門倉が「Wanted!」のアレンジを依頼したことがきっかけで、ELFIの起用につながった[4]

脚注[編集]

  1. ^ Metal Max Xeno announced for PS4, PS Vita [Update 3]”. Gematsu (2017年10月24日). 2017年12月21日閲覧。
  2. ^ メタルマックスシリーズ最新作「METAL MAX Xeno」発表 PS4とVitaで2018年春発売” (Japanese). ねとらぼ. ITmedia (2017年10月26日). 2017年12月21日閲覧。
  3. ^ “Metal Max Xeno”. 電撃PlayStation 649: 22 - 27. (2017年10月26日). ASIN B076BJF72Y. 
  4. ^ a b c d e f g h i 大陸新秩序 (2018年1月5日). “「『メタルマックス』25周年 ファン感謝復活祭(Live)~WANTED!!~」が開催。往年の人気曲に加え,新曲やゲームの最新情報がお披露目に”. 4Gamer.net. 2018年4月23日閲覧。
  5. ^ Metal Max Xeno launches April 19 in Japan, new characters Dylan and Maria detailed”. Gematsu (2017年12月28日). 2018年4月23日閲覧。
  6. ^ 《坦克戰記 異傳 -末日餘生-》釋出中文宣傳影片 預定 2018 年春季推出” (Chinese). 巴哈姆特電玩資訊站 (2018年2月4日). 2018年2月7日閲覧。

外部リンク[編集]