メガミデバイス

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メガミデバイス英語: Megami Device[1])は、コトブキヤが制作及び発売するプラモデルシリーズ。

概要[編集]

コトブキヤが手掛けるフレームアームズ・ガール(FAガール)に続く、第二の美少女プラモデルシリーズ。2016年に発表され、同年12月に第一弾を発売。FAガールが大元のフレームアームズの擬人化が中心であるのに対し、こちらは完全オリジナルとなっている。また、FAガールは特に明確な設定を持たないのに対し、こちらはバトルホビーの設定を持つ。素体自体も稼働域に特化した新たなるものが採用されており、武装状態でも稼働を楽しめる構造となっている。なお、パッケージボックスにも加工が施されており、やや高級感を意識している。 プロデューサーは、武装神姫のプロデューサーであった鳥山とりをが担当。

バトルホビーの下地設定は、2046年にAI稼働の「機械少女」と呼ばれる全高14cmほどの少女型ベースユニットに、模型で出来た武装を施して自力完成させた「MEGAMI」(Mechanical Girls × Armament of Miniature)をお互いに戦わせるという物。装備した武装はもちろんのこと、工作したMEGAMI自体の完成度や色合いなどもバトルポイントとして集計され、それにより強さが決まる。チーム戦闘が可能で、主にジオラマが設置された筺体による実体バトルか、携帯端末からのカメラからスキャンした仮想シミュレーションバトルに分類される。

このMEGAMIは、1つの製品で武装状態と非武装の素体状態をパーツの差し替えで再現が可能となっており、これらを組み合わせると素体状態に武装のみを装備した中間状態にすることも可能。機械少女にあたる素体には、レイキャシールのガレージキット及びプラモデルキット(コトブキヤ製)、武装神姫(コナミ)を手掛けた浅井真紀が新たに設計した「マシニーカ」をベースとしている。マシニーカは、小型のプラモデルとしては優れた稼働構造を持ち、腕を前に伸ばした状態で交差や、胸に手を当てることができたり、海老反りが可能など、アクションフィギュアに迫る[2]。首、肩、胸部にのみボールジョイントを採用しそれ以外はピンジョイントであるため、ポージングも取りやすい。

なお、部分的に3mmジョイント軸穴が備わっているため、他社製品やコトブキヤが展開している製品のパーツを取りつけることもできる。また、FAガールや武装神姫の頭部を差し替えパーツを併用することで取り付けることが可能。ただし、FAガールの方が若干大きく、その関係上フェイスパーツの互換性についてはないので改造が必要となる。

ライセンスとしては二次創作を許容しており、公式が定めている規約に反しない限り個人制作による販売等も可能となっている。ディーラー申請も可能で、それらによるメガミデバイス向けのカスタムパーツも別途発売されている。鳥山とりをが所属しているランペイジからも各製品向けのカスタムパーツが発売されており、「朱羅」向けの製品では即日完売する出来事が起きた。

製品一覧[編集]

現時点で、シリーズモデルを2つずつリリースするスタイルがとられている。

「WISM ソルジャー・アサルト/スカウト」
「woman's imperial space marines」の略称を持った基本兵種のうちの2つ。2種類の頭部に非武装パーツと武装パーツ、各兵種用の専用装備を持つ。ただし、頭部および非武装・武装パーツを取り付ける基本素体部分は一体分であるため、一製品につき組めるのはアサルトかスカウトのどちらかのみ(武装状態のみなら、二つの頭部を違和感なく使用できる)。共通武装はハンドガン(スナイプおよびグラップルも同様)。武装とヘルメットを取りつけた姿はSF作品に出てくるような一般兵の様な外観となる。設定上はヘルメットにも各兵種向けの仕様が異なったものとなっている。基本色は白をベースとしているが、限定発売のリアルタイプでは黒などの暗色となる。
アサルトは汎用性を重視した中近距離の兵種で、パッケージ状ではショートヘアの頭部素体が担当。兵種専用武装はアサルトナイフおよびスコップ。
スカウトは偵察装備を持つ兵種で、パッケージでは三つ編みの頭部素体が担当。ハンドガンに取り付けることができる偵察ユニットを装備しており、パーツを組み合わせることで無人機としても運用可能。また、ユニットを素体に取り付けることで若干飛行が可能。
「WISM ソルジャー・スナイプ/グラップル」
上記WISMシリーズの基本兵種のうちの二つ。基本的な製品仕様はアサルト/スカウトと同様だが、兵種武装および頭部、胸部、表情に違いがある。
スナイプは狙撃などの射撃戦に特化した兵種で、パッケージではロングヘアの頭部素体が担当。ハンドガン強化パーツの狙撃ユニットを装備しており、遠距離からの精密射撃を可能とする。また、火炎放射機としても運用可能。
グラップルは格闘戦に特化した兵種で、パッケージではバッサリしたショートヘアで獣耳の頭部素体が担当。大型腕部のワイルドハンドを使用した力任せの攻撃や爪を用いた斬撃を得意とする。
「SOL ホーネット」
「Sonic Opertion Lady」の略称を持つ速度重視の機体の一つ。背面に取り付けるアームによって、スラスターを自由な位置に移動することが可能。当製品では基本素体の一部パーツを変更することで強度を上げている。ヘルメットのカバーはクリアパーツを使用。基本色は赤及び橙をベースとしている。
大型スラスター2つで構成された飛行装備を持つ機体で、空戦に特化している。頭部は丸みのあるショートヘア。ビームを出力可能な遠近装備を持つ。ロードランナーの装備を取り付けることでより速度に特化したフルアーマーモードとなる(設定上では対戦中に該当機のチームメイトから受け取る形で取り付け可能)。
「SOL ロードランナー」
SOLシリーズの一つである速度重視機体。脚部にあるローラーを展開し走行形態を表現可能。ホーネットともに、低視認性のカラーバリエーション「LOW VISIBILITY」が限定販売されている。
脚部に搭載されたローダーダッシュユニットによる地上走行に特化した機体。頭部は癖っ毛のあるショートヘアで褐色肌となっている。武装面はビームガンの底部に装着するビームブレードを使用した中近距離・近接攻撃を得意とする。ホーネットの装備を取り付けることで、こちらもフルアーマーモードに強化できる。
「朱羅 忍者」(あすら にんじゃ)
「朱羅 弓兵」(あすら きゅうへい)

メディア展開[編集]

公式サイト内で作品世界観に沿った漫画を掲載。作者は「からしいち」[3]

コロプラおよびピラミッドが開発している「アリス・ギア・アイギス」とのコラボが決定している。こちらはfigmaで制作された別のキャラとの互換コラボも発表されている。

脚注[編集]

  1. ^ MEGAMI DEVICE WISM SOLDIER ASSAULT SCOUT MODEL KIT | Plastic Model | KOTOBUKIYA (英語)
  2. ^ FAガールと比較すると、FAガールは少女としてのプロポーションを重視している。
  3. ^ 武装神姫でも漫画作品を持ったことがある。

外部リンク[編集]