メアリー・ウィットン・カルキンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

メアリー・ウイットン・カルキンス(Mart Whiton Calkins、1863年3月30日 - 1930年2月26日)は、アメリカ合衆国の哲学者・心理学者。

女性初のアメリカ心理学会(American Psychological Assosiation:APA)会長(第14代)、アメリカ哲学会(American Philosophical Association)会長を務めた。


コネチカット州ハートフォード生まれ。スミス大学(Smith College)で学んだ後、ウェルズリー大学Wellesley College)でアメリカ国内でも最初の心理学研究室の1つを開設し、同大学で生涯に渡って教え続けた。ハーバード大学Harvard University )でウィリアム・ジェームスWilliam James)の元で学んだものの、当時のハーバード大学は女性を受け入れていなかったことからPhDを取得することは拒否された。記憶と自己に関する研究の発展に貢献した。また、女性の著書には An Introduction to Psychology(1901)、やThe Persistent Problems of Psychology (1907)など。

参考文献[編集]