ミラキュラス レディバグ&シャノワール

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 ミラキュラス レディバグ&シャノワール
Miraculous, les aventures de Ladybug et Chat Noir
ジャンル 魔法少女スーパーヒーロー
アニメ:ミラキュラス レディバグ&シャノワール
Miraculous, les aventures de Ladybug et Chat Noir
原作 トーマス・アストリュック
監督 トーマス・アストリュック
クリステル・アブグラル(シーズン2)
ウィルフレッド・ペイン(シーズン2)
ジュン・バイオレット(シーズン2)
シリーズ構成 トーマス・アストリュック
セバスチャン・チボードー
音楽 ジェレミー・ザグ
ノアム・カニエル
アラン・ガルシア
アニメーション制作 大韓民国の旗 SAMGアニメーション
製作 フランスの旗 ザグトゥーン
フランスの旗 メソッドアニメーション
日本の旗東映アニメーション
大韓民国の旗 SAMGアニメーション
フランスの旗 AB Droits Audiovisuels
大韓民国の旗 SKブロードバンド
イタリアの旗 デアゴスティーニ
放送局 フランスの旗 TF1
大韓民国の旗 EBS1
アメリカ合衆国の旗 ニコロデオン
フランスの旗日本の旗 ディズニー・チャンネル
放送期間 大韓民国の旗 2015年9月1日[1]
フランスの旗 2015年10月18日 [2][3]
アメリカ合衆国の旗 2015年12月6日[4]
日本の旗 2018年7月23日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル 魔法少女

ミラキュラス レディバグ&シャノワール』(みらきゅらす れでぃばぐあんどしゃのわーる、原題:Miraculous, les aventures de Ladybug et Chat Noir)は、共同制作[5][6]によるフランスの3DCGテレビアニメ2015年に第1シーズンが全26話放送され、2017年から第2シーズンが放送開始した。

韓国フランスアメリカなどの諸外国では2015年にシーズン1が順次放送開始されたが、日本の東映アニメーションが制作から撤退したため日本での放送は未定となる。しかし、2018年7月23日からディズニー・チャンネルで日本上陸が決定し、7月1日には第1話がアプリで先行放送された。

2018年8月12日、「ティーン・チョイス・アワード 2018」にて、アニメーション部門、受賞[7]

概要[編集]

フランスパリを守るスーパーヒーローのレディバグとシャノワールと、その正体である高校生マリネット・デュパン=チェンとアドリアン・アグレットの奇妙な四角関係を描いた魔法少女アニメ。ストーリーは基本的に1話完結型だが、時系列はバラバラであり、区長とジャゲッド・ストーンの対面シーンなど、話の流れと放送順にズレが生じていることがある。

元々はフランスのアニメーター、トーマス・アストリュックが職場で出会った女性や日本のアニメからインスピレーションを受け、これまでにないテントウムシモチーフのスーパーヒーロー「レディバグ」を創造。漫画の表紙風イラストをいくつか描いた(そのうちの一枚がエピソード「イラストレーター」のラストに写っている)。

アストリュックは「レディバグ」を漫画展開するつもりだったが、アニメ会社「Zagtoon」の創立者ジェレミー・ザグがアニメ化を提案した。2012年6月には海外市場の拡大を望んでいた東映アニメーションが共同プロデューサーに加わり、日本の萌えアニメテイストの2DCGアニメで制作されたPVが公開された。しかし、手描きの2Dアニメでレディバグのコスチュームを再現する難しさから3DCGアニメに路線変更され、東映アニメーションは制作を外れる(ただし共同プロデューサーの名義は残っている)。

2012年11月から韓国のCG会社「SAMGアニメーション」が映像制作を担当し、2013年11月には「ミラキュラス」のタイトルでトレイラーが公開。2D版に比べるとリアルタッチで表情豊かなスタイルになり、2015年にテレビシリーズとして放送開始された。2020年には実写映画化が予定されている。

また、アストリュックは幸運を象徴するテントウムシのレディバグのパートナーに、不運を象徴する黒猫のヒーローで、キャットウーマンスパイダーマンを意識した「シャノワール」を創造したが、クリエイティブチームはシャノワールに変身するフェリックスを「型にはまったアニメの主人公」と判断したため、現在のアドリアンに修正された。

ザグは日本の玩具会社BANDAIとパートナーシップを結んでおり、本作の玩具はBANDAIが独占販売している。

あらすじ[編集]

現代のフランス・パリに住むマリネット・デュパン=チェンは、美少年モデルの同級生アドリアン・アグレストに恋する中学生(各国で違うが日本では高校生)。

少しドジで奥手なマリネットだが、妖精クワミと魔法のアクセサリー「ミラキュラス」の力でスーパーヒーローレディバグに変身でき、謎の男ホークモスによって悪者スーパーヴィランにアクマタイズ(変身)させられた人々を元に戻し、パリの平和を守っている。

レディバグに変身したマリネットは、一緒にパリを守ってくれる代わりに何かと彼氏ヅラするもう一人のスーパーヒーロー・シャノワールを軽くあしらっているが、シャノワールの正体がレディバグに恋するアドリアンだとは知るよしもないのだった。

登場人物[編集]

マリネット・デュパン=チェン(Marinette Dupain-Cheng) / レディバグ(Ladybug)
声︰奈波果林
本作の主人公。ちょっぴりドジだが正義感溢れる心優しい女の子で、頼まれた事は断れない性格。フランス人の父と中国人の母をもち、夢はファッションデザイナー。同級生のアドリアンに憧れているが、自分に自信がないので積極的にアプローチできない。
イヤリングのミラキュラスを使ってテントウムシスーパーヒーロー・レディバグに変身し、抜群の身体能力で立ち回りながらヨーヨーを武器にスーパーヴィランと戦う。また、ヴィランを倒すヒントになるラッキーアイテムを出したり、ヨーヨーでアクマを捕獲して浄化し、破壊されたものを修復することができる。変身すると常に冷静で落ち着いた性格になり、シャノワールの猛烈なアプローチも受け流している。
当初は「マリネッタ」という名前だった。
アドリアン・アグレスト(Adrien Agreste) / シャノワール(Chat Noir)
声:逢坂良太
もう1人の主人公で、クールで爽やかな好青年。父親ガブリエル(声:藤井隼)が経営するファッションブランドの人気モデルとして活躍する一方、ガブリエルとの関係に悩んでいる。レディバグに恋をしているが、正体がマリネットとは気付いていない。
指輪のミラキュラスを使って黒猫のスーパーヒーロー・シャノワールに変身し、素早く身軽な動きによる不意打ちや伸縮性の金属の棒を使った棒術でヴィランと戦う。また、特殊なパワーを手に纏わせると、物質を腐敗させ破壊する事ができる。変身するとナルシストなお調子者になり、いつもレディバグに熱烈なアプローチをしかけている。
企画段階及び東映制作のPVでは「フェリックス」という別の少年(変身中を除いて滅多に笑わない以外はほとんどアドリアンと同じ)がシャノワールの正体だったが、キャラがありきたりだという理由でアドリアンに置き換えられた。
ティッキー(Tikki)
声:長縄まりあ
マリネットに不思議な力を与えたテントウムシのクワミ(妖精)。マリネットのミラキュラスの中に入ってレディバグに変身させる。賢くて前向きな性格でマリネットをサポートする。マリネットのことが大好き。
プラッグ(Plagg)
声:高坂宙
アドリアンに不思議な力を与えた黒猫のクワミ。アドリアンのミラキュラスに入ってシャノワールに変身させる。お気楽で面倒くさがりな性格で、大好物はカマンベールチーズ
アルヤ・セゼール(Alya Césaire)
声:川上彩
マリネットの親友。友達思いなしっかり者で、アドリアンにアプローチできないマリネットにアドバイスしている。レディバグのファンで彼女の正体を突き止めようとしており、レディバグのファンクラブを作って運営している。
ニノ・ライッフ(Nino Lahiffe)
声:宮本誉之
アドリアンの親友。DJもしていて遊ぶことが大好きな軽い性格だが、何年も誕生日パーティーを開いてもらえていないアドリアンのために、彼の自宅に行ってガブリエルに直談判する友人思いな面もある。
クロエ・ブルジョワ(Chloé Bourgeois)
声:櫻庭有紗
マリネットたちの同級生で、21区の区長の娘。アドリアンのことが好きでつきまとっており、マリネットに意地悪をしている。他人の言うことを聞かないわがままで自意識過剰なお嬢様で、アクマタイズの原因の大半になってしまっている。自分をいつも救ってくれるレディバグの大ファンで、シャノワールを嫌っている。
サブリナ・ランコンプリ(Sabrina Raincomprix)
声:小堀幸
マリネットたちの同級生で、クロエの友人。クロエにわがままや無理難題を押し付けられているが、時にはクロエに加担することも。

悪役[編集]

ホーク・モス(Le Papillon / Hawk Moth)
声:藤井隼
レディバグとシャノワールのミラキュラスを狙う謎の男。邪悪な蝶・アクマを不満や嫉妬を抱く人間に取りつかせ、スーパーヴィランにアクマタイズさせて操る。

日本上陸まで[編集]

東映制作のPV公開後、日本でも話題になり、上陸が期待されたが、3DCGアニメーションに移行し、日本が制作に関わらなくなると上陸は難しい状況になった。しかし動画投稿サイトで非公式の日本語字幕版が投稿されるとファンが増え始め、上陸を求める声が強くなり、有志によるZagtoon宛の署名が2017年に開始。すると、そこから1年も経たない内に邦題や吹き替え版収録風景が公開、ディズニー・チャンネルでの放送が発表された。それに伴い、ファンに最も親しまれたニコニコ動画投稿分の字幕版はフランスの映像系制作プロダクションOn Entertainmentの申立により削除された。

日本語版製作[編集]

サブタイトル[編集]

サブタイトルは一部を除く全てのアクマの名前。

フランス話数
(TF1)
フランス話数
(DCH-FRA)
日本話数
(DCH-JPN)
サブタイトル
(日本語版)
1(初回) ストーミーウェザー
2 バブラー
3 5 ファラオ
4 7 レディー・ワイファイ
5 4 タイムブレイカー
6 ミスター・ピジョン
7 8 イラストレーター
8 9 ロジャーコップ
9 3 コピーキャット
10 11 ダーク・キューピッド
11 10 ホリフィケーター
12 16 ダークブレード
13 14 マイム
14 カンフード
15 16 ゲーマー
16 18 17 アニマン
17 24 アンチバグ
18 19 パペッター
19 22 リフレクタ
20 21 ギターヴィラン
21 23 ピクセレーター
22 15 プリンセス・フレグランス
23 20 18 サイモン・セッズ
24 26 ヴォルピナ
25 12 レディバグとシャノワール(オリジン(パート1))
26 17 13 ストーンハート(オリジン(パート2))

脚注[編集]

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外部リンク[編集]