ミナミジサイチョウ
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ミナミジサイチョウ | |||||||||||||||||||||||||||
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ミナミジサイチョウ Bucorvus leadbeateri
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Bucorvus leadbeateri (Vigors, 1825)[1] | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Bucorvus cafer[1] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ミナミジサイチョウ[2] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Southern ground-hornbill[1][2][3] |
ミナミジサイチョウ (南地犀鳥、Bucorvus leadbeateri) は、鳥綱サイチョウ目ジサイチョウ科(サイチョウ科とする説もあり)ジサイチョウ属に分類される鳥類。
分布
[編集]アンゴラ、ウガンダ、エスワティニ、ケニア南部、コンゴ民主共和国南東部、ジンバブエ、タンザニア、ナミビア北部、ブルンジ、南アフリカ共和国東部、モザンビーク、ルワンダ、レソト[1]
形態
[編集]嘴の上部にある角質突起は嘴に沿った単純な形状で、角状にはならない[3]。眼の周囲や喉には羽毛がなく、赤い皮膚が裸出する[3]。
メスは喉の裸出部に青色部がある[3]。
生態
[編集]主に昆虫、陸生の巻貝類、両生類、爬虫類を食べるが、ノウサギ類ほどの獲物を食べることもある[3]。
人間との関係
[編集]生息地では薬用になると信じられたり、干ばつなどの際に伝統的な儀式で用いられることもある[1]。
ガラスに映った自身を攻撃して割ってしまうことがあり、害鳥とみなされることもある[1]。
農地開発や過放牧による生息地の破壊、他の動物の駆除用の毒餌による巻き添え、害鳥としての駆除などにより、推移に関するデータはないものの生息数は減少していると考えられている[1]。送電線による衝突死、紛争地帯では地雷、気候変動、感染症などによる影響も懸念されている[1]。
画像
[編集]-
頭部(オス)
-
飛翔
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i BirdLife International. 2016. Bucorvus leadbeateri. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22682638A92955067. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22682638A92955067.en. Downloaded on 05 June 2021.
- ^ a b 山階芳麿 「ミナミジサイチョウ」『世界鳥類和名辞典』、大学書林、1986年、301頁。
- ^ a b c d e A. C. & M. I. Kemp, "The biology of the Southern ground hornbill Bucorvus leadbeateri (Vigors) (Aves: Bucerotidae)," Annals of the Transvaal Museum, Volume 32, Part 4, 1980, Pages 65 - 100.