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ミナミジサイチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミナミジサイチョウ
ミナミジサイチョウ
ミナミジサイチョウ Bucorvus leadbeateri
保全状況評価[1]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: サイチョウ目 Bucerotiformes
: ジサイチョウ科 Bucorvidae
: ジサイチョウ属 Bucorvus
: ミナミジサイチョウ
B. leadbeateri
学名
Bucorvus leadbeateri
(Vigors, 1825)[1]
シノニム

Bucorvus cafer[1]

和名
ミナミジサイチョウ[2]
英名
Southern ground-hornbill[1][2][3]

ミナミジサイチョウ (南地犀鳥Bucorvus leadbeateri) は、鳥綱サイチョウ目ジサイチョウ科サイチョウ科とする説もあり)ジサイチョウ属に分類される鳥類。

分布

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アンゴラウガンダエスワティニケニア南部、コンゴ民主共和国南東部、ジンバブエタンザニアナミビア北部、ブルンジ南アフリカ共和国東部、モザンビークルワンダレソト[1]

形態

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嘴の上部にある角質突起は嘴に沿った単純な形状で、角状にはならない[3]。眼の周囲や喉には羽毛がなく、赤い皮膚が裸出する[3]

メスは喉の裸出部に青色部がある[3]

生態

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主に昆虫、陸生の巻貝類、両生類、爬虫類を食べるが、ノウサギ類ほどの獲物を食べることもある[3]

人間との関係

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生息地では薬用になると信じられたり、干ばつなどの際に伝統的な儀式で用いられることもある[1]

ガラスに映った自身を攻撃して割ってしまうことがあり、害鳥とみなされることもある[1]

農地開発や過放牧による生息地の破壊、他の動物の駆除用の毒餌による巻き添え、害鳥としての駆除などにより、推移に関するデータはないものの生息数は減少していると考えられている[1]。送電線による衝突死、紛争地帯では地雷、気候変動、感染症などによる影響も懸念されている[1]

画像

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i BirdLife International. 2016. Bucorvus leadbeateri. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22682638A92955067. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22682638A92955067.en. Downloaded on 05 June 2021.
  2. ^ a b 山階芳麿 「ミナミジサイチョウ」『世界鳥類和名辞典』、大学書林、1986年、301頁。
  3. ^ a b c d e A. C. & M. I. Kemp, "The biology of the Southern ground hornbill Bucorvus leadbeateri (Vigors) (Aves: Bucerotidae)," Annals of the Transvaal Museum, Volume 32, Part 4, 1980, Pages 65 - 100.

関連項目

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