ミナミ

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ミナミの繁華街、道頓堀の夜景(2015年4月)

ミナミは、大阪府大阪市中央区浪速区にまたがる繁華街の総称。

概要[ソースを編集]

ミナミの夜景。中心に見えるビルはスイスホテル南海大阪

島之内道頓堀難波千日前といった地域に広がる繁華街の総称で、これらの地域が大阪市の中心業務地区である船場の南側に位置することや、大半がかつて存在した南区の区域にあたることからミナミと呼ばれている。一般的に道頓堀を東西基軸、心斎橋筋戎橋以南は戎橋筋)を南北基軸として、北は長堀通、南は南海難波駅、西は西横堀川(現在は埋立。阪神高速1号環状線北行き)、東は堺筋までを指すことが多い。

心斎橋は、船場と島之内を結ぶ橋梁名が由来であることからもわかるように、心斎橋筋に沿って船場側にも及ぶ地域名称であり、一概にミナミとは言えない。また、島之内側の心斎橋筋沿い、即ち心斎橋筋商店街は売買双方にとってステイタスエリアであり、ネームバリューの高い心斎橋をわざわざミナミなどと言い換えることも稀である。ただし、現行町丁名の東心斎橋は例外で、狭義では東心斎橋の歓楽街を指してミナミと呼ぶ程である。

繁華街は、長堀通以北の南船場、西横堀川以西の堀江、堺筋以東の黒門市場および堺筋沿いのでんでんタウンとも隣接しており、最も広範に捉えた場合には西区にもまたがることになる。

以前は客引きが多く、2004年10月時点で客引きが約260人いたが、改正迷惑防止条例が2005年12月1日に施行されてから、数人たらずと一桁台にまで激減した。また2006年2月1日からは、繁華街などに存在する「無料案内所」の派手な看板・写真などを規制する全国初の風俗案内所規制条例が施行されるなど、買い物がよりしやすくなった。しかし、2011年頃から、不況で風俗店などへの客が減少したことなどもあり、再び違法且つ迷惑な客引きが横行するようになり、多数の苦情が寄せられるようになっている[1]

沿革[ソースを編集]

近世初期、大坂城下の南端だった道頓堀に芝居小屋ができると、対岸の島之内南部には遊里ができ、この遊里がミナミと呼ばれた。その後、城下各所に点在していた遊里は下船場新町遊廓に統合された。しかし、以降も島之内南端の宗右衛門町、道頓堀の九郎衛門町と櫓町、その南東の坂町、同じく南西の難波新地などに続々と遊里ができ、これらは総じて「南地五花街」と称された。

船場と道頓堀に挟まれた島之内は、北部は職人町として船場とともに城下の中枢を担ったが、色町となった南部は船場の商いどころに対して粋どころと呼ばれた。心斎橋筋は新町遊廓と道頓堀を結ぶ道路として発展し、小売店が立ち並ぶようになった。

近代以降、刑場や墓地であった千日前にも繁華街が広がり始め、難波駅や湊町駅(現在のJR難波駅)が開業すると一気に拡大した。

主な地域・商業施設[ソースを編集]

ミナミの主な通り・筋・商店街路[ソースを編集]

東西方向 (北から南の順)

  • 長堀通(末吉橋通) - 厳密には船場に含まれる。
  • 鰻谷北通(鰻谷上之町通)
  • 鰻谷南通(鰻谷中之町通)
  • 大宝寺通(いちょう通り)
  • 清水町筋(清水通)
  • 周防町筋(ヨーロッパ通り)
  • 八幡筋
  • 三津寺筋(三ツ寺筋)
  • 新屋敷筋
  • 宗右衛門町通 - 御堂筋以西は久左衛門町

南北方向 (東から西の順)

  • 問屋町筋(安綿橋筋)
  • 竹屋町筋
  • 板屋橋筋
  • 鍛冶屋町筋
  • 堺筋(長堀橋筋・日本橋筋)
  • 千年町筋(藤中橋筋)
  • 玉屋町筋(中橋筋)
  • 笠屋町筋(三休橋筋)
  • 畳屋町筋(丼池筋)
  • 心斎橋筋(はっ筋)
  • 御堂筋国道25号
  • 佐野屋橋筋
  • 炭屋町筋(炭屋橋筋)


交通機関[ソースを編集]

ミナミを舞台にした作品[ソースを編集]

関連項目[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

  1. ^ 客引き:大阪・ミナミで横行 半年で苦情1135件 毎日新聞 2012年2月25日

外部リンク[ソースを編集]