ミツバチ上科

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ミツバチ上科(ミツバチじょうか、Apoidea)は、主に幼虫の餌として昆虫を利用するアナバチ類と、植物から花粉や蜜を集め、幼虫に餌として与えるハナバチ(bee)と呼ばれるハチ類に分類されている[1]。この科には、ムカシハナバチ科(Colletidae)、ヒメハナバチ科(Andrenidae)、コハナバチ科(Halictidae)、ハキリバチ科(Megachilidae)、ミツバチ科(Apidae)などのハチが分類されている。

英語でいうwaspの仲間であるハチの多くはカリウドバチと呼ばれ、他の昆虫や蜘蛛を毒針で麻痺させ幼虫の餌として与える。こうしたハチでも成虫の食性は花蜜や花外蜜で、花を訪れる。こうしたハチの中から、他の昆虫を幼虫の餌とすることをやめ、花を食源とするよう進化してきたのがハナバチである。

これらのハチは、もちろん花蜜を採取するために便利な口(吻)をもっている。これらのハチは、長い舌をもっているか、短い舌をもっているかで大きく2種類に分類される。短い舌をもつハチは、花の管が浅く、蜜が容易に採取できる進化上初期の被子植物Angiospermの蜜を集めていたハチの子孫であり、長い舌のそれは、蜜が花の奥深くにあるような進化上後期に出現した被子植物からも蜜を採取する能力を備えたハチの子孫だと考えられている。この分類では、ミツバチは長い舌をもったハチに分類されている。

脚注[編集]