ミズバク大冒険

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ミズバク大冒険
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 アーケード (AC)
開発元 タイトー熊谷研究所
発売元 タイトー
ディレクター 平松信宏
松本俊明
デザイナー 平松信宏
プログラマー 石田一朋
ながはらくさご
つねきよこうじ
黒沢孝
音楽 海野和子
小倉久佳
美術 平松信宏
鯨井洋代
岩田吉弘
PEACOCK
V.A.P
人数 1 - 2人(交互プレイ)
メディア 業務用基板(2.56メガバイト
稼働時期 日本 1990091990年9月
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
デバイス 8方向レバー
2ボタン
システム基板 F2システム
CPU MC68000 (@ 12 MHz)
サウンド Z80 (@ 4 MHz)
YM2610 (@ 8 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
320×224ピクセル
60.00Hz
パレット4096色
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ミズバク大冒険』(ミズバクアドベンチャー)は、1990年タイトーから稼働されたアーケード横スクロールアクションゲーム。日本国外版のタイトルは『Liquid Kids』となっている。

ファイヤーサタンの悪の手からウッディレイクを守るのを目的としている。

日本国内では1992年PCエンジン1998年セガサターンに移植され、欧州では2003年Amigaに移植された。

アーケード版は後に、日本国内ではPlayStation 2用ソフト『タイトーメモリーズ 下巻』(2005年)に収録され、北米および欧州ではPlayStation 2ならびにXboxWindows用ソフト『Taito Legends 2』(2006年)に収録された。PCエンジン版は2008年Wii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。

ゲーム内容[編集]

システム[編集]

8方向レバー、2ボタン(攻撃、ジャンプ)でヒポポを操作する。攻撃ボタンで水バクダンを投げる。ボタンを押しっぱなしにすることで水バクダンを大きくすることが出来る。

全7ラウンド17ステージ。

アイテム[編集]

水爆弾が大きくなる。

一定時間水爆弾が大きくなる。

得点が増える。

ヒポポの速度が速くなる。

スピードが一気に下がってしまうが点数が多めにもらえる。

連射力がアップ。

  • ヒポポドール

残数が1個増える。

  • ミラクルボール

一定時間無敵。

ミスの条件[編集]

  • 敵や敵の攻撃に触れた
  • 鉄骨に潰された
  • 針山に落ちた

移植版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 ミズバク大冒険 日本 199201171992年1月17日
PCエンジン タイトー タイトー 4メガビットHuCARD[1] TP03020
2 ミズバク大冒険 日本 199810021998年10月2日
セガサターン ビング ビング CD-ROM T-19910G アーケード版の移植
3 Liquid Kids ヨーロッパ 2003082003年8月
Amiga Ocean Software Ocean Software ダウンロード -
4 タイトーメモリーズ 下巻 日本 200508252005年8月25日
PlayStation 2 タイトー タイトー DVD-ROM SLPM-66092 アーケード版の移植
5 Taito Legends 2 ヨーロッパ 200603312006年3月31日
アメリカ合衆国 200705162007年5月16日
アメリカ合衆国 2007年7月10日 (Windows)
PlayStation 2
Xbox(EUのみ)
Windows
タイトー タイトー DVD-ROM PS2:ヨーロッパ SLES-53852
アメリカ合衆国 SLUS-21349
アーケード版の移植
6 タイトーメモリーズ 下巻
TAITO BEST
日本 200609072006年9月7日
PlayStation 2 タイトー タイトー DVD-ROM SLPM-66521 廉価版
7 タイトーメモリーズ 下巻
エターナルヒッツ
日本 200706282007年6月28日
PlayStation 2 タイトー タイトー DVD-ROM SLPM-66776 廉価版
8 ミズバク大冒険 日本 200809162008年9月16日
Wii タイトー タイトー ダウンロード
バーチャルコンソール
- PCエンジン版の移植
セガサターン版
  • 移植を担当したビングはこの作品を最後にゲーム業界から撤退。隠し要素としてCD-ROM内テキストに同社が過去に関わった作品の裏技集が存在する。
PlayStation 2版

スタッフ[編集]

アーケード版
  • チーム・リーダー:石田一朋
  • プランナー:平松信宏
  • ディレクター:平松信宏、松本俊明
  • プログラマー:石田一朋、K.NAGAHARA,G.A.(ながはらくさご)、K.TSUNEKIYO(つねきよこうじ)、TABBY.K(黒沢孝)
  • キャラクター:平松信宏、鯨井洋代、岩田吉弘、PEACOCK、V.A.P
  • トリフルサー:松本俊明
  • サウンド:KARU(海野和子)、OGR(小倉久佳
  • ハードウェア:S.W.S
  • デザイン:K.NAKAGAWA、SANTACLAUS
  • スペシャル・サンクス:熊谷研究所
PCエンジン版
  • プロデューサー:SHOTARO
  • ゲーム・デザイン:荒田靖昭
  • プログラマー:K、KAZU
  • キャラクター:M.Y.K.、R.O.K.
  • サウンド:KARU/ZTT(海野和子)
  • スペシャル・サンクス:平松信宏、H.SUZUKI、TALK.U(内村語)
  • ソフト・チェック:SUIT.S

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通24/40点 (PCE)[2]
月刊PCエンジン80/100点(PCE)
マル勝PCエンジン29/40点(PCE)
PC Engine FAN21.91/30点(PCE)[1]
(総合170位)
セガサターンマガジン18/30点(SS)[3]
アーケード版

1991年に刊行されたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』内の「ビデオゲームフルリスト」の紹介文では、「カバのヒポポを操り、ミズバクダンで敵を倒すコミカルアクション。アイテムも豊富でワープゾーンもあった。ボスもコミカルで楽しかった」とゲームシステムの奥深さやキャラクター造形に関して肯定的なコメントで紹介されている[4]

PCエンジン版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・6・6・6の合計24点(満40点)となっており[2]、レビュアーの意見としては、「エンジン版はあまり水が流れない。水爆弾がフツーの飛び道具になっちゃってる。それさえ納得しちゃえばそこそこ楽しめるのでは」と、アーケード版からスケールダウンした箇所について指摘はあるものの、概ね肯定的に評価されている[2]
  • その他のゲーム誌において、『月刊PCエンジン』では85・85・75・80・75の平均80点(満100点)、『マル勝PCエンジン』では8・7・7・7の合計29点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.91点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で170位(485本中、1993年時点)となっている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 4.31 3.37 3.69 3.54 3.29 3.71 21.91
セガサターン版

ゲーム誌『セガサターンマガジン』ソフトレビューでは5、7、6の18点(平均6.0点)[3]。レビュアーは「AC版稼働から8年経過してからの移植を意外に感じて古さは否めないながら忠実な移植でとっつきやすい」、「コンティニューが無限、ポポの足が遅いがこれのおかげで後半の厳しいトラップ地帯で慎重になれる」、「破裂した水玉だけでなく流れる水でも敵を倒せて楽しい」、「難易度のばらつきがあるがワープでボス直前まで行くことも可能なためアクションが苦手でも楽しめる」と、移植度やゲームシステム、ゲーム性や難易度に関して概ね肯定的な評価を下している[3]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、 31頁。
  2. ^ a b c ファミコン通信』、アスキー、1992年1月24日。
  3. ^ a b c 「セガサターンソフトレビュー」『セガサターンマガジン』第14巻第31号、ソフトバンク株式会社出版事業部、1998年10月30日、 191頁。
  4. ^ 「ビデオゲーム フルリスト」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、 175 - 216頁、 ASIN B00BHEECW0

関連項目[編集]

外部リンク[編集]