マーシー大学

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Mercy College
マーシー大学
モットー ”Inserviendo Consumere”
モットー (英語) ”To be Consumed in Service”
種別 非営利単体による私立大学
設立年 1950年
宗教的提携関係 カトリック教会のSisters of Mercy
学生総数 約10,000人
学部生 約7,500人
大学院生 約2,500人
所在地 アメリカ合衆国
ニューヨーク州、ニューヨーク市
キャンパス 郊外キャンパス(ドブスフェリー)とニューヨーク市内キャンパス(マンハッタン)
スクールカラー 青と白
公式サイト www.mercy.edu
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マーシー大学(英文: Mercy Collegeマーシーカレッジ、マーシー、または、マーシーニューヨーク)は、米国ニューヨーク州ニューヨークのドブスフェリー(Dobbs Ferry)市にメインキャンパスがある4年制私立大学である。日本語ではマーシー大学、或いは、マーシーカレッジと表記される。

Dobbs Ferryのメインキャンパスをはじめ、ニューヨーク市内の中心部に位置するマンハッタンキャンパス(Manhattan Campus)、ブロンクスキャンパス(Bronx campus)とヨークタウンハイツキャンパスがある。[1]

1950年にカトリック教会所属のSisters of Mercyによって設立された。大学は歴史的にローマカトリック教会と提携がある。

経営学部(School of Business)、人文科学部(School of Liberal Arts)、保健と自然科学部(School of Health and Natural Sciences)、社会及び行動科学部(School of Social and Behavior Sciences)、教育学部(School of Education)などの5つの学部を通して、90以上の学士、修士、博士課程の専攻分野を提供している[2]

学生数は、米国43州と50カ国から来た約1万人が在籍している。2015年秋に11,295人の学生が在籍。全体の留学生数は約130人で、日本からの留学生は、平均3~5人が在学している。

日本の大学の中では、立教大学西南学院大学との姉妹大学となっている。

歴史[編集]

1950年にカトリック教会所属のシスターズオブマーシー(Sisters of Mercy)によって設立された。1961年に、学士号を取得するプログラムを提供する4年制大学になった。 1961年に、Middle States Association’s Commission on Higher Educationから 認定を受けた。

キャンパス[編集]

Dobbs Ferry Campus(マーシー大学のメインキャンパス)[編集]

映像外部リンク
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Virtual tour of Mercy College's scenic 66-acre Dobbs Ferry campus on the banks of the Hudson River., February 4, 2014, 2:27

ニューヨーク市を流れる美しいハドソン川(Hudson River)沿いに位置し、安全、綺麗で豊かなタウンとして知られたDobbs Ferry市にマーシー大学のメインキャンパスがある。 ニューヨーク市から北の方に約25マイル(約40キロメートル)にあるウェストチェスター郡の郊外、ドブスフェリーにあるハドソン川沿いの66エーカーの広さである。

ドブスフェリー市は、Facebookの創設者であるマーク・ジャークバーガー(Mark Elliot Zuckerberg)が生まれ育ったところとして日本にも知られている。1990年代に、マーク・ジャークバーガーは、彼の家の近くに位置したマーシー大学(Mercy College)でコンピュータソフトウェア関連の大学院授業を聴講した。

5つの学部の為のアカデミック建物、図書館、フィットネスセンター、学生寮とスポーツフィールドなどがある。2011年には、校内に位置していた、カトリック教会系列のOur Lady of Victory Academyの校舎を購入した[3]。学生達はキャンパスのすぐそばにある近くのショッピングやレストランを楽しんだり、キャンパス内を走るOld Croton Trailwayトレイルを自転車で走ったり、ジョギングしたり、歩きながら、周辺の自然環境を楽しめる。ニューヨークのグランドセントラルターミナル(Grand Central Terminal)から電車で、北に約40分程度の距離に位置する。キャンパスはメトロ北ハドソン線アーズリーオンハドソン駅から徒歩ですぐに位置し、ニューヨーク市のグランドセントラルターミナルに40分ほどでアクセスできる[4]

キャンパスの住所は555 Broadway, Dobbs Ferry, NY 10522, U.S.A.である。

Manhattan Campus(マンハッタンキャンパス)[編集]

マーシー大学のマンハッタンキャンパスはマンハッタンの中心地である、エンパイア・ステート・ビルディング(Empire State Building)とメイシーズ百貨店の旗艦店であるヘラルド・スクエア(Macy's Department Store)のすぐ隣に位置している。

徒歩で約10分の距離に、ニューヨーク公立図書館(New York Public Library)、ブロードウェイ(Broadway)、タイムズスクエア(Times Square)、ブライアントパーク(Bryant Park)、マディソンスクエアガーデン(Madison Square Garden)、グランドセントラルターミナル(Grand Central Terminal)、ペンシルベニア駅(Penn Station)、紀伊国屋書店(ニューヨーク店)などが位置している。キャンパスのすぐ隣に、多くの主要な路線が停車する地下鉄の駅が位置し、ニューヨークのすべての場所とつながっている。博物館やブロードウエイショーなど、文化芸術においても、ニューヨークライフを満喫できる環境にある。図書館、学生寮などがある。

キャンパスの住所は47 West 34th Street, New York, NY 10001, U.S.A.である。

ブロンクスキャンパス[編集]

ブロンクスンキャンパスの敷地は、急速に発展している企業および医療機関とビジネスの複合体であるハッチンソンメトロセンターの125,000平方フィートを占めてい。

ヨークタウンハイツキャンパス[編集]

1979年、ルート202とストラングブルバードの交差点にある施設にヨークタウンキャンパスを持つようになった。 ヨークタウンキャンパスの図書館は、政府刊行物の連邦預託機関に指定されてる[5]

旧ニューロシェル大学(College of New Rochelle)キャンパスのリース[編集]

マーシー大学は、2019年の夏に門を閉めたCollege of New Rochelle(ニューロシェル大学)の学生を受け入れるようになった。そして、2019年秋から旧ニューロシェル大学のメインキャンパスを最大2年間、年間180万ドルでリースし、旧ニューロシェル大学の在学だった約1,700人近くの学生達を教える事になった[6]

マーシー大学は、ニューロシェル、ハーレムのローザパークス、ブルックリンのベッドフォード-スタイベサントセクションのブルックリンキャンパスを含む3つの旧CNRキャンパスのリースを交渉した[7]

アカデミック[編集]

マーシー大学には5つ学部 のがある。

  • 経営学部 School of Business
  • 人文科学部 School of Liberal Arts
  • 保健と自然科学部 School of Health & Natural Sciences
  • 社会及び行動科学部 School of Social & Behavioral Sciences
  • 教育学部 School of Education

マーシー大学には、日系の先生として、国際関係及び外交学専攻担当の黒田順子教授がいる。黒田先生は、東ティモール国連平和維持活動官房長官、国連開発計画構築アドバイザーなど国連関連で30年以上の経験を持っている。日本記者クラブ(Japan National Press Club)が行った黒田先生との記者会見がある(リンクには、YouTube会見動画も含まれてる)。

経営学部(School of Business):

  •  学部専攻:経営(関連専攻:ビジネス、情報処理学、財政学、国際経営学、マーケティング、スポーツマネジメント)、会計学
  •  大学院専攻:MBA(関連専攻:Accounting、Finance、Health Care Management、Human Resource Management、International Business、Management、Managerial Analytics、Marketing、and Organizational Leadership)、会計学修士

人文科学部(College of Liberal Arts):

  •  学部専攻:コンピュータサイエンス、サイバーセキュリティ、コンピュータ情報システム、コミュニケーション、アニメーションデザイン、英語  学、歴史学、数学、マスコミュニケーション、ミュージックプロダクションとレコーディングアート、スペイン語学
  •  大学院専攻:コンピュータサイエンス修士、サイバーセキュリティ修士、英文学修士

保健と自然科学部(School of Health and Natural Sciences)

  •  学部専攻:臨床病理学(Clinical Laboratory Science)、生物学、看護学、ヘルスサイエンス、Communication Disorders、Exercise Science
  •  大学院専攻:看護学修士、看護教育学修士、Physician Assistant修士、Occupational Therapy修士、Communication Disorders修士、Physical  Therapy博士

社会及び行動科学部(School of Social and Behavioral Sciences)

  •  学部専攻:国際関係と外交、心理学、社会学、福祉学、行動科学、Criminal Justice、Criminal Justice - Forensic
  •  大学院専攻:心理学修士、学校心理学修士、医療マネジメント修士、カウンセリング修士、精神医学カウンセリング修士、Marriage and Family  Therapy修士

教育学部(School of Education):

  • 大学院専攻:教育学修士、幼児教育学修士

評判とランキング[編集]

  • マーシーカレッジは、2017年のUS News&World Reportにより、北部地域で最高の「キャンパスエスニックダイバーシティ」のリストで6位。 [8]
  • Barron'sは、Mercy Collegeを大学教育で「ベストバイ」かつ「競争力のある」ランク付けにしている。 [9]
  • Mercy Collegeは、 Washington Monthlyの2015年のBuck for the Bestランキングで紹介される。 [10]

入学率と統計[編集]

ピーターソンによればはマーシーカレッジの入学プロセスを「適度に難しい」と分類する。 2015年秋の学部合格率は66%である。 新入生の高校の平均GPAは、2015年秋の時点で、100点満点の84.75点である(アメリカの4.0評価基準にすると3.4である) [11]

2014年現在、新入生の31パーセントと全学部の学部生の12パーセントがキャンパス内の学生寮に住んでいる。フルタイムの7,157人とパートタイムの学生2,942人が在学している。 学生の大部分はニューヨークの居住者であるが、学生はアメリカの43州と54から来ている。 マーシー大学は、学生と教員の平均比率が20:1の少人数制クラスを提供する。学生の88%は通勤者であり、12%はキャンパスの学生寮に住んでいる。 マーシーカレッジの女子学生は71%、男子学生は29%である[12]

認定[編集]

マーシー大学のすべてのキャンパスの学位課程は、Middle States Association’s Commission on Higher Esucationの認可を受けている。 また、次の専門的な認定を取得している[13]

  • Accreditation Council for Occupational Therapy Education
  • Accreditation Review Commission for Physician Assistant
  • Accreditation Council for Business Schools & Programs
  • American Association for Paralegal Education
  • American Association of Colleges of Nursing Mercy College
  • American Physical Therapy Association
  • American Speech, Language and Hearing Association
  • American Veterinary Medical Association
  • Commission on Accreditation in Physical Therapy Education
  • Commission on Collegiate Nursing Education
  • Council on Social Work Education
  • Regents Accreditation of Teacher Education

図書館[編集]

マーシー大学には本校のメインの図書館くを含め、全てキャンパスにブランチライブラリがある。 マーシーのヨークタウンサイトの図書館は、政府出版物の連邦預託機関に指定されている[14]

体育部[編集]

マーシー大学は、 全米大学体育協会 (NCAA)および東海岸会議 (ECC)のメンバーで マーシー大学のアスレチックチームは、NCAAのディビジョンIIで競い合い、総称してマーシーマーベリックスとして知られている。

学部内レベルのスポーツプログラムのほか、大学リ-グで戦う10の大学スポーツ代表チームがある。 男子の代表チームには、野球、バスケットボール、ラクロス、サッカーがあり、 女子代表チームには、バスケットボール、フィールドホッケー、ラクロス、サッカー、ソフトボール、バレーボールがある。

2007年、大学は学生や教職員からの提案を検討し、提案を絞り込んだ後、大学の運動ニックネームを「チラシ」から「マーベリック」に変更した[15]

学生生活[編集]

学生自治会[編集]

Mercy College Student Government Association(SGA)は、学生の権利を保護し、学生の利益を擁護し、学生生活を促進する責任を負っている。

ROTC[編集]

マーシーカレッジのキャンパスには、 米国陸軍の ROTCプログラムと米国海軍のROTCプログラムがある[16]

注目すべき人々[編集]

著名な教職員[編集]

  • トーマス・J・アビナンティ: アメリカの政治家、弁護士、ニューヨーク州グリーンバーグ出身のニューヨーク州議会議員。
  • フェルナンド・カブレラ: ニューヨークのブロンクスに住むアメリカの政治家。 民主党員である彼は現在、ニューヨーク市議会の14区を代表しています。 マーシーカレッジのメンタルヘルスアンドカウンセリングプログラムの元プログラムディレクター
  • Hind Rassam Culhane: 弁護士、社会科学者、行動科学者
  • Ira Joe Fisher: 2つのエミー賞の受賞者
  • エマニュエル・ギマ・ラビ: ガーナの作曲家、指揮者、音楽教授。
  • ジョン・J・マクグラス: 実業家および教授
  • ウィルバートJ.ルメレ: アメリカの外交官、作家、学者。 元マーシー大学学長
  • ジョセフ・トーマス・オキーフ: 1987年から1995年までシラキュースの司教を務めたローマ・カトリック教会のアメリカ高位司祭
  • バーバラブーシェオーウェンズ: アメリカのコンピューター科学者
  • ビクターM.ピカルド: ニューヨーク州議会の民主党員、 元マーシーカレッジの広報担当副ディレクター
  • アルフレッド・S・ポサメンティエ : アメリカの作家、教育者
  • ジャドソンローズブッシュ: マルチメディア製品およびコンピューターアニメーションのディレクター兼プロデューサー、作家、アーティスト: メディア理論家
  • アーサー・ロススタイン: アメリカの最高のフォトジャーナリストの一人として認められています
  • ボリア・サックス: アメリカ人作家および講師
  • ジェイ・セスター: マーシー・カレッジの元学長
  • マークスコウセン: アメリカの経済学者、作家。
  • リック・ウルフ: 本の編集者、著者、大学のコーチ、放送局、元プロ野球選手

著名な卒業生[編集]

関連項目[編集]

  • ブロンクスネット

参照資料[編集]

ノート[編集]

  1. ^ He attended at least one graduate level class at the college.[17]

引用[編集]

  1. ^ Mercy College”. Mercy.edu. 2017年5月4日閲覧。
  2. ^ Academics”. Mercy.edu. 2017年5月4日閲覧。
  3. ^ 2016–2017 Graduate Catalog (PDF)”. Mercy.edu. 2017年10月3日閲覧。
  4. ^ Directions to Dobbs Ferry | Visit”. Mercy.edu. 2017年7月20日閲覧。
  5. ^ Careers.org – Mercy College – Yorktown – Academic Programs, Courses, and Degrees”. Careers.org. 2017年8月21日閲覧。
  6. ^ https://www.lohud.com/story/news/education/2019/08/13/college-new-rochelle-president-gets-job-mercy-college/1993927001/
  7. ^ Mercy College Prepares to Welcome The College of New Rochelle Students This Fall | Mercy College”. www.mercy.edu. 2019年8月15日閲覧。
  8. ^ Mercy Makes the “Best Colleges” List! - Mercy College”. Mercy.edu. 2017年9月29日閲覧。
  9. ^ Mercy College Ranked “Competitive” by Barron’s Profiles of American Colleges | Mercy College”. Mercy.edu (2014年9月8日). 2017年6月11日閲覧。
  10. ^ “America’s Best Bang for the Buck Colleges 2015 – Northeast”. Washington Monthly. http://washingtonmonthly.com/college-guide/college-guide-best-bang-2015-northeast/ 2017年7月20日閲覧。 
  11. ^ School of Business – Mercy College – Graduate Programs and Degrees”. petersons.com. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  12. ^ The Integrated Postsecondary Education Data System”. Nces.ed.gov. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  13. ^ Accreditations and Memberships | About Mercy”. Mercy.edu. 2017年5月5日閲覧。
  14. ^ About the Libraries | Academics”. Mercy.edu. 2017年6月11日閲覧。
  15. ^ Martone & Perrota 2013, p. 125.
  16. ^ ROTC – Admissions”. Mercy.edu. 2017年8月21日閲覧。
  17. ^ Vargas, Jose Antonio (September 20, 2010). “The Face of Facebook: Mark Zuckerberg Opens Up”. The New Yorker. http://www.newyorker.com/magazine/2010/09/20/the-face-of-facebook 2017年7月18日閲覧。. 

書誌[編集]

  • Martone, Eric; Perrota, Michael (2013). Mercy College: Yesterday and Today. The History Press, Arcadia Publishing. ISBN 9781609497309. 

外部リンク[編集]

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