マーシャ・ボール
| マーシャ・ボール Marcia Ball | |
|---|---|
|
マーシャ・ボール (2011年) | |
| 基本情報 | |
| 生誕 | 1949年3月20日(77歳) |
| 出身地 |
|
| ジャンル | |
| 職業 |
|
| 担当楽器 | |
| 活動期間 | 1972年 - 2025年 |
| レーベル | |
| 共同作業者 |
|
| 公式サイト |
www |

マーシャ・ボール(Marcia Ball、1949年3月20日 - )は、アメリカ合衆国のシンガー、ピアニスト。テキサス州オースティンを拠点とするが、ニューオーリンズR&Bを基調としたサウンドが特徴。
来歴
[編集]ルイジアナ州との州境のテキサス州オレンジに生まれたマーシャは、幼少期をルイジアナ州側隣町、ヴィントンで過ごした[1]。5歳のとき、ピアノを弾き始め、叔母と祖母から習うなどして上達していった[2]。影響を受けたアーティストとして、マーシャはアーマ・トーマス、プロフェッサー・ロングヘア、エタ・ジェイムズなどを挙げている[2]。
大学はルイジアナ州立大学に通い、卒業後にオースティンに住むようになった[3]。1972年にフリーダ・アンド・ザ・ファイアドッグスというカントリー・バンドで活動を開始[4]。1978年にキャピトル・レコードからカントリー色を押し出したデビュー・アルバム『Circuit Queen』をリリースする[1]。しかしこの作品は成功を収めることはできず、キャピトルで2枚目のアルバムが制作されることはなかった。
1980年代に入ると、マーシャはルーツ・ミュージックのリリースを多く手がけるインディ・レーベル、ラウンダーと契約する。1983年、レーベル・デビュー作『Soulful Dress』をリリースした。ここでは、ゲストにスティーヴィー・レイ・ヴォーンが参加し、ブルース色の濃いサウンドを披露。今日のマーシャのサウンドの原点となった。
以後、マーシャはラウンダーで順調にアルバムをリリースしていく。1994年の『Blue House』ではプロフェッサー・ロングヘアの「Red Beans」で軽快なブギウギ・ピアノを披露、1997年の『Let Me Play with Your Poodle』ではランディ・ニューマンの「Louisiana 1927」を取り上げるなど、ルイジアナ、ニューオーリンズ色を一層強く押し出して行った。1990年には同じテキサスのブルース・シンガーのルー・アン・バートン、アンジェラ・ストレーリと共作名義でアルバム『Dreams Come True』をアントンズ・レーベルよりリリースしている。
1998年には、アーマ・トーマス、トレイシー・ネルソンと組み、『Sing It!』をリリースするが、これがラウンダーからの最後の作品となった。この後、マーシャはアリゲーター・レコードへ移籍。2001年、『Presumed Innocent』でレーベル・デビューを果たした。アリゲーターでは、ラウンダー時代のサウンドを継承はしているものの、よりソウル、ポップ色を打ち出しているのが特徴と言えるだろう。
2025年10月、マーシャはALS (筋萎縮性側索硬化症)と診断されたことを理由に演奏活動からの引退を発表した[5]。
ディスコグラフィー
[編集]ソロ・アルバム
[編集]- 1978年 『Circuit Queen』 (Capitol)
- 1984年 『Soulful Dress』 (Rounder)
- 1985年 『Hot Tamale Baby』 (Rounder)
- 1989年 『Gatorhythms』 (Rounder)
- 1994年 『Blue House』 (Rounder)
- 1997年 『Let Me Play With Your Poodle』 (Rounder)
- 2001年 『Presumed Innocent』 (Alligator)
- 2003年 『So Many Rivers』 (Alligator)
- 2004年 『Live At Waterloo Records』 (Alligator) ※限定版ミニライブアルバム
- 2005年 『Live! Down The Road』 (Alligator)
- 2008年 『Peace, Love & BBQ』 (Alligator)
- 2011年 『Roadside Attractions』 (Alligator)
- 2014年 『The Tattooed Lady And The Alligator Man』 (Alligator)
- 2018年 『Shine Bright』 (Alligator)
フリーダ・アンド・ザ・ファイアドッグス
[編集]- 1979年 『Live From The Old Soap Creek Saloon』 (Big Wheel)
- 2002年 『Freda And The Firedogs』(フレダ・アンド・ザ・ファイアドッグス) (Plug Music) ※1972年録音
共作アルバム
[編集]参加作品
[編集]- ドン・ワイズ : 『On The Verge Of Survival』 (2000年、Horn O'Copia)
- Various Artists : 『Patchwork: A Tribute To James Booker』 (2003年、STR Digital) ※ジェイムズ・ブッカーのトリビュート・アルバム
- ニューオーリンズ・ソシアル・クラブ : 『Sing Me Back Home』 (2006年、Burgundy/Honey Darling) ※デュエット with アーマ・トーマス。「Look Up」に参加
- Various Artists : 『Goin' Home: A Tribute To Fats Domino』 (2007年、Vanguard) ※ファッツ・ドミノのトリビュート・アルバム。デュエット with アーマ・トーマス。「I Can't Get New Orleans Off My Mind」に参加
- Dave Alvin and the Guilty Women : 『Dave Alvin And The Guilty Women』 (2009年、Yep Roc) ※with デイヴ・アルヴィン。「The Guilty Women」バンドのメンバーとして参加
出典
[編集]- 1 2 Marcia Ball biography
- 1 2 allmusic Marcia Ball biography
- ↑ “Marcia Ball - Musicians / Band”. New Orleans & Company. 2025年10月29日閲覧。
- ↑ “Freda And The Firedogs - Biography”. Freda And The Firedogs. 2025年10月29日閲覧。
- ↑ “TEXAS ROOTS AND BLUES SINGER, SONGWRITER AND PIANIST MARCIA BALL ANNOUNCES RETIREMENT FROM TOURING”. Alligator Records (2025年10月28日). 2025年10月29日閲覧。