マーケットプロファイル
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マーケットプロファイル（英語: Market Profile）とは、市場分析の手法であるテクニカル分析の手法のひとつ。シカゴ商品取引所会員のJ. Peter Steidlmayerによって開発された。
概略[編集]
それ以前に存在した手法であるミニマムトレンドを改良・精緻化したものである[1]。
30分毎の値動きにローマ字を当てはめ、その分布状況で以後の株価推移を分析するテクニカル指標である。
通常デイトレードに使用される。
例[編集]
ある商品の一日の値動きについて、付いた値を30分ごとにバツ印を付けて記録したとする[2]。
- 106円：XX
- 105円：XXX
- 104円：XXXXX
- 103円：XXXXXX
- 102円：XXXXXXX
- 101円：XXXX
- 100円：XXX
これがミニマムトレンドである。どの価格に滞在した時間が多いかが分かる。Steidlmayerはこれを改良して、取引時間帯に特定のアルファベットを当てはめるようにした。例えば取引開始から30分間をA、次の30分間をB、以下C、D…として記録していって、
- 106円：AC
- 105円：ACD
- 104円：ABCDF
- 103円：ABCDFG
- 102円：BCDEFGH
- 101円：DEFH
- 100円：EFH
のようになったとする。これがマーケットプロファイルである[3]。
脚注[編集]
- ^ Steidlmayer 2003, p. 27.
- ^ Steidlmayer 2003, p. 26.
- ^ Steidlmayer 2003, pp. 21–22.
参考文献[編集]
- J. Peter Steidlmayer; Steven B. Hawkins (2003) (英語). Steidlmayer on Markets: Trading with Market Profile. John Wiley & Sons. ISBN 9780471420989 2022年1月13日閲覧。
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