マーキュリー・リンクス

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マーキュリー・リンクス
後期型3ドアハッチバック
Mercury Lynx.jpg
後期型ステーションワゴン
Mercury Lynx Wagon.jpg
前期型5ドアハッチバック
1982MercuryLynx.jpg
乗車定員 5人
全長 4163mm
全幅 1674mm
全高 1354mm
ホイールベース 2393mm
車両重量 965kg
先代 マーキュリー・ボブキャット
後継 マーキュリー・トレーサー
-自動車のスペック表-

マーキュリー・リンクス(Mercury Lynx)はフォード・モーターがかつて生産していたマーキュリーディビジョン向けのハッチバック型及びステーションワゴン型の自動車である。

概要[編集]

1981年、北米版フォード・エスコートの高級仕様姉妹車としてマーキュリーディビジョンより発売された。これは米国フォード初の小型FF車であり、それまでのマーキュリー・ボブキャット(フォード・ピントの姉妹車)に代わってフォードの最小クラスを受け持つ車でもあった。ボディ形状は当初3ドアハッチバックと5ドアワゴンで構成され、1982年に5ドアハッチバックが追加された。デザインは同時期にマスタングを手掛けたチームが担当し、マスタング同様にハッチバックながらノッチを持つテールゲートを持つ。

エンジンはヨーロッパフォードが開発した1.6リッター直列4気筒SOHCを搭載。1984年にはマツダ製2リッターディーゼルエンジンと1.6リッターターボを、1985年には1.9リッター直列4気筒を加え、バリエーションを増やしていった。サスペンションは当時のこのクラスの車としては異例とも言える、ストラットによる4輪独立懸架を採用した。これにより、高い走行性能とスペース効率を実現している。

リンクスはマーキュリーブランドでのベストセラーとなるなど、販売は好調であった時期もあったが徐々に売れ行きが悪くなり、エスコートよりも早い1987年に生産が中止された。そしてマツダ・ファミリアをベースとしたマーキュリー・トレーサーへ取って代わられた。

関連項目[編集]